ゲーミングPCメーカーの徹底比較を行う記事です。価格の安さなどのコスパ面を始めカスタマイズ性・アフターサービスなど項目ごとに比較していきます。
記事公開日:2019/10/26
最終更新日:2020/09/16 更新8回目 PC更新
目次
- 総合評価
- コスパ評価
- カスタマイズ性
- サイトの閲覧性
- メーカーの人気度
- アフターサービス
- 口コミ評価
- 出荷の速さ
- E-sportsへの取り組み
- その他
- おすすめメーカー徹底比較まとめ
- おすすめゲーミングPC
- みんなのゲーミングPC購入価格
- オススメゲーミングPCメーカー
- 人気PCゲーム紹介
- 2021年版ゲーミングPC考察
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
総合評価
1位:ドスパラ 合計スコア91
公式サイト:ドスパラ
圧倒的なスコア差で1位になりました!全体的に高いスコアで2位と20点以上スコア差があります。詳しい項目ごとの比較や点数については後ほど詳しく解説します。
2位:マウスコンピューター 合計スコア66(4ポイントダウン)
公式サイト:マウスコンピューター
スペックを見比べてのコスパは他のメーカーと比べると劣りますが、TVCMを行っている事での知名度の高さやアフターサービスが充実しており、BTO-PCとは思えないデザイン性に優れたPCケースが売りとっています。
3位:Sycom 合計スコア64
公式サイト:サイコム
メーカーや型番まで指定できるカスタマイズ性が売りとなっています。ある程度パーツ知識のある方が好んで購入する傾向にあります。
4位:パソコン工房 合計スコア63
公式サイト:パソコン工房
出荷の遅さとサイトの見づらさがマイナス評価となり僅差の4位となりましたが、台数限定ではないモデルのコスパはドスパラと争う競争力があります。特にゲーミングノートPCのコスパが優れている傾向にありますね。
5位:フロンティア 合計スコア58
公式サイト:【FRONTIER】
FRONTIERは台数限定モデルがお得です。カスタマイズ性などコスパ以外の全体的なスコアが低めなので5位になりました。コスパを最重要視する方はサイトを覗いてみるのをオススメします。
コスパ評価
ゲーミングPCの比較で、もっとも重要なのは構成に対してのコスパです。コスパ項目の合計は30点満点で評価しました。ゲーミングPCはデスクトップが7-8割を占めているのでデスクトップの点数を高く設定しています。
評価対象はデスクトップがRyzen5+GTX1660Tiの価格重視モデル。人気機種のRTX2070S。ハイエンドのRTX2080Sを比較しました。ノートPCはRTX2070とGTX1660Tiのモデルを比較しています。
各社のスペックのずれに関してはカスタマイズで対応できる場合はその価格を適用し、ない場合は価格.comの最安値から1.2倍(組み込み動作確認工賃分)した額を足し引きしています。
【コスパ比較表】
コスパが最も優秀なのは【FRONTIER】 です。ただし【FRONTIER】
は定期開催している台数限定モデルが基準になっているため、供給が不安定ですし構成もコロコロ変わります。安定して供給されていて値下げやアップグレードがほとんど元に戻らないメーカーだとドスパラ
が最もコスパに優れています。
ゲーミングノートPCに関してはパソコン工房 も奮闘していますね。マウスコンピューター
は価格面では他社と比べるとかなり割高です。
また、サイコム は他のBTOゲーミングPCメーカーと性質が異なるので単純なコスパ比較では不利になります。サイコム
の特徴に関しては後程解説します。
カスタマイズ性
BTOゲーミングPCは基本構成からパーツを変更して自分の好みにカスタマイズできるのが人気の理由に挙げられます。各社のカスタマイズ性について10点満点で評価しました。調査項目はカスタマイズの品目数(周辺機器はのぞく)、カスタマイズの種類、型番記載のあるパーツ数を比較しています。
【カスタマイズ性比較表】
カスタマイズ性に最も優れているのはサイコム です。サイコム
では基本構成のパーツはもちろん、ほとんどのカスタマイズパーツのメーカーと型番が記載されており、「グラボは人気A社のこのモデル。メモリは信頼性のあるB社のこのモデル」といった詳細なカスタマイズが可能です。自作代行に近いので、ある程度PCパーツの知識がある方向けといえるでしょう。
一般的なBTOゲーミングPCメーカーの中でカスタマイズ性が最も高いのはドスパラ ですね。【FRONTIER】
は台数限定品のコスパが良いのですがカスタマイズ性では劣る結果となりました。
サイトの閲覧性
BTOゲーミングPCメーカーでゲーミングPCを購入するためにサイトを閲覧した際のユーザビリティを5点満点で評価します。
【サイト閲覧性比較表】
サイトのみやすさに関してはドスパラ とマウスコンピューター
が優れていますね。スペック別にわかりやすく表で記載されていますし、サイトデザインも洗練されています。単純な製品の紹介だけでなく「モノからコトへ」をコンセプトにブランドイメージを構築しているのが伝わってきます。
パソコン工房 はモデルが多すぎてどのモデルが自分にとっての最適解なのか正直混乱します。ゲーミングPCのTOPページも他社と比べると情報量が多すぎるように感じます。
メーカーの人気度
メーカーごとの人気度を当サイト経由での購入率で測定しました。
【人気度比較表】
ドスパラ とマウスコンピューター
では、同じ人数がメーカーのサイトに訪問した際にドスパラ
のほうが4倍以上購入されています。
アフターサービス
ゲーミングPCは高価な買い物ですし、購入後の万が一の故障などのトラブル時におけるアフターサービスは大切ですよね。購入後のサポート体制についても比較してみました。
【サポート比較表】
購入後のサポートではマウスコンピューターが最も優秀です。24時間・365日対応しているだけでなく、故障品の到着から72時間以内に修理を完了するという体制も整えています。コスパ面では劣っていたマウスコンピューター
ですが、購入後のトラブル時の対応力を重視する場合、購入を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。
口コミ評価
当サイトの独自分析だけでなくSNS上の口コミも調べてみました。1日のメーカー名の言及量やYahooのAI分析による感情割合(%)を元に評価しています。
【口コミ評価比較表】
Twitter上でつぶやかれている回数が多いのは圧倒的にドスパラ でした。マウスコンピューター
やパソコン工房
も知名度の高さから回数が多いですね。サイコム
は言及量こそ少ないもののSNS上での評判は良いようです。
出荷の速さ
購入した後は1日も早くゲーミングPCを受け取りたいですよね。各社の出荷の速さも比較していきましょう。売れ筋モデル(売れ筋がわからないメーカーは他社の売れ筋と近いスペックのモデルを調査)の出荷スピードを調査しました。
【出荷スピード比較表】2019/12/22最新版
ゲーミングPCの購入が毎年増加する12月に出荷スピードの測定を再度実施しました。
結果はドスパラ が圧倒的ですね。ドスパラはキッティング工場の規模がもともと大きく、ピーク時に人件費が増えてもいいから出荷スピードを最優先している模様。
【出荷スピード比較表】2019/09 過去版
調査時は2019年9月末で消費税増税の駆け込み需要があったので各社とも普段より出荷が遅れている中でドスパラ は一部モデルで通常時より出荷が遅れていたものの、売れ筋のRTX2070S搭載ゲーミングPCは当日~翌日出荷と普段と変わらない非常に速い出荷スピードでした。
各社ともにカスタマイズを行うと出荷が遅れる傾向にあるのでそこは理解しておきましょう。サイコム はカスタマイズがかなり豊富なため1台1台自作しているのと変わりません。そのため出荷スピードは繁忙期以外でも他社と比べて遅い傾向にあります。
E-sportsへの取り組み
ここ数年E-sportsの盛り上がりが年々拡大しています。ゲーミングPCメーカーとしてはE-sportsと関わり合いがブランドイメージに大きく影響するため、調査対象としました。調査内容は以下の通りです。
- プロゲームチームをスポンサードしているか
- E-sports大会を開催または主催しているか
- 大会への機材提供を行っているか
- E-sports施設の運営を行っているか
- 高校生ー大学生など若者世代への支援をおこなっているか
【E-sportsへの取り組み比較表】
E-sportsの発展に熱心に取り組んでいるのはドスパラ です。上の条件をすべて満たしていますし、全国高校E-sports大会など大規模なイベンドや高校へのE-sports部発足支援を行うなど将来への投資にも積極的です。各社ともにプロゲームチームへのスポンサードは当たり前になってきている中で、ドスパラ
のように一歩踏み込んだ対応が今後のブランドイメージ構築にあたり重要になってくると思われます。
その他
比較の最後に個別で項目として取り上げるほどではありませんが、ゲーミングPC購入のプロセスにかかわってくるポイントを調査しました。1点目が支払方法の多様性で2点目がその他の評価ポイントです。
【その他 比較表】
支払方法の種類が最も多かったのはドスパラ でした。ドスパラ
では大手ゲーミングPCメーカーで唯一キャッシュレス決済による5%還元を行っているのでコスパの面からも非常に優秀ですね。その他の追加評価としてマウスコンピューター
はPCケースに非常に力を入れていて洗練されたデザインと利便性が融合されています。サイコム
はカスタマイズ性の評価でも紹介しましたが、ほぼすべてのパーツにメーカーと型番記載があるのでゲーミングPCのパーツ知識がある方にとって魅力的なメーカーとなっています。
おすすめメーカー徹底比較まとめ
【評価一覧表】
総合的にはドスパラ が最も評価が高くなりました。サイトも見やすいですし、初めてゲーミングPCを購入する方にオススメできます。ゲーミングPCの外観や利便性を重視したり購入後のサポートに重きを置く場合は価格は高めですがマウスコンピューター
が良いですね。ある程度パーツ知識のある方や好きなパーツメーカーがある場合はサイコム
がピッタリです。
おすすめゲーミングPC
最後に総合評価1位となったドスパラ のゲーミングPCでおすすめの機種を紹介します。
【最安モデル】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1650 4GB
- メモリ :8GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :450W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B450
- キーボード・マウス付き
ゲーミングPCで有名なドスパラ だと【Lightning AH5】
が最新グラボを搭載した最安ゲーミングPCです。
この価格帯にしては珍しくSSDが高速なNVMeかつ500GBの大容量です。この価格帯だと古い規格のSATA SSDで容量は半分の250GBが選ばれることが多いのですが頑張っていますね!
マイクラのStarter Collectionが無料でついてきますし、ゲーミングデスクトップPCとしては珍しくキーボードとマウスも付属しています。
今回解説しているPCゲームやeスポーツ系の軽いゲームはこのくらいのスペックでも十分遊べます。しかし、
最新のゲームを遊びたい場合、多くのゲームがGTX1060以上を推奨スペックに指定してきます。GTX1060には3GBと6GBの2種類があるのですが、GTX1650はGTX1060 3GBを若干下回るため、推奨スペックを満たさないタイトルがかなり増えてしまいます。ゲーム好きの方やFPS(1秒間の表示コマ数)を求める方は、もっとスペックの良いゲーミングPCが良いでしょう。ゲーム配信や動画エンコードもCPUパワーが上位モデルより性能が低いので不向きです。
【ミドルレンジ】
- CPU :i5-11400
- GPU :GTX1660SUPER 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :550W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B560
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円越えのモデルでは【ガレリアRM5C-G60S】 のコラボモデル版がねらい目です。このモデル、実はドスパラの一覧には掲載されていなくて、たどり着くのが大変なモデルです。同じGTX1660SUPER搭載PCではCPU性能が低いRyzen5 3500のモデルの方が1万円高いという逆転現象が起きており、なんとグラボの性能が1ランク低いGTX1660モデルと同じ価格です。高騰しているGTX1660(SUPER)のゲーミングデスクトップPCの中では比較的まともな価格です。
現在発売されている多くのPCゲームにおいて中~高設定以上で遊べます。
ゲーミングPC裏話10月版
7月以降、GTX1660SUPERとGTX1660はグラボ単体が値下がりしているのに、各社ともにゲーミングデスクトップPCだと逆にどんどん値上げされているのでコスパが悪い状況が続いています。さすがに上げ止まりましたが、今度はGTX1660SUPERとGTX1660グラボの単体価格が大幅に上昇したので、すぐに元に戻るとは考えにくいです。
要因としては
- 【事実】GTX1660やGTX1660SUPERにはRTX3000番台と違いLHR版がなくマイニング需要が若干残っている
- 【事実】GTX1660やGTX1660SUPERは9月に、単体価格が急上昇した
- 【予想】後継のRTX3050TiやRTX3050を今後販売する(正式発表はまだない)ため、生産数が抑えられている
- 【予想】実効為替レートが2015年ぶりの円安となっており、代理店の仕入れ価格が高い
- 【予想】以前と比べ大量仕入れが難しく1台当たりの利益を増やさざるを得ない
といった需要と供給バランスの偏りがGTX1660SUPERとGTX1660で起こっていると考えられます。
すぐにGTX1660番台のゲーミングデスクトップPCが欲しい方以外は、
- しばらく様子をみる
- RTX3060以上を搭載したモデルにする(GTX1600番台と違い値下げされお得)
- 同価格帯のゲーミングノートPCを検討する
といった行動をとられたほうが良いと思います。また最新の情報が分かり次第、当ブログにて情報提供いたします。
【最新グラボで最も安いRTX3060構成】
- CPU :Intel i5-11400
- GPU :RTX3060
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
- 電源 :650W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B560
【ガレリアRM5C-R36】 は2021年2月下旬に発売されたRTX3060を搭載したモデルです。RTX3060はRTX2060SUPERを若干上回る性能となっています。以前はCPUにRyzen5 3600を搭載していたモデルの方が安かったのですが、現在はIntelが2021年春に発売された第11世代CPUを搭載した上記モデルの方が安いので同じ価格でも性能がアップしています。
正直、今すぐGTX1660やGTX1660SUPER搭載のゲーミングデスクトップPCを今すぐ買うよりもお金を貯めてRTX3060搭載モデルを購入した方がコスパがよいです。
ドスパラでは2021/10/05 22:00~2021/10/28まで対象のゲーミングPCを購入すると10月26日発売の「Marvel's Guardians of the Galaxy」8,800円相当が無料で貰えます。そこまで注目されているタイトルではありませんが、無料で新作の高いゲームが貰えるなら遊んでみたいですね。
【最新世代ハイスペック構成】
- CPU :Intel
- GPU :RTX3070
- メモリ :16GB
- SSD :1TB(1000GB) NVMe
- 電源 :750W静音電源 80PLUS GOLD
- マザボ :H570
【ガレリア XA7C-R37】 は旧世代の最高性能モデルRTX2080Tiと同等性能を誇るRTX3070を搭載したモデルです。私はRTX3070を発売初日に購入しましたが、非常に満足しています。2020年のNo.1PCゲーム「Cyberpunk2077」はPS4版はグラフィックを荒くして発売されましたが、PS4のスペックが低すぎてまともに遊べず返金騒動に発展した中、RTX3070グラボ搭載ゲーミングPCで快適に遊んでいます。
先月まで2020年に発売されたRyzen5を搭載したモデルが同じ値段で販売されていましたが、上記モデルは最新i7で同じ値段とこちらもコスパがよくなっています。
この機種もバンドルキャンペーンの対象です。
レイトレ対応ゲームにてレイトレをONにしてもゲームプレイに支障が出ないFPSを維持できるのもハイスペックゲーミングPCの魅力です。
レイトレにあまり興味がない方やFPSを重視する方、そして高性能モデルでもコスパを意識したい方は、最新Ryzen5 5600XとRX6700XTを搭載した【ガレリア XA5R-67XT】 が非常にオススメです。
【価格を抑えたエントリー向けノート】
- CPU :i5-10300H
- GPU :GTX1650Ti
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
ゲーミングノートPCでこの価格まで抑えてるのはすごいですね!5月下旬に、価格が1万円も下がりました。
【ガレリアGCL1650TGF】 は2019年から2020年5月までドスパラのノートPC人気ランキング1-3位内にほぼ居続けたエントリー向けのNo.1機種の後継機です。
上記モデルが在庫切れの場合、次にオススメな10万円切りノートは【ガレリアRL5R-G50T】 です。
旧モデルからCPUとグラボが最新モデルになったことで価格とそれ以外のスペックは変わらず性能だけアップしているコスパが優秀なゲーミングノートPCです。注意点としてノート向けGTX1650Tiなので最新の重たいPCゲームは中設定以下でプレイすることになり快適には遊べませんが、発売から数年経過しているゲームやE-sports系の軽いゲームであれば高設定でもかなり快適に遊ぶことが出来ます。ライトゲーマーや学生にオススメできるゲーミングノートですね。コスパが良すぎて私も実際に購入してしまいました。
この機種はCPUが2020年モデルなので、価格が抑えられています。ノート向けのCPUは1年程度で新しいCPUが発売されますがゲーム性能は1世代程度ではあまり向上しません。その割に新CPU搭載モデルは価格はリセットされて高くなるのでコスパが悪化します。
ドスパラでも2021年製CPU搭載モデルが先日から発売開始しました。オススメとして紹介している2020年CPUモデルは既にドスパラのゲーミングノートページの一覧から消えており間もなく販売終息する可能性が高いのでエントリーゲーミングノートPCをコスパよく購入されたい方はお早めに。
【ロングセラーのINTELコラボモデルが在庫限りの超特価】
- CPU :i7-9750H
- GPU :RTX2070 MAX-Q
- メモリ :16GB
- SSD :1TB(1000GB) NVMe
ロングセラーゲーミングノートPC【INTELコラボモデル】 が10月に入り、一気に3.6万円の値下げ(在庫限りの売り尽くし値下げ)とドスパラが久しぶりにブッコんできました🤯!このゲーミングノートPCはINTELコラボモデルとして2019年秋に発売され長年売り上げ上位にいたロングセラー品です。発売当初は税込み27.5万円と非常に高価でしたね。昨年も秋に大幅値下げ(18万円前後になった)されて人気が再来するなど息の長いゲーミングノートPCです。
このモデルがドスパラで発売されてからドスパラのゲーミングノートPCは他のモデルも洗練されていった記憶があります。
このゲーミングノートPCはゲーミングノートPCの短所をカバーしているのが特徴です。
- 重量がわずかに軽い:1.87Kg(他のモデルは2.0~2.1Kg)
- 騒音がローエンドゲーミングノート並みに静か 測定時55dB
- バッテリー持続時間が長い:10時間(他のモデルは4~7時間)
そのため、他のゲーミングノートPCよりも通常のノートPCに少しだけ近い使い心地になっているのがロングセラーの秘密でしょう。
注意点として性能は最新のRTX3060搭載ノートより劣り、GTX1660SUPERやGTX1660Ti搭載のゲーミングデスクトップPCに近い性能となっています。そのため重たいゲーム(Cyberpunk2077やBF2042など)にはパワー不足です。もちろんGTX1650TiやRTX3050Tiノートよりはパワフルです。
ですので、コスパ・外への持ち運び・騒音量の3つを重視したミドルレンジゲーミングノートPCとして非常にオススメできます。
私も2020年夏にゲーミングノートPCを購入していなかったら、今間違いなく購入しています。在庫限りの上記バナーがドスパラに掲載されていたので気になる方はお早めに
【最新RTX3060ゲーミングノート】
- CPU :i7-10875H
- GPU :RTX3060
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMe
ゲーミングノートPCを選ぶ場合、予算が許すのであればハイスペックなモデルを選ぶ事をオススメします。理由としては購入後にCPUやグラボの交換が出来ず数年後にゲームタイトルの推奨スペックが上がってきてもアップグレード出来ないためです。ですので、購入時点である程度高いスペックを購入しておくことで長く最新ゲームを快適に遊べるようにしたいですね。
ドスパラでもRTX3060を搭載したゲーミングノート がとうとう発売されました!
こちらの機種も早速レビューしてみました。
【高性能RTX3070ゲーミングノート】
マウスコンピューターも期間限定のセールを行うようになり、お買い得なモデルが増えています。
G-Tune H5のメモリ32GB版と
G-Tune H5のメモリ16GB版が交互にセールになっているので、要チェックです。
ドスパラでは最新のゲーミングノートはRTX3060を搭載したモデルしかありませんが、マウスコンピューターの場合、それよりも高性能なRTX3070を搭載したゲーミングノートPCがセール対象になっている場合があり、より高性能なゲーミングノートを購入したい方にオススメできます。マウスコンピューターは24時間x356日電話対応などサポートが他社より優れており、価格を最重要視しているというよりも安心安全を売りにしているように感じています。
この機種はなんと液晶が240Hzなので高性能なスペックをフルに活用できます。1ボタンで性能とFANの騒音を調整できる機能があり、「静穏モード」は大幅にFANの音が抑えられる(-10dB程度)わりに性能の低下は少なくゲーミングノートのデメリットをひとつ消している名機です。
みんなのゲーミングPC購入価格
いくつかのゲーミングPC構成パターンを紹介しましたが、PC構成の幅は広いですし予算との兼ね合いでどれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われますので参考までにみんなのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
オススメゲーミングPCメーカー
最近の3DオンラインゲームはCPUにi5かi7。グラボはGTX1060が一般的でGTX1070やGTX1660を推奨動作環境に指定してくるタイトルも増えてきました。ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、こちらのメーカーがオススメですよ。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。5社で似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラ
の機種がコスパNo.1になります。
マウスコンピューター
マウスコンピューターもセールを行うようになり依然と比べてお得なモデルも増えてきています。ゲーミングデスクトップPCの上位機種は高級家電のような佇まいで人気がありますね。
パソコン工房
ときおりドスパラよりもお買い得なモデルがあるパソコン工房 。ノートPCのコスパが良い傾向にあります。
フロンティア
FRONTIERは台数限定のセール品のお買い得度が高い事が多いです。通常製品を選ぶ価値はあまりないかも。
サイコム
徹底的にカスタマイズにこだわりたい方や、マザボや電源など各種パーツの製品名まで指定したい方などPC製品の知識がある方向けなのがBTOパソコンのサイコム です。
マイニングベース
LEDライトでの見栄えを重視するなマイニングベースのゲーミングPCがおすすめです。
LENOVO
【Lenovo】の場合、セール品がタイミングによっては狙い目になります。
HP
HPも同じくゲーミングPCセール がお買い得です。最近2台ほど実機レビューしました。
その他ゲーミングPCメーカー
その他にもDELL、MSI、Razer、ASUSなど色々なメーカーがゲーミングPCを販売しています。
人気PCゲーム紹介
2021年版ゲーミングPC考察
週間人気ゲーミングPC記事ランキング