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THIRDWAVE F-14ICレビュー 口コミ【テレワーク用PC】

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ネットのBTO-PC販売大手のドスパラよりテレワークやビジネス用及び自宅用におすすめのノートPC「THIRDWAVE F-14IC」の実機をお借りしてレビューを行いました。PCの写真を始め、スペック解説やベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。

2021/02/22 作成
2021/02/22 更新

目次

ドスパラ公式サイト

ドスパラ はビジネス用・一般家庭用・ゲーミングPCなど様々なPCのネット販売で有名な企業です。実店舗も2021年2月22日現在、日本各地に21店舗あり、2月27日には愛媛県に新店舗をOPENします。他のドスパラ機のレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。他にも4-5年前に流行したスティックPC購入時にドスパラのお得なアフターサービス「セーフティサービス」や「プレミアムサービス」にも加入したほか、つい先日PCパーツを購入しました。

このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。

レビュアー紹介

当ブログでは普段は通常のPCよりグラフィック性能の高いゲーミングPCやクリエイティブ用途向けのPCを中心にレビューしており、これまでに約60台の機種をレビュー済みです。ほかにはPCゲームタイトル別に快適に遊べるPCスペックやPCパーツの最新情報をお届けしています。

私は6年間IT系の会社でサーバーやネットワーク機器の導入作業や私立大学の新入生向けPC案件に携わってきました。当時はテレワークという言葉はなく、リモートワークやリモート接続という言い回しで客先や外出先からVPNを使いリモートデスクトップで社内環境にアクセスして業務を行う事がありましたね。

今回はビジネスやテレワーク用途向けにレビューを行っていきます。

THIRDWAVE F-14ICについて

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税込み76,890円

※上記画像は2021/02/22時点で取得しています。スペックや金額及びキャンペーン等は変更されている可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

【公式サイト:製品ページはこちら】  

THIRDWAVE F-14ICはドスパラにて販売されている14インチのノートPCです。

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左から税込み76,890円、98,890円、104,390円

THIRDWAVE F-14ICには価格を抑えたOffice未搭載版とOfficel搭載版が用意されています。テレワーク需要でドスパラではビジネス・テレワーク用のPCの売れ行きが非常に伸びているようです。

業務におけるOffice製品について

業務にてOfficeを閲覧し簡単な操作をするだけであればWindows10に標準搭載されている「Office on the web」でこなすことが出来ます。

Office on the web

「Office on the web」は通常のOfficeと仕様が異なっていたり機能が一部制限されているので、Word・Excel・PowerPointが業務と深くかかわっているようであればOffice搭載モデルが必要になります。

GoogleドライブのGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドがOffice製品と親和性がありインポートやエクスポートでOfficeファイルを読み込んだり出力が可能ですがレイアウトが崩れたりする場合があるので、ビジネス用のPCには極力Officeを搭載しておきたいです。社内はともかく取引先とOfficeファイルのやりとりがある場合はOffice製品が必須と言えます。

THIRDWAVE F-14ICのスペック

次はTHIRDWAVE F-14ICのスペックを確認していきます。

メインスペック
OS Windows10 Home 64bit
Office Office 2019搭載モデルあり
CPU Core i5-1035G1
グラボ インテル UHDグラフィックス(CPU内蔵)
メモリ 8GB DDR4 PC4-19200
ストレージ 256GB NVMe接続SSD
ディスプレイ 14インチ非光沢ワイド液晶
フルHD1920x1080解像度
マザーボード インテルチップセット搭載マザーボード
その他スペック
光学ドライブ なし
カードリーダー SDカードリーダー SDXC対応
WEBカメラ ウェブカメラ
有線LAN なし(別途USB-C to 有線LANの変換ポートが必要)
無線LAN Intel Wi-Fi 6 AX201(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth Bluetooth 5.1
バッテリー 約14.4時間
重量 約1.2Kg(バッテリー含む)
サイズ 321(幅)×216.5(奥行き)×17.3(高さ) mm
保証 保証期間1年

  メインスペックからまずはチェックしていくとCPUは低消費電力タイプの「i5-1035G1」を搭載しています。i5なので「Coreiシリーズ」のグレード的には真ん中ですが、一般的なPC作業にi7の性能は必要ない場合がほとんどなので、コスパを重視する場合はi5やi3で十分です。メモリはノートPCとして一般的な8GBを搭載し、データを保管するストレージはNVMeSSDという非常に高速なスペックとなっています。PC全体の挙動が早くなるのでHDDのノートPCと比べるとかなり差がありますね。

その他のスペックもチェックしてみるとZoomなどのWEB会議に必要なウェブカメラも標準搭載されていますし、Bluetooth・SDカードリーダー・高速WiFi対応などノートPCに搭載されていると便利な機能はしっかりカバーしています。

少し気になったのは有線LANや外部映像出力用の専用コネクタが全てUSB-Cになっている点です。ここ数年、薄型軽量ノートは上記のコネクタが非搭載のモデルがトレンドになってきていますが、外出時に変換ケーブルを常に持ち歩いておかないといけないのが難点ですね。

逆にサブディスプレイとしてモバイルモニタを接続する場合などUSB-Cに対応した周辺機器を使う際はUSB-Cから電源も供給できるのでケーブルが1本で済むというメリットもあります。

THIRDWAVE F-14ICの外観

スペックを把握した所で、次はノートPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

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ビジネス用途としてふさわしいシンプルなカラーリングですね。ノートPC本体には指紋が目立たない素材が使用されています。指紋と言えば電源ボタンには指紋認証センサーが搭載されているのでセキュリティが高いノートPCです。

モニタのサイズは14インチとやや大きめの液晶ですがナローベゼル(モニタの外枠の幅が狭く洗練されたデザインになり、PCのサイズを抑える事が出来る)なので本体のサイズは抑えられており321(幅)×216.5(奥行き)×17.3(高さ) mmとなっています。外出時の持ち運びやすさと自宅やオフィスでの使い心地のバランスが良いサイズ感だと思います。

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私の小さい仕事用鞄にもスッポリ入りました。

ACアダプタは低消費電力のCPUを搭載しているおかげで非常にコンパクトで軽量となっています。私は普段消費電力が多いゲーミングPCやクリエイティブノートPCのレビューが中心なので、THIRDWAVE F-14ICのACアダプタがすごく小さい事に感動しました。

モニタ背面の天板にロゴは一切入っていないのでオフィスでも使いやすいデザインです。

【側面】

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THIRDWAVE F-14ICは本体を開いた時にキーボードが持ち上がる「リフトアップヒンジ機構」を採用しており、キーボードに適切な角度がつくためキータイピング時の打ちやすさが向上し疲労感も軽減されます。ノートPCの裏面が机に密着しないため、ノートPCの大きな課題である排熱効率も改善されますね。

【裏面】

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裏面はシンプルです。側面写真で解説した「リフトアップヒンジ機構」で熱を効率よく逃がせるため裏面のメッシュ加工が不要になりPC内部にホコリが溜まりにくくなりますし、耐久性も増しているはずです。

【キーボード】

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レビューのために3日ほど使用しましたが、THIRDWAVE F-14ICの日本語キーボードはキーが大きくて指になじむんですよね。昨年クリエイターの方にドスパラのPCレビューをお願いした時も、キーピッチが広いノートPCの方が好みという声がありました。

THIRDWAVE F-14ICのタッチパッドはクリック部分とマウスカーソル操作部分の境目がないタイプですね。

【液晶】

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液晶は大きめな14インチの非光沢液晶で解像度はデスクトップPCでも一般的になっているフルHD解像度(1920x1080)となっています。4-5年前までノートPCの解像度は1366x768という粗い解像度の製品もあったので、作業スペース的に使いづらいケースもありましたがTHIRDWAVE F-14ICのようにフルHDであれば上記写真のように複数のアプリケーションを同時に閲覧することも可能です。

ちなみに非光沢液晶というのは液晶がテカテカしておらず光の反射が抑えられるので目が疲れにくくなります。家電量販店で並んでいる一般家庭用のノートPCや一体型PCの画面は光沢があるので展示の際に見栄えは良いのですが実際に長時間使用すると目に負担がかかります。ビジネス用としては非光沢液晶を強く推奨します。

【デュアルモニタで業務効率が更にUP!】

14インチ液晶を採用しているTHIRDWAVE F-14ICですが、自宅で利用する際は、モニタを1枚接続してデュアルモニタにするとより快適なPC環境になります。

【ノートPCのデュアルモニタ接続例】

Critea DX-W7|デュアルモニタ

THIRDWAVE F-14ICには映像出力専用のHDMIやDisplayPortコネクタがないため、USB-CをHDMIやDisplayPortに変換するケーブルが別途必要になります。デュアルモニタは画面の面積が2倍になるのでさらに多くの資料を同時に表示できるため作業がはかどります。私はほぼ自宅で仕事をしていますが常時デュアルモニタで作業しています。

モニタはノートPC購入時に一緒に購入してもよいですし、お持ちのモニタを利用しても構いません。新しく購入する際は23-24インチのフルHDモニタが価格も安くオススメです。

THIRDWAVE F-14ICのベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として私が2017年まで使用していた別メーカーのノートPCスコアを掲載します。解像度は全て1920x1080です。

【比較PCスペック】

1.i3-2330M,GT540M,メモリ8GB(ノートPC)購入価格20万円超

【Cine bench】CPUベンチマーク

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THIRDWAVE F-14ICに搭載されているCPU「i5-1035G1」は4コア8スレッドで最大3.6GHzのクロック数となっており低消費電力ながらパワーも備えたCPUです。CPUベンチマークソフトとして有名なCINEBENCHを実行した結果は748ptsとなっており、私が使用していたノートPCより高いスコアでした。

・i3-2230Mノート…404pts

【3DMark TimeSpy】CPU&グラフィックベンチマーク

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3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するので、PCゲーム用のベンチマークです。ゲーミングPCのレビューを行う際に必ず実行されるといってもよい有名ベンチマークソフトです。さすがに専用のグラフィックチップを搭載していないTHIRDWAVE F-14ICではPCゲームは厳しいスコアです。私が使用していたノートPCは性能が低すぎてTimeSpyベンチマークは実行できませんでした。

ビジネス用途でのPCレビューなのでゲームは直接関係ありませんが、例えばAdobeCCなどのクリエイティブソフト(IllustratorやPhotoshop)をノートPCで使用したい方はTHIRDWAVE F-14ICですとスペック的に快適な動作は厳しいので【raytrek G5】 がオススメです。

【SSDベンチマーク】

THIRDWAVE F-14ICではストレージに高速なNVMeSSDを採用しているので、どのくらい高速なのか測定してみました。左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。

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THIRDWAVE F-14ICに搭載されている最新SSDと、私が使用していたノートPCに搭載されている古い規格のSSD、そして一般的なHDDの速度がどれくらい違うのか比較してみましょう。

【古い規格のSSD】

【一般的なHDD】

HDDと比べると雲泥の差ですし、古いSATA接続のSSDと比べても更に高速になっています。私はPCを購入するときは必ずSSDが搭載されたをモデルを選んでいます。SSDの動作に慣れるとHDD搭載PCの遅さにイライラするほど明らかに読み書き速度が違いますね。特にノートPC用のHDDはインチが小さいこともあり、購入から年数が経過してくると起動してまともに触れるようになるまで数分待たないといけない状態になりがちなのでSSDの恩恵は大きいといえます。

今回レビューしているTHIRDWAVE F-14ICですと電源を完全にOFF(スリープではなく、シャットダウンした状態)から電源をONにしてWEBブラウザを開き、入力できるようになるまで、たったの20秒でした。皆さんが使用中のPCはどれくらい時間がかかりますか?

静音性と消費電力

冷却性能に力を入れていないノートPCは新品でも思いのほか冷却FANの音が大きく、気が散ってしまいますし、排熱が追い付かないとPC側でリミッターがかかり本来の性能を引き出すことが出来なくなってしまいます。

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 騒音量を測定できる機器でTHIRDWAVE F-14ICの騒音を測定したところ、電源OFF時も電源ON時も日中の自宅では変化が数値で分からないほど静かでした。PCがアイドル時の数値としては39dB前後です。それに対して私が所有するノートPCは41~48dBとなっており、特にストレージやCPUに負荷がかかった時にFANの音が大きくなりやすかったです。

THIRDWAVE F-14ICのカスタマイズについて

ドスパラのPCは既製品ではなくBTO-PCと呼ばれるユーザーの目的に応じてカスタマイズが可能なPCです。この項目ではテレワークやビジネス用途でオススメのカスタマイズをいくつか紹介します。

【OS】

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ビジネス用途におけるWindows10はPro Editionがほぼ必須といえます。

www.microsoft.com

Pro Editionはセキュリティが強化されており、社内ネットワークに接続するためのドメイン参加もHome Editionでは出来ません。

【セキュリティ対策】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セキュリティ対策

世界的に知名度の高いシマンテックのノートンセキュリティスタンダード30日分が無料でついてきますが、30日版の期限が切れて、あとで個別で購入するより最初から1年版に加入しておいたほうが割安です。

【Office製品】

Critea DX-W7|カスタマイズ|Office

Office personalセットモデルを購入する際に気を付けておきたいのは、Office PersonalにはPowerPointが含まれていない点です。パワポはGoogleスライドで代用するか、Office Home and Businessにアップグレードしましょう。

【セーフティーサービス】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セーフティサービス

ノートPCは持ち運びが多いですし、PC本体がキーボードやモニタと一体化しているので思わぬトラブルに巻き込まれやすい機器です。そんな思わぬトラブルを保証してくれるのがドスパラのセーフティサービスです。

セーフティサービス解説  

 かなり優れたサービスだと感じたので以前ドスパラでスティックPCを購入した際に私もセーフティサービスに加入していました。セーフティサービス加入必須モデルを除き、契約期間の縛りもないのでスティックPCをあまり使わなくなった時にサクッと解約出来ました。2020年6月に購入したPCもセーフティサービスに加入中です。

【その他】

テレワークでビデオ会議をノートPCで行うにはヘッドセットが必要になるので、ヘッドセットも別途購入しておきましょう。

THIRDWAVE F-14ICレビューまとめ

ドスパラのノートPCは2020年春にテレワーク需要で在庫切れモデルが出てしまうほどの人気っぷりでした。今回レビューしたドスパラのノートPC【THIRDWAVE F-14IC】 は価格を抑えながらもナローベゼル・リフトアップヒンジ機構・重量1.2Kgバッテリー駆動14時間など使い心地を重視しており、ビジネス用途での長時間使用に向いているノートPCとなっていました。

テレワークやビジネス用のノートPCやデスクトップPCは今回レビューした機種以外にも多数ドスパラで取り扱っているので是非一度チェックしてみましょう。

【ドスパラ公式サイト】

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