バトルロイヤル系のFORTNITEはライトゲーマーにも人気のゲームです。PC版でのプレイを検討されている方向けに推奨スペックと必要動作環境(CPU,グラボ、メモリ、HDD容量など)を確認していきます。この記事を読むことでフォートナイトを快適に遊ぶことが出来るスペックが分かります。フォートナイトが快適に遊べるノートPCも紹介していますよ!
2019/01/03 作成
2021/02/05 更新29回目 最新情報に更新
アイキャッチ画像引用元:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/homeの動画内から
目次
- PC版 フォートナイト 推奨動作環境/最低スペック表
- 公式サイト
- サイト公式LINE@でゲーミングPC購入に関する無料相談受付中
- 10万円以下で安く買うフォートナイトが快適に遊べるゲーミングPC
- FORTNITEの推奨動作環境
- グラボが高騰品薄中!?
- グラボスペックとFortniteの画質別FPS
- バトロワゲームの推奨スペックについて
- ゲーミングノートPCについて
- メルカリなどのフリマで売られている中古ゲーミングPCについて
- 現在使用しているPCのスペックを調べる方法
- フォートナイトが遊べる推奨スペックまとめ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- オススメゲーミングPCメーカー
- 人気PCゲーム紹介
- 2021年版ゲーミングPC考察
- 週間人気記事ランキング
PC版 フォートナイト 推奨動作環境/最低スペック表
※一般的に必要動作環境はゲームが起動できるかという条件で快適に遊べるわけではありません。
推奨スペックは明記されていない限り、ゲーム内の画質設定を中設定にした場合にフルHD(1920x1080)解像度で60FPSが出るスペックが記載されるケースが多くなっています。
同じバトロワ系のPCゲームだとAPEX LEGENDやPUBGがありますが、推奨スペックはフォートナイトが一番軽いですね。APEXやPUBGはグラボに1世代前のグラボGTX1060が推奨となっています。
公式サイト
チャプター2が2019年10月14日から始まりましたね!
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10万円以下で安く買うフォートナイトが快適に遊べるゲーミングPC
【最安モデル】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1650 4GB
- メモリ :8GB
- SSD :500GB NVMeSSD
- 電源 :450W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B450
- キーボード・マウス付き
ゲーミングPCで有名なドスパラ だと【Lightning AH5】
が最新グラボを搭載した最安ゲーミングPCです。
この価格帯にしては珍しくSSDが高速なNVMeかつ500GBの大容量です。この価格帯だと古い規格のSATA SSDで容量は半分の250GBが選ばれることが多いのですが頑張っていますね!
今回解説しているPCゲームはこのくらいのスペックでも十分遊べます。しかし、
最新のゲームを遊びたい場合、多くのゲームがGTX1060以上を推奨スペックに指定してきます。GTX1060には3GBと6GBの2種類があるのですが、GTX1650はGTX1060 3GBを若干下回るため、推奨スペックを満たさないタイトルがかなり増えてしまいます。ゲーム好きの方やFPS(1秒間の表示コマ数)を求める方は、もっとスペックの良いゲーミングPCが良いでしょう。ゲーム配信や動画エンコードもCPUパワーが上位モデルより性能が低いので不向きです。
【コスパ重視】
- CPU :Ryzen5 3500X
- GPU :GTX1660SUPER 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :A450
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円以下のモデルでは【ガレリアRM5R-G60S】 のコスパが非常に優秀ですね。
2021年1月から続くグラボの高騰で各メーカーのゲーミングデスクトップPCが大幅に値上がりする中、この機種は昨年12月の激安価格とスペックを維持している鬼コスパマシンです。
現在発売されている多くのPCゲームにおいて中~高設定以上で遊べるコスパ抜群のゲーミングPCです。
【どうしてもノートが良い方】
- CPU :i5-10300H
- GPU :GTX1650Ti
- メモリ :16GB
- SSD :500GB NVMeSSD
ゲーミングノートPCでこの価格まで抑えてるのはすごいですね!
【ガレリアGCL1650TGF】 は2019年から2020年5月までドスパラのノートPC人気ランキング1-3位内にほぼ居続けたエントリー向けのNo.1機種の後継機です。旧モデルからCPUとグラボが最新モデルになったことで価格とそれ以外のスペックは変わらず性能だけアップしているコスパが優秀なゲーミングノートPCです。注意点としてノート向けGTX1650Tiなので最新の重たいPCゲームは中設定以下でプレイすることになりますが、発売から数年経過しているゲームやE-sports系の軽いゲームであれば高設定でもかなり快適に遊ぶことが出来ます。ライトゲーマーや学生にオススメできるゲーミングノートですね。コスパが良すぎて私も実際に購入してしまいました。ゲーミングデスクトップPCが高騰する中で、逆に今年に入って3000円安くなっているので、よりお買い得になっています。
もっと安い最安モデルが良い方は【GCL1650TGF 10200Hモデル】 がありますが、CPUの最大クロックが低いので注意です。
FORTNITEの推奨動作環境
次は推奨動作環境について詳しく解説していきます。
OS
最新のWindowsはWindows10です。古いバージョンの7や8.1でもOSが64bit版であればプレイすることができます。基本的に現在販売されているWindowsは64bit版ですので、64bitであるかはあまり気にする必要はありません。Windows7は2020年の1月に開発元であるMicrosoftのサポートが終了したため、現在も利用している方は本格的に買い替えの検討を進めた方が良いでしょう。
HDD/容量
HDDの必要容量は20GBと昨今のオンラインゲームと比較する少な目の容量といえます。可能であればHDDではなくSSDにしておくとPCやゲームの起動時間やゲームのロード時間が短縮され快適なPCライフを送ることができますのでオススメです。SSDの場合は240GB以上のモデルを選んでおくと良いでしょう。
CPU
CPUは型番の指定されていない「i5」が推奨スペックとなっています。
【CPUのモデルと性能について】
CPUはIntel社がここ10年近く圧倒的なシェアを維持してきましたが、業界2位のAMDが2017年にRyzenシリーズを発売し好評を得ています。CPUの選択肢はこの2社のCPUのどちらかを選ぶ事になります。
CPUはIntelとAMD両方とも、製品名からある程度の性能を把握する事が可能で
Intelは「Core iの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなり、AMDも「Ryzenの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなります。AMDのみ最上位モデルは数字ではなく「Threadripper」というブランドになっています。ゲーミングPCとしてのCPU候補は「5」以上になります。予算が許すのであれば「7」にしておくと推奨スペックを満たすゲームが増えるのでオススメです。
IntelとAMD共に一桁の数字の後ろにつく四桁の数字が世代や世代内のグレードを表していて千の位が世代。百の位が同モデル、同世代間の性能差を表しています。例えば「core i7-8700」より「core i7-9700」の方が新しく性能が高くなりますし、「Core i5-8400」より「core i5-8500」の方が若干性能が高くなります。
ゲーミングPCとしてのCPUは予算を抑える場合「5」のモデル。可能であれば「7」のモデルにすると推奨スペックを満たすゲームが増えます。
ゲーミングPCとして2021年04月現在、新しく購入する場合のCPU候補としては
Intelの場合はi5-10400(11400)番台以上
AMDの場合はRyzen 5 3500以上が推奨スペックを満たすモデルとなります。
メモリ
メモリ8GBを推奨動作環境とするゲームが多い中、フォートナイトのメモリ推奨動作環境モ8GBとなっています。
メモリはPC初心者でも、最も簡単に増設できるパーツですので、自身が使用しているPCに合うメモリやメモリ増設の仕方をググったりすれば比較的簡単に容量を増やすことが出来ます。メモリだけスペックを満たしていなければご自身での増設も検討してみましょう。
電源とマザーボード
残りはグラボの解説ですが、その前に推奨スペックで記載されることはないけれども、デスクトップゲーミングPCの構成で見落としがちな「電源」と「マザーボード」に関して簡単に解説しておきます。
電源
PCの各種パーツに電力を供給する重要な役割を担っています。電源には容量と電源効率の二つで性能差があり、基本的にはメーカーがスペックに見合った電源をチョイスしています。容量はW数で記載がありグラボが高性能なモデルほど電源消費量が大きいため電源のW数も大きくなります。
二つ目の電源効率ですが、こちらは「80PLUS」という基準でグレードが分かれています。
左ほど同容量でも価格は上がりますが電源変換効率に優れ電気代が僅かに安くなるといった認識で結構です。但しグレードが高いほど高品質になるので、コスパより信頼性を重視する方はチェックしておきましょう。
20万以下のゲーミングデスクトップPCには80PLUS BRONZEをメーカーがチョイスしている事が多いですね。RTX2080やRTX2080Ti搭載のハイエンドゲーミングPCでは80PLUS GOLD以上が選ばれます。
マザーボード
CPUなどの各種パーツを搭載する基盤です。
現行の主流なintelCPUを搭載するマザーボードは性能や機能が優れている順にZ490 > H470 > B460 > H410となっており、Z470とH410の平均的な価格差は6千円ほどとなっています。
避けてほしいマザーボード(チップセット)は「H410」です。CPUとメモリ間のデータ転送速度が他のマザーボードよりも遅いため、同じCPUとグラボそしてメモリを搭載してもH410マザボではFPSが低下します。i7やRTXグラボなど初心者でも分かりやすいスペックだけにこだわってマザーボードにはH410を使っている機種がとあるメーカーで販売されていたので、必ず確認しておきましょう。
CPUのOCなど特殊な事をしない限りはZ470である必要はなく、コスパを重視するゲーミングPCとしてはH470やB460(AMDの場合はA320またはB450)で問題ありません。
グラボ
推奨環境で指定されているのはGTX660と3世代も前のミドルレンジグラボが指定されています。現行モデルですとGTX1050Tiもあれば十分推奨環境を満たすと言えるでしょう。
一般的なモニタの解像度「1920x1080」においてフォートナイトの最高画質で常時60FPSを出すにはGTX1050Tiが必要になってきます。
そして、フォートナイトの推奨スペックはGTX1050で快適に遊ぶにはGTX1050Tiが必要なのは分かったけど、その他の人気ゲームはどれくらい遊べるのか気になりますよね?それに関しては以下の表をご覧ください。
【2018年以降の大型タイトル及びロングヒット中の人気タイトル推奨スペック】
※赤文字のタイトルはメモリの推奨スペックが12GBもしくは16GBのタイトルです。
各々予算があるかと思いますが、CPUにi7(ryzen7)、グラボにGTX1060の後継モデルであるGTX1660以上を選んでおくと、大半の最新ゲームは推奨スペックを満たすので中設定以上で遊べることになります。最新の重たいゲームを高画質で遊びたい場合はRTX2070以上が目安です。
【グラボの買い時などについて】
【ハイエンドモデル】
Geforceの最新モデルRTXシリーズが2020年9月よりハイエンドモデルから順次発売されています。直近だとRTX3060Tiが発売され、今後はRTX3060とRTX3050が予定されています。
【ミドルレンジモデル】
NVIDIAの現行モデルはハイエンドがRTX、ミドル以下がGTXというブランドでしたが、最新の3000番台からはRTXで統一されます。既存のGTX1660S以下と最新グラボの価格帯が被るのは2021年秋以降になりそうなのでミドルレンジ以下でコスパが良いのは引き続き発売済みのGTX1660SUPERやGTX1650ですね。
ノート向けのRTX3000番台は2021年2月下旬から発売です。
【2021年02月現在のデスクトップ向けグラボ単体価格】
※価格.com売れ筋上位5製品の平均 特別モデル等は除く
- RTX3090 22.7万円(最新超ハイエンド)
- RTX3080 14.3万円
- RTX3070 8.5万円(RTX2080Ti相当)
- RTX3060Ti 8.3万円(RTX2080SUPER相当)
- GTX1660Ti 3.4万円
- GTX1660SUPER 3.1万円
- GTX1660 3.0万円
- GTX1650SUPER 2.5万円
- GTX1650 1.8万円
- GTX1050Ti 1.8万円
となっています。
2020年2月~5月にかけてコロナの影響でグラボの生産能力が落ち、逆にテレワークでPC需要が高まったことでグラボの価格は値上がり傾向にありました。RTX3090と3080と秋以降に順次発売されて以降は旧グラボのRTX製品は在庫がなくなりもう見かけなくなりました。
最新の重たいゲームの推奨スペックはGTX1060 6GBが主流なのでGTX1660SUPER以上だと多くのゲームを画質中設定以上で遊べることになります。
グラボはハイエンドのRTX3090とロープライスなGTX1650を比較すると15倍以上の価格差があるので、予算に応じて選んでいきましょう。あまりにもローエンドな旧モデル(GTX1050やGT1030及びGT710)は逆にコスパが悪くなるので注意してください。
グラボが高騰品薄中!?
RTX3000番台のグラボは発売当初からRTX3080が品薄状態で、RTX3070も在庫確保のため発売が2週間延期されていました。元々需要に対して供給が追い付いていなかった(1月のNVIDIA公式発表でRTX2000番台の初動4か月より2倍以上売れているとの情報あり)のですが、2020年11月よりマイニング需要が復活して、更に需要が高まりました。そのため年末年始の商戦が終わったタイミングでグラボメーカーが販売価格の引き上げを発表し、既に単体でのグラボ購入は12月より割高になっています。
例えばRTX3080の平均価格は発売当初より3-4万円上がりましたし、RTX3060TiはRTX3070の発売当時の価格まで上がっています。
ゲーミングPCにおいては、去年の11月から12月にかけて、それまでコロナで半年以上値下げが止まっていた分が一気に適用され同じスペックでも大幅に価格が下がりました。ゲーミングPCメーカーが保有するグラボも枯渇してきたので、少なくとも今後数か月は同等スペックにおいて値下げに期待できない状況となります。
裏を返せば、今ゲーミングPCを買っておけば、陳腐化せず価値が長持ちする絶好の機会とも言えますので、現在検討中の方は早めに買ってもよいと思います。
グラボスペックとFortniteの画質別FPS
Fortniteを家庭用ゲーム機で遊んでいるけど、より高画質・高FPSを求めてPC版で遊びたい方向けにグラボと画質別の平均FPS目安をまとめました。画面の解像度は全て一般的なフルHD(1920x1080)です。60FPSを上回り144FPSまでモニタで出力するには144Hz対応のモニタが別途必要です。144Hz対応でないとPCのスペックが良くても1秒間に60コマ(60FPS)までしか表示されません。
グラボと画質別FPS表
海外ベンチマークを参照したり私が実際に測定したFPSとなっています。ですのでCPUは統一されていません。
上記の表はデスクトップPCのグラボです。ノート用のグラボは同名でも性能が低くなっています。目安としては1グレード下の性能と考えてください。MAX-Qグラボは2グレード下のデスクトップPCグラボと同程度の性能です。
例:ノート版RTX2070 MAX-Qはデスクトップ版GTX1660Tiと同等の性能。
上の表を分析するとFortniteは軽いゲームなので
最高画質で60FPS以上出したい場合は…GTX1650SUPER以上
高画質で144FPS以上出したい場合は…GTX1660SUPER以上であればよいことが分かります。
最高画質の144FPSはRTX2080SUPERもしくはRTX2080Tiが必要とハードルが高くなっています。
画質別のスクショ比較
【最高設定】
最高画質はくっきりとして、かつ細部まで細かく描写されている綺麗なグラフィックです。
【高設定】
最高設定には劣るものの画質が大きく落ちた感じはしません。
【中設定】
中設定は急にぼやけた感じになり、高設定との差を実感できます。
【低設定】
更に画質が悪くなり、オブジェクトの質感が荒くなります。最高設定と比べると別ゲーと感じるほどグラフィックが汚いですね。画質の違いはゲーム中にフルスクリーンで表示すると、いっそう差を実感出来ます。人によって異なるでしょうが耐えられるのは中~高設定まででしょう。
バトロワゲームの推奨スペックについて
FortniteのPC版が遊びたくてゲーミングPCの購入を検討している方は当ブログの公式LINEに相談に来た方の中にも多くいらっしゃいました。ほとんどの方がSwitchやPS4でフォートナイトを既に遊んでいるけど、もっと高画質・高FPSで遊びたい・もっとうまくなりたいからという理由でPC版でのプレイを望んでいる方が多かったです。
FortniteはPCゲームの中では軽い部類のゲームだという事はこれまでの解説で把握したかと思いますが、同じジャンルである「バトロワ系」の中でも比較してみましょう。
【バトロワ系の推奨スペック】
並べてみるとフォートナイトはバトロワ系の中でも軽いゲームだという事が分かりやすいですね。
ゲーミングノートPCについて
ゲーミングPCはデスクトップが基本です。2019年の11月から当ブログの公式LINEで無料相談を承っていますが、なぜか皆さん最初はゲーミングノートPCを欲しがります。
ゲーミングノートPCには
- 持ち運び可能
- 省スペース
といったメリットがある反面
- デスクトップと同等スペックでも2割以上価格が高い
- 同じグラボ名でもノート用グラボの性能は1段階低い(MAX-Qは2段階低い)
- 拡張性が非常に低い
- 持ち運びによる紛失や故障のリスクが高まる
- 排熱効率が悪いためゲーム中のFANがうるさい
といったデメリットが大きくなっています。メリットの持ち運び可能という点でも高性能なゲーミングPCは2kg越えがざらで、軽量化のため薄型にしたモデルは排熱効率が落ちるのでリミットがかかってしまい性能を発揮できません
購入割合はデスクトップが7割以上となっており、ゲーミングノートPCをチョイスする場合は利用の仕方やデメリットを把握したうえで選択しましょう。
メルカリなどのフリマで売られている中古ゲーミングPCについて
メルカリなどのネットフリマアプリで中古ゲーミングPCの5万円以下の製品をざっと調べてみましたが、約10年前のCPUにグラボも3-4年前のグラボを搭載しているモデルだらけでした。10年間使われてきたCPUやマザボなど、はっきり言ってゲーミングPCじゃなくて、単なる超古いパソコンでしかありません。
それらのオンボロPCを売るためのアピールとして定番なのがフォートナイトより更に軽いゲームである「ドラクエ10」のベンチマーク結果「非常に快適」の画像を掲載して、あたかも高性能であるかのように装っています。サーバー用など用途の違うCPUも平気で搭載されていますし、メルカリで購入して数日動作確認して取引完了したらその後の保証がまったくないのが非常にリスキーですね。中古は知識がある方向けです。パーツ単位で故障の切り分けや交換が出来る方でない限り手を出すのは止めておきましょう。
現在使用しているPCのスペックを調べる方法
キーボードの右下にある「Windowsキー」と「R」キーを同時に押すと
「ファイル名を指定して実行」が表示されます。そこに「dxdiag」と入力してOKを押すと
「DirectX診断ツール」が起動します。最初に表示されている画面で
OS…オペレーティングシステム欄
CPU…プロセッサ欄
メモリ…メモリ欄
で現在のスペックを確認可能です。
グラボは「DirectX診断ツール」の上の方にある「ディスプレイ1」タブをクリックすると確認できます。
フォートナイトが遊べる推奨スペックまとめ
2017年~2021年に発売された他のPCゲームと比較すると比較的軽いゲームで要求するスペックも低くなっていました。
公開された推奨スペックを最新モデルの同等スペック以上に直してゲーミングPCの構成を何パターンか組んでみます。
※各モデルの画質別FPS目安はCPUとグラボを元に海外ベンチマークを参照したりや別機種の同等構成で私が計測した数値を含みます。プレイするモードやMAPなどでもFPSは上下しますので参考程度にされてください。グラボのドライババージョンなどでも上下します。モニタの解像度は一般的なフルHD(1920x1080)解像度です。
【最安モデル】
【Lightning AH5 Fortnite平均FPS目安】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1650 4GB
- メモリ :8GB
- SSD :500GB NVMeSSD
- 電源 :450W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B450
- キーボード・マウス付き
ゲーミングPCで有名なドスパラ だと【Lightning AH5】
が最新グラボを搭載した最安ゲーミングPCです。
この価格帯にしては珍しくSSDが高速なNVMeかつ500GBの大容量です。この価格帯だと古い規格のSATA SSDで容量は半分の250GBが選ばれることが多いのですが頑張っていますね!
今回解説しているPCゲームはこのくらいのスペックでも十分遊べます。しかし、
最新のゲームを遊びたい場合、多くのゲームがGTX1060以上を推奨スペックに指定してきます。GTX1060には3GBと6GBの2種類があるのですが、GTX1650はGTX1060 3GBを若干下回るため、推奨スペックを満たさないタイトルがかなり増えてしまいます。ゲーム好きの方やFPS(1秒間の表示コマ数)を求める方は、もっとスペックの良いゲーミングPCが良いでしょう。ゲーム配信や動画エンコードもCPUパワーが上位モデルより性能が低いので不向きです。
【コスパ重視】
【ガレリアRM5R-G60S Fortnite平均FPS目安】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1660SUPER 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :A450
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円以下のモデルでは【ガレリアRM5R-G60S】 のコスパが非常に優秀ですね。
2021年1月から続くグラボの高騰で各メーカーのゲーミングデスクトップPCが大幅に値上がりする中、この機種は昨年12月の激安価格とスペックを維持している鬼コスパマシンです。
現在発売されている多くのPCゲームにおいて中~高設定以上で遊べるコスパ抜群のゲーミングPCです。
【ハイスペックな構成】
【ガレリアXA7C-R37 Fortnite平均FPS目安】
- CPU :Intel i7-10700
- GPU :RTX3070
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
- 電源 :650W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :H470
【ガレリア XA7C-R37】 は旧世代の最高性能モデルRTX2080Tiと同等性能を誇るRTX3070を搭載したモデルです。私も先日RTX3070を購入しましたが、非常に満足しています。この前発売された2020年のNo.1PCゲーム「Cyberpunk2077」はPS4版はPS4のスペックが低すぎてまともに遊べず返金騒動に発展した中、RTX3070グラボ搭載ゲーミングPCで快適に遊んでいます。
レイトレ対応ゲームにてレイトレをONにしてもゲームプレイに支障が出ないFPSを維持できるのもハイスペックゲーミングPCの魅力です。
【価格を抑えたエントリー向けノート】
【ガレリアGCL1650TGF Fortnite平均FPS目安】2020/09/15更新
- CPU :i5-10300H
- GPU :GTX1650Ti
- メモリ :16GB
- SSD :500GB NVMeSSD
ゲーミングノートPCでこの価格まで抑えてるのはすごいですね!
【ガレリアGCL1650TGF】 はCPUに2019年から2020年5月までドスパラのノートPC人気ランキング1-3位内にほぼ居続けたエントリー向けのNo.1機種の後継機です。CPUとグラボが発売されたばかりの最新モデルになったことで価格とそれ以外のスペックは変わらず性能だけアップしているコスパが優秀なゲーミングノートPCです。注意点としてがノート向けGTX1650Tiなので最新の重たいPCゲームは中設定以下でプレイすることになりますが、発売から数年経過しているゲームやE-sports系の軽いゲームであれば高設定でもかなり快適に遊ぶことが出来ます。ライトゲーマーや学生にオススメできるゲーミングノートですね。
コスパが良すぎて私も実際に購入してしまいました。
もっと安い最安モデルが良い方は【GCL1650TGF 10200Hモデル】 がありますが、CPUの最大クロックが低いので注意です。
【ハイスペックゲーミングノート】
【ガレリアGCR2070RGF-QC-G Fortnite平均FPS目安】
- CPU :i7-10875H
- GPU :RTX3060
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
ゲーミングノートPCを選ぶ場合、予算が許すのであればハイスペックなモデルを選ぶ事をオススメします。理由としては購入後にCPUやグラボの交換が出来ず数年後にゲームタイトルの推奨スペックが上がってきてもアップグレード出来ないためです。ですので、購入時点である程度高いスペックを購入しておくことで長く最新ゲームを快適に遊べるようにしたいですね。
ドスパラでもRTX3060を搭載したゲーミングノート がとうとう発売されました!2年近くドスパラで人気だったRTX2070 MAX-Qモデル(デスクトップPCのGTX1660SUPER相当)が今でも税込み18.1万円なので発売されたばかりにもかかわらずお買い得です。
こちらの機種も早速レビューしてみました。
みんなのゲーミングPC購入価格
いくつかのゲーミングPC構成パターンを紹介しましたが、PC構成の幅は広いですし予算との兼ね合いでどれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われますので参考までにみんなのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
オススメゲーミングPCメーカー
最近の3DオンラインゲームはCPUにi5かi7。グラボはGTX1060が一般的でGTX1070やGTX1660を推奨動作環境に指定してくるタイトルも増えてきました。ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、こちらのメーカーがオススメですよ。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。5社で似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラ
の機種がコスパNo.1になります。
マウスコンピューター
マウスコンピューターもセールを行うようになり依然と比べてお得なモデルも増えてきています。ゲーミングデスクトップPCの上位機種は高級家電のような佇まいで人気がありますね。
パソコン工房
ときおりドスパラよりもお買い得なモデルがあるパソコン工房 。ノートPCのコスパが良い傾向にあります。
フロンティア
FRONTIERは台数限定のセール品のお買い得度が高い事が多いです。通常製品を選ぶ価値はあまりないかも。
ASUS
ASUSの公式オンラインストアASUS Storeでは不定期でキャンペーンを開催しており、お買い得なモデルが見つかるかもしれません。ASUSではゲーミングノートが人気ですね。
サイコム
徹底的にカスタマイズにこだわりたい方や、マザボや電源など各種パーツの製品名まで指定したい方などPC製品の知識がある方向けなのがBTOパソコンのサイコム です。
マイニングベース
LEDライトでの見栄えを重視するなマイニングベースのゲーミングPCがおすすめです。
LENOVO
LENOVOの場合、セール品がタイミングによっては狙い目になります。
その他ゲーミングPCメーカー
HP、DELL、MSI、Razerなど色々なメーカーがゲーミングPCを販売しています。
ドスパラ以外のメーカーを比較したい場合
スペックに対する価格を重視するとドスパラの製品が優秀なので、オススメPCとしてはドスパラのゲーミングPCを中心に紹介してきました。他のメーカーも気になる方は、こちらの比較記事をご覧ください。
人気PCゲーム紹介
2021年版ゲーミングPC考察
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