2021年07月27日にアイドルシミュレーションゲーム最新作「Idol Manager」のPC版が発売されました。購入を検討されている方向けに推奨スペックと必要動作環境(CPU,グラボ、メモリ、HDD容量など)を解説していきます。
記事公開日:2021/8/10 作成
最終更新日:2021/10/07 更新4回目
アイキャッチ画像利用元:https://store.steampowered.com/app/821880/Idol_Manager/?l=japanese
目次
- PC版Idol Manager推奨動作環境/最低スペック表
- 公式サイト/購入サイト
- Idol Managerの推奨動作環境 解説
- ゲーミングノートPCについて
- メルカリなどのフリマで売られている中古ゲーミングPCについて
- 現在使用しているPCのスペックを調べる方法
- Idol Managerが遊べる推奨スペックまとめ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- オススメゲーミングPCメーカー
- 人気PCゲーム紹介
- 2021年版ゲーミングPC考察
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
PC版Idol Manager推奨動作環境/最低スペック表
一般的に必要動作環境はゲームが起動できるかという条件で快適に遊べるわけではありません。画質を低設定にし解像度を下げてプレイする必要があります。
推奨スペックは明記されていない限り、一般的なモニタ解像度であるフルHD(1920x1080)解像度でゲーム内の画質設定:中で60FPSや高設定(最高設定ではない)で30FPSが出るスペックが記載されるケースが多くなっています。
公式サイト/購入サイト
Idol Managerの推奨動作環境 解説
次は推奨動作環境について詳しく解説していきます。
OS
最新のWindowsは2021年10月05日に登場したWindows11ですが、Windows10も併売されています。理由は後述します。
古いバージョンの7や8.1でもOSが64bit版であればプレイすることができます。現在販売されているWindows10と11は全て64bit版ですので、64bitであるかは気にする必要はありません。現在も古いOSであるWindows7を使用している方は2020年の1月14日に開発元であるMicrosoftのサポートが終了した(新しいバグや脆弱性が発見されても保証されなくなり乗っ取られるリスクが高まった)ため、現在もWindows7のゲーミングPCを利用している方は早急に買い替えの検討を進める必要があります。
Windows11が2021年10月05日より提供開始されましたが、スペックを満たしていればWindows10から無料でアップグレードできますし、完全な新OSではなく、元々Windows10の大規模アップデートプログラムがマーケティングの都合でWindows11という名称になっただけです。
Windows11は新OSではないとはいえ、提供開始当初はゲームプレイに影響を与える恐れが高い(Windows11利用者のみゲーム中に不具合が発生・PC周辺機器やソフトが非対応など。既にAMD製CPUでFPSが低下する問題が発生)ので、PCゲーム用PCにおいて提供されたばかりの新OSを選ぶ価値は今の所ありません。
容量/ストレージ
ストレージの必要容量は1GBと昨今のPCゲームと比較するとかなり小さい容量といえます。可能であればHDDではなくSSDにしておくとPCやゲームの起動時間が短縮され快適なPCライフを送ることが出来ますのでオススメです。2019年以降の大型PCゲームは100GBを超えるタイトルも出てきたので、SSDの場合は可能であれば500GB以上のモデルを選んでおくと良いでしょう。
CPU
CPUは2GHzとクロック数だけ明記されています。全体的にかなり軽いゲームなので、ここ5-6年以内に購入したi3CPU以上であれば問題なく遊べます。
【CPUのモデルと性能について】
CPUはIntel社がここ10年近く圧倒的なシェアを維持してきましたが、業界2位のAMDが2017年からRyzenシリーズを発売し好評を得ています。CPUの選択肢はこの2社のCPUのどちらかを選ぶ事になります。
CPUはIntelとAMD両方とも、製品名からある程度の性能を把握する事が可能で
Intelは「Core iの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなり、AMDも「Ryzenの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなります。
i9やRyzen9はグラボを含めて超ハイエンドで構成する場合にのみ選択肢となるので、通常は意識する必要はありません。CPUだけ高性能にするよりも全体のスペックを上げるほうがコスパよくゲームを高画質でプレイできます。
IntelとAMD共に一桁の数字の後ろにつく四桁の数字が世代や世代内のグレードを表していて千の位が世代。百の位が同モデル、同世代間の性能差を表しています。例えば「core i7-8700」より「core i7-9700」の方が新しく性能が高くなりますし、「Core i5-8400」と「core i5-8500」は世代は同じですが8500の方が若干性能が高くなります。
ゲーミングPCとしてのCPUは予算を抑える場合「5」のモデル。可能であれば「7」のモデルにすると推奨スペックを満たすゲームが増えます。
Idol Managerの推奨スペックを満たすゲーミングPCを現在、新しく購入する場合のCPU候補としては
Intelの場合はi3-10100(11100)番台以上
AMDの場合はRyzen5 3500番台以上が推奨スペックを満たしつつ人気のCPUとなります。
メモリ
メモリ8GBを推奨動作環境とするゲームが多い中、Idol Managerのメモリ推奨動作環境は4GBとかなり軽いです。最近のPCゲームの中には8GBや16GBメモリを必要とするタイトルも少しずつ増えてきているので、CPUやグラボを高性能なモデルにする場合はメモリも8GBや16GBにしておくとゲーミングPCとしてのバランスが良くなります。逆にメモリを16GB搭載しておけば、数年間はメモリにおいて推奨スペックを満たせない事態(シミュレータやクリエイティブ系など専門性の高いソフトは除く)にはならないと予想されます。
メモリはPC初心者でも、最も簡単に増設できるパーツですので、自身が使用しているPCに合うメモリやメモリ増設の仕方をググったりすれば比較的簡単に容量を増やすことが出来ます。メモリだけスペックを満たしていなければご自身での増設も検討してみましょう。
電源とマザーボード
残りはグラボの解説ですが、その前に推奨スペックで記載されることはないけれども、デスクトップゲーミングPCの構成で見落としがちな「電源」と「マザーボード」に関して簡単に解説しておきます。
電源
電源はPCの各種パーツに電力を供給する重要な役割を担っています。電源には容量と電源効率の二つで性能差があり、基本的にはメーカーがスペックに見合った電源をチョイスしています。容量はW数で記載がありグラボが高性能なモデルほど電源消費量が大きいため電源のW数も大きくなります。
二つ目の電源効率ですが、こちらは「80PLUS」という基準でグレードが分かれています。
左ほど同容量でも価格は上がりますが電源変換効率に優れ電気代が僅かに安くなるといった認識で結構です。但しグレードが高いほど高品質になるので、コスパより信頼性を重視する方はチェックしておきましょう。
20万円以下のゲーミングデスクトップPCには80PLUS BRONZEをメーカーがチョイスしている事が多いですね。RTX3080以上のハイエンドゲーミングPCでは80PLUS GOLD以上が選ばれる事が多いです。
マザーボード
CPUなどの各種パーツを搭載する基盤です。
現行の主流なintelCPUを搭載するデスクトップ向けマザーボードは性能や機能が優れている順にZ590 > H570 > B560 > H510となっており、Z590とH510の平均的な価格差は8千円ほどとなっています。
RTX以上のグラボを搭載する場合はH510やH410マザーボード(チップセット)は不釣り合いなので避けましょう
CPUのOCなど特殊な事をしない限りはZ590である必要はなく、コスパを重視するゲーミングPCとしてはH570やB560(AMDの場合はA520またはB550)で問題ありません。
また、ノートPCに関してですが、ノート用マザボと電源は消費者側から意識する事はないので、気にする必要はありません。
グラボ
推奨環境ではDedicated video 1GB VRAMと専用のビデオメモリ1GBが指定されています。
ほとんどのゲームが快適に遊べない「GT1030」グラボでも専用VRAMを2GB搭載していますのでここ4-5年以内に購入した新品ゲーミングPCであれば推奨スペック以下という事はないでしょう。
そして、Idol Managerの推奨スペックはなのは分かったけどでその他のゲームはどれくらい遊べるのか気になりますよね?それに関しては以下の表をご覧ください。
【2018年以降の大型タイトル及びロングヒットしているゲームの推奨スペック】
※赤文字のタイトルはメモリの推奨スペックが12GBもしくは16GBのタイトルです。
各々予算があるかと思いますが、CPUにi7(ryzen7)、グラボにGTX1060の後継モデルであるGTX1660モデル以上を選んでおくと、大半の最新ゲームや人気ゲームは推奨スペックを満たすと言えます。
但し、推奨スペックの基準は一般的なモニタ解像度であるフルHD(1920x1080)でゲーム設定を中~高にしたときに30-60FPSがでるスペックになっていることが多いため、WQHDや144Hzモニタでゲーム内画質を高~最高画質で最新の重たいゲームを遊びたい場合はRTX3060Ti以上が目安です。
推奨メモリは8GB以下のタイトルが大半ですが、12~16GBを要求するタイトルもあるので、メモリは16GBあると安心です。
【グラボの買い時などについて】
【ハイエンドモデル】
Geforceの最新モデルRTX3000シリーズが2020年9月よりハイエンドモデルから順次発売されています。直近だとRTX3060が2021年2月に発売され、RTX3080Tiと3070Tiが6月に発売されています。
【ミドルレンジモデル】
NVIDIAの旧モデルはハイエンドがRTX、ミドル以下がGTXというブランドでしたが、最新の3000番台からはRTXで統一されます。
最新グラボで最も性能の低いRTX3060は2021年2月に発売されました。RTX3060はRTX2070やRTX2060SUPERと同等の性能です。
RTX3060もだいぶ価格が落ちてきましたが、発売から年数が経過して価格がこなれている既存のGTX1660S以下とはまだ価格差があります。発売時期が未定ですがRTX3050TiやRTX3050が発売されGTX1660S以下の価格に切り込んでいくのは2021年の秋以降になりそうなのでミドルレンジ以下でコスパが良いのは引き続き発売済みのGTX1660(SUPER)やGTX1650ですね。
ノート向けのRTX3000番台は2021年2月下旬から発売開始しました。
【2021年10月現在のデスクトップ向けグラボ単体価格】
※価格.com売れ筋上位製品の平均 特別モデル等や販売台数が少ない製品は除く
- RTX3090 29.1万円(最新超ハイエンド)
- RTX3080Ti 19.4万円
- RTX3080 15.0万円
- RTX3070Ti 12.4万円
- RTX3070 9.9万円
- RTX3060Ti 7.5万円
- RTX3060 6.9万円
- RTX2060 5.8万円(生産再開)
- GTX1660Ti 5.8万円(再販1660SUPERとほぼ同性能)
- GTX1660SUPER 6.3万円
- GTX1660 5.5万円 (販売再開)
- GTX1650SUPER 4.0万円(ごく一部で販売再開)
- GTX1650 2.9万円
- GTX1050Ti 2.3万円
となっています。
PCゲームの推奨スペックはGTX1060 6GBが主流なのでGTX1660やGTX1660SUPER以上だと多くのゲームを画質高設定以上で遊べることになります。
グラボはハイエンドのRTX3090とロープライスなGTX1650を比較すると15倍以上の価格差があるので、予算に応じて選んでいきましょう。あまりにもローエンドな旧モデル(GTX1050やGT1030及びGT710)は逆にコスパが悪くなるので注意してください。
【グラボの高騰はピークアウト】
2021年1月よりマイニング需要のためグラボが高騰を続けていましたが、5月後半で完全にピークアウトしグラボの下落が始まりました。理由としては仮想通貨バブルがはじけてマイニング報酬がピークの半分以下に減った事。RTX3070Tiや3080Tiを始め新規で入荷してくるグラボはマイニング制限版になっている事でマイニング需要が大きく減少したためです。中国がマイニングを禁止して中国向け転売需要が極端に落ち込んだことも影響しています。
以前はRTXグラボはネットでほぼ入手できず店頭にたまに入荷して転売ヤーに刈り取られる異常事態でしたが、6月以降普通にネットでも購入できます。
当ブログでは2週間に1度グラボの価格をチェックしていますが、既に3月頃の価格までグラボの販売価格は戻っています。
グラボ高騰によりゲーミングデスクトップPCを買い控えていた方はチャンスですよ。
【直近のグラボの値動き】
GTX1660SUPERとGTX1660が大幅値上がり
ゲーミングデスクトップとして上記グラボ搭載モデルは7月から値上がりが続いていましたが、とうとうグラボ単体価格も大幅に上昇しました。RTX2060とGTX1660SUPERやGTX1660がほぼ同じ価格なので、現時点でGTX1660SUPERやGTX1660を搭載したゲーミングPCを選ぶ価値は非常に低いと言えます。
RTX3070が大幅安
RTX3070が前月比11,000円安の平均9.9万円と急激に安くなっています。高性能なゲーミングデスクトップPCが欲しい方にはRTX3070搭載ゲーミングデスクトップが買い時となっています。一方でRTX3070Tiは1.6万円高と大幅に価格が上昇しているので注意です。RTX3060Tiも若干安くなっているのでお得ですね。
ゲーミングノートPCについて
ゲーミングPCはデスクトップが基本です。2019年の11月から当ブログの公式LINEで無料相談を承っていますが、なぜか皆さん最初は、ゲーミングノートPCを欲しがる方が多いです。
ゲーミングノートPCには
- 持ち運び可能
- 省スペース
といったメリットがある反面
- デスクトップと同等スペックでも2割程度価格が高い
- 同じグラボ名でもノート用グラボの性能は1段階低い(MAX-Qは2段階低い)
- 重たい 2Kg前後ありACアダプタも大きく重いので、外への持ち運びは結構大変
- 拡張性が非常に低い
- 持ち運びによる紛失や故障のリスクが高まる
- 排熱効率が悪いためゲーム中のFANがうるさい
といったデメリットが大きくなっています。メリットの持ち運び可能という点でも高性能なゲーミングPCは2kg程度がざらで、軽量化のため薄型にしたモデルは排熱効率が落ちるのでリミットがかかってしまい性能を発揮できません。
購入割合はデスクトップが7割以上となっており、ゲーミングノートPCをチョイスする場合は利用の仕方やデメリットを把握したうえで選択しましょう。
※2021年の年明け以降、ノートPCのコスパは相対的に良くなっているので以前より評価は上がっています。重いので外への持ち運びは意外と大変。ゲーム中はFANの音がうるさいという点をしっかり理解した上で購入されるのであればオススメできる状況です。
ちなみに家電量販店で一般家庭用途向けに販売されている一体型PCはゲーミング用途において拡張性がなく、持ち運びできないと悪いとこだらけでメリットが皆無なので極力避けたほうが良いです。
メルカリなどのフリマで売られている中古ゲーミングPCについて
メルカリなどのネットフリマアプリで中古ゲーミングPCの5万円以下の製品をざっと調べてみましたが、約10年前のCPUにグラボも4-5年前のグラボを搭載しているモデルだらけでした。10年間使われてきたCPUやマザボなど、はっきり言ってゲーミングPCではなく、単なる超古いパソコンでしかありません。
それらのオンボロPCを売るためのアピールとして定番なのが軽いPCゲームで人気のあるフォートナイトより更に軽いゲームである「ドラクエ10」や「モンスターハンターフロンティア」のベンチマーク結果「非常に快適」の画像を掲載して、あたかも高性能であるかのように装っています。サーバー用など用途の違うCPUも平気で搭載されていますし、メルカリで購入して数日動作確認して取引完了したらその後の保証がまったくないのが非常にリスキーですね。中古は知識がある方向けです。パーツ単位で故障の切り分けや交換が出来る方でない限り手を出すのは止めておきましょう。
現在使用しているPCのスペックを調べる方法
キーボードの右下(左下)にある「Windowsキー」と「R」キーを同時に押すと
「ファイル名を指定して実行」が表示されます。そこに「dxdiag」と入力してOKを押すと
「DirectX診断ツール」が起動します。最初に表示されている画面で
OS…オペレーティングシステム欄
CPU…プロセッサ欄
メモリ…メモリ欄
で現在のスペックを確認可能です。
グラボは「DirectX診断ツール」の上の方にある「ディスプレイ1」タブをクリックすると確認できます。
Idol Managerが遊べる推奨スペックまとめ
2019年~2021年に発売された他のPCゲームと比較するとメモリの要求スペックが高くなっていました。Idol Managerの推奨スペックを満たすゲーミングPCを買っておけば数年は多くの最新3Dゲームを中設定以上で遊べるでしょう。
※スペックや価格は掲載時の情報です。最新のスペックや価格は画像をクリックするか解説文のリンクから公式の製品ページにてご確認ください。
当ブログではBTOメーカー比較記事をときおり投稿していますが、ドスパラと他のBTOメーカーでは同じ人数がサイトにアクセスすると1.35倍から8.8倍(期間:2019/08/01-2020/01/19)ドスパラの方が売れています。そのためドスパラのモデルを中心にコスパの良いモデルをこれから紹介します。
【最安モデル】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1650 4GB
- メモリ :8GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :450W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B450
- キーボード・マウス付き
ゲーミングPCで有名なドスパラ だと【Lightning AH5】 が最新グラボを搭載した最安ゲーミングPCです。
この価格帯にしては珍しくSSDが高速なNVMeかつ500GBの大容量です。この価格帯だと古い規格のSATA SSDで容量は半分の250GBが選ばれることが多いのですが頑張っていますね!
マイクラのStarter Collectionが無料でついてきますし、ゲーミングデスクトップPCとしては珍しくキーボードとマウスも付属しています。
今回解説しているPCゲームやeスポーツ系の軽いゲームはこのくらいのスペックでも十分遊べます。しかし、
最新のゲームを遊びたい場合、多くのゲームがGTX1060以上を推奨スペックに指定してきます。GTX1060には3GBと6GBの2種類があるのですが、GTX1650はGTX1060 3GBを若干下回るため、推奨スペックを満たさないタイトルがかなり増えてしまいます。ゲーム好きの方やFPS(1秒間の表示コマ数)を求める方は、もっとスペックの良いゲーミングPCが良いでしょう。ゲーム配信や動画エンコードもCPUパワーが上位モデルより性能が低いので不向きです。
【ミドルレンジ】
- CPU :i5-11400
- GPU :GTX1660SUPER 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :550W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B560
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円越えのモデルでは【ガレリアRM5C-G60S】 のコラボモデル版がねらい目です。このモデル、実はドスパラの一覧には掲載されていなくて、たどり着くのが大変なモデルです。同じGTX1660SUPER搭載PCではCPU性能が低いRyzen5 3500のモデルの方が1万円高いという逆転現象が起きており、なんとグラボの性能が1ランク低いGTX1660モデルと同じ価格です。高騰しているGTX1660(SUPER)のゲーミングデスクトップPCの中では比較的まともな価格です。
現在発売されている多くのPCゲームにおいて中~高設定以上で遊べます。
ゲーミングPC裏話10月版
7月以降、GTX1660SUPERとGTX1660はグラボ単体が値下がりしているのに、各社ともにゲーミングデスクトップPCだと逆にどんどん値上げされているのでコスパが悪い状況が続いています。さすがに上げ止まりましたが、今度はGTX1660SUPERとGTX1660グラボの単体価格が大幅に上昇したので、すぐに元に戻るとは考えにくいです。
要因としては
- 【事実】GTX1660やGTX1660SUPERにはRTX3000番台と違いLHR版がなくマイニング需要が若干残っている
- 【事実】GTX1660やGTX1660SUPERは9月に、単体価格が急上昇した
- 【予想】後継のRTX3050TiやRTX3050を今後販売する(正式発表はまだない)ため、生産数が抑えられている
- 【予想】実効為替レートが2015年ぶりの円安となっており、代理店の仕入れ価格が高い
- 【予想】以前と比べ大量仕入れが難しく1台当たりの利益を増やさざるを得ない
といった需要と供給バランスの偏りがGTX1660SUPERとGTX1660で起こっていると考えられます。
すぐにGTX1660番台のゲーミングデスクトップPCが欲しい方以外は、
- しばらく様子をみる
- RTX3060以上を搭載したモデルにする(GTX1600番台と違い値下げされお得)
- 同価格帯のゲーミングノートPCを検討する
といった行動をとられたほうが良いと思います。また最新の情報が分かり次第、当ブログにて情報提供いたします。
【最新グラボで最も安いRTX3060構成】
- CPU :Intel i5-11400
- GPU :RTX3060
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
- 電源 :650W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B560
【ガレリアRM5C-R36】 は2021年2月下旬に発売されたRTX3060を搭載したモデルです。RTX3060はRTX2060SUPERを若干上回る性能となっています。以前はCPUにRyzen5 3600を搭載していたモデルの方が安かったのですが、現在はIntelが2021年春に発売された第11世代CPUを搭載した上記モデルの方が安いので同じ価格でも性能がアップしています。
正直、今すぐGTX1660やGTX1660SUPER搭載のゲーミングデスクトップPCを今すぐ買うよりもお金を貯めてRTX3060搭載モデルを購入した方がコスパがよいです。
ドスパラでは2021/10/05 22:00~2021/10/28まで対象のゲーミングPCを購入すると10月26日発売の「Marvel's Guardians of the Galaxy」8,800円相当が無料で貰えます。そこまで注目されているタイトルではありませんが、無料で新作の高いゲームが貰えるなら遊んでみたいですね。
【最新世代ハイスペック構成】
- CPU :Intel
- GPU :RTX3070
- メモリ :16GB
- SSD :1TB(1000GB) NVMe
- 電源 :750W静音電源 80PLUS GOLD
- マザボ :H570
【ガレリア XA7C-R37】 は旧世代の最高性能モデルRTX2080Tiと同等性能を誇るRTX3070を搭載したモデルです。私はRTX3070を発売初日に購入しましたが、非常に満足しています。2020年のNo.1PCゲーム「Cyberpunk2077」はPS4版はグラフィックを荒くして発売されましたが、PS4のスペックが低すぎてまともに遊べず返金騒動に発展した中、RTX3070グラボ搭載ゲーミングPCで快適に遊んでいます。
先月まで2020年に発売されたRyzen5を搭載したモデルが同じ値段で販売されていましたが、上記モデルは最新i7で同じ値段とこちらもコスパがよくなっています。
この機種もバンドルキャンペーンの対象です。
レイトレ対応ゲームにてレイトレをONにしてもゲームプレイに支障が出ないFPSを維持できるのもハイスペックゲーミングPCの魅力です。
レイトレにあまり興味がない方やFPSを重視する方、そして高性能モデルでもコスパを意識したい方は、最新Ryzen5 5600XとRX6700XTを搭載した【ガレリア XA5R-67XT】 が非常にオススメです。
【価格を抑えたエントリー向けノート】
- CPU :i5-10300H
- GPU :GTX1650Ti
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
ゲーミングノートPCでこの価格まで抑えてるのはすごいですね!5月下旬に、価格が1万円も下がりました。
【ガレリアGCL1650TGF】 は2019年から2020年5月までドスパラのノートPC人気ランキング1-3位内にほぼ居続けたエントリー向けのNo.1機種の後継機です。
上記モデルが在庫切れの場合、次にオススメな10万円切りノートは【ガレリアRL5R-G50T】 です。
旧モデルからCPUとグラボが最新モデルになったことで価格とそれ以外のスペックは変わらず性能だけアップしているコスパが優秀なゲーミングノートPCです。注意点としてノート向けGTX1650Tiなので最新の重たいPCゲームは中設定以下でプレイすることになり快適には遊べませんが、発売から数年経過しているゲームやE-sports系の軽いゲームであれば高設定でもかなり快適に遊ぶことが出来ます。ライトゲーマーや学生にオススメできるゲーミングノートですね。コスパが良すぎて私も実際に購入してしまいました。
この機種はCPUが2020年モデルなので、価格が抑えられています。ノート向けのCPUは1年程度で新しいCPUが発売されますがゲーム性能は1世代程度ではあまり向上しません。その割に新CPU搭載モデルは価格はリセットされて高くなるのでコスパが悪化します。
ドスパラでも2021年製CPU搭載モデルが先日から発売開始しました。オススメとして紹介している2020年CPUモデルは既にドスパラのゲーミングノートページの一覧から消えており間もなく販売終息する可能性が高いのでエントリーゲーミングノートPCをコスパよく購入されたい方はお早めに。
【ロングセラーのINTELコラボモデルが在庫限りの超特価】
- CPU :i7-9750H
- GPU :RTX2070 MAX-Q
- メモリ :16GB
- SSD :1TB(1000GB) NVMe
ロングセラーゲーミングノートPC【INTELコラボモデル】 が10月に入り、一気に3.6万円の値下げ(在庫限りの売り尽くし値下げ)とドスパラが久しぶりにブッコんできました🤯!このゲーミングノートPCはINTELコラボモデルとして2019年秋に発売され長年売り上げ上位にいたロングセラー品です。発売当初は税込み27.5万円と非常に高価でしたね。昨年も秋に大幅値下げ(18万円前後になった)されて人気が再来するなど息の長いゲーミングノートPCです。
このモデルがドスパラで発売されてからドスパラのゲーミングノートPCは他のモデルも洗練されていった記憶があります。
このゲーミングノートPCはゲーミングノートPCの短所をカバーしているのが特徴です。
- 重量がわずかに軽い:1.87Kg(他のモデルは2.0~2.1Kg)
- 騒音がローエンドゲーミングノート並みに静か 測定時55dB
- バッテリー持続時間が長い:10時間(他のモデルは4~7時間)
そのため、他のゲーミングノートPCよりも通常のノートPCに少しだけ近い使い心地になっているのがロングセラーの秘密でしょう。
注意点として性能は最新のRTX3060搭載ノートより劣り、GTX1660SUPERやGTX1660Ti搭載のゲーミングデスクトップPCに近い性能となっています。そのため重たいゲーム(Cyberpunk2077やBF2042など)にはパワー不足です。もちろんGTX1650TiやRTX3050Tiノートよりはパワフルです。
ですので、コスパ・外への持ち運び・騒音量の3つを重視したミドルレンジゲーミングノートPCとして非常にオススメできます。
私も2020年夏にゲーミングノートPCを購入していなかったら、今間違いなく購入しています。在庫限りの上記バナーがドスパラに掲載されていたので気になる方はお早めに
【最新RTX3060ゲーミングノート】
- CPU :i7-10875H
- GPU :RTX3060
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
ゲーミングノートPCを選ぶ場合、予算が許すのであればハイスペックなモデルを選ぶ事をオススメします。理由としては購入後にCPUやグラボの交換が出来ず数年後にゲームタイトルの推奨スペックが上がってきてもアップグレード出来ないためです。ですので、購入時点である程度高いスペックを購入しておくことで長く最新ゲームを快適に遊べるようにしたいですね。
ドスパラでもRTX3060を搭載したゲーミングノート がとうとう発売されました!
こちらの機種も早速レビューしてみました。
【高性能RTX3070ゲーミングノート】
マウスコンピューターも期間限定のセールを行うようになり、お買い得なモデルが増えています。
G-Tune H5のメモリ32GB版とG-Tune H5のメモリ16GB版が交互にセールになっているので、要チェックです。
ドスパラでは最新のゲーミングノートはRTX3060を搭載したモデルしかありませんが、マウスコンピューターの場合、それよりも高性能なRTX3070を搭載したゲーミングノートPCがセール対象になっている場合があり、より高性能なゲーミングノートを購入したい方にオススメできます。マウスコンピューターは24時間x356日電話対応などサポートが他社より優れており、価格を最重要視しているというよりも安心安全を売りにしているように感じています。
この機種はなんと液晶が240Hzなので高性能なスペックをフルに活用できます。1ボタンで性能とFANの騒音を調整できる機能があり、「静穏モード」は大幅にFANの音が抑えられる(-10dB程度)わりに性能の低下は少なくゲーミングノートのデメリットをひとつ消している名機です。
みんなのゲーミングPC購入価格
いくつかのゲーミングPC構成パターンを紹介しましたが、PC構成の幅は広いですし予算との兼ね合いでどれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われますので参考までにみんなのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
オススメゲーミングPCメーカー
最近の3DオンラインゲームはCPUにi5かi7。グラボはGTX1060が一般的でGTX1070やGTX1660を推奨動作環境に指定してくるタイトルも増えてきました。ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、こちらのメーカーがオススメですよ。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。5社で似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラ の機種がコスパNo.1になります。
マウスコンピューター
マウスコンピューターもセールを行うようになり依然と比べてお得なモデルも増えてきています。ゲーミングデスクトップPCの上位機種は高級家電のような佇まいで人気がありますね。
パソコン工房
ときおりドスパラよりもお買い得なモデルがあるパソコン工房 。ノートPCのコスパが良い傾向にあります。
フロンティア
FRONTIERは台数限定のセール品のお買い得度が高い事が多いです。通常製品を選ぶ価値はあまりないかも。
サイコム
徹底的にカスタマイズにこだわりたい方や、マザボや電源など各種パーツの製品名まで指定したい方などPC製品の知識がある方向けなのがBTOパソコンのサイコム です。
マイニングベース
LEDライトでの見栄えを重視するなマイニングベースのゲーミングPCがおすすめです。
LENOVO
【Lenovo】の場合、セール品がタイミングによっては狙い目になります。
HP
HPも同じくゲーミングPCセール がお買い得です。最近2台ほど実機レビューしました。
その他ゲーミングPCメーカー
その他にもDELL、MSI、Razer、ASUSなど色々なメーカーがゲーミングPCを販売しています。
ドスパラ以外のメーカーを比較したい場合
スペックに対する価格を重視するとドスパラの製品が優秀なので、オススメPCとしてはドスパラのゲーミングPCを中心に紹介してきました。他のメーカーも気になる方は、こちらの比較記事をご覧ください。
人気PCゲーム紹介
2021年版ゲーミングPC考察
週間人気ゲーミングPC記事ランキング