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【ドスパラ】Critea DX-W7レビュー 口コミ【テレワーク用PC】

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ドスパラ|テレワーク用ノートPC|Critea DX-W7|レビュー|口コミ|評判

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ネットのBTO-PC販売大手のドスパラよりテレワークやビジネス用におすすめのノートPC「Critea DX-W7」の実機をお借りしてレビューを行いました。PCの写真を始め、スペック解説やベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。

2020/04/21 作成
2020/06/04 更新

目次

ドスパラ公式サイト

ドスパラ はビジネス用・一般家庭用・ゲーミングPCなど様々なPCのネット販売で有名な企業です。他のドスパラ機のレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。他にも4-5年前に流行したスティックPC購入時にドスパラのお得なアフターサービス「セーフティサービス」や「プレミアムサービス」にも加入したほか、つい先日PCパーツを購入しました。

このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。

レビュアー紹介

当ブログでは普段は通常のPCよりグラフィック性能の高いゲーミングPCやクリエイティブ用途向けのPCを中心に約40台ほどの機種をレビュー済みです。ほかにはPCゲームタイトル別に快適に遊べるPCスペックやPCパーツの最新情報をお届けしています。

私は6年間IT系の会社でサーバーやネットワーク機器の導入作業や私立大学の新入生向けPC案件に携わってきました。当時はテレワークという言葉はなく、リモートワークやリモート接続という言い回しで客先や外出先からVPNを使いリモートデスクトップで社内環境にアクセスして業務を行う事がありましたね。

今回はビジネスやテレワーク用途向けにレビューを行っていきます。

Critea DX-W7について

Critea DX-W7

税込み98,978円

※上記画像は2020/04/21時点で取得しています。スペックや金額及びキャンペーン等は変更されている可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

公式サイト:製品ページはこちら

Critea DX-W7はドスパラにて販売されている15.6インチのノートPCです。

Critea DX-W7|ラインナップ

Critea DX-W7にはOffice未搭載のメモリ16GB版と32GB版、そしてOffice Personal搭載済みメモリ16GB版の合わせて3モデルが用意されています。テレワーク需要でドスパラでもビジネス・テレワーク用のPCの売れ行きが非常に伸びているようで、Office非搭載モデルは1か月以上、在庫切れとなっていましたが再入荷され販売が再開しました。

業務におけるOffice製品について

業務にてOfficeを閲覧し簡単な操作をするだけであればWindows10に標準搭載されている「Office on the web」でこなすことが出来ます。

Office on the web

「Office on the web」は通常のOfficeと仕様が異なっていたり機能が一部制限されているので、Word・Excel・PowerPointが業務と深くかかわっているようであればOffice搭載モデルが必要になります。

GoogleドライブのGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドがOffice製品と親和性がありインポートやエクスポートでOfficeファイルを読み込んだり出力が可能ですがレイアウトが崩れたりする場合があるので、ビジネス用のPCには極力Officeを搭載しておきたいです。社内はともかく取引先とOfficeファイルのやりとりがある場合は必須ですね。

Critea DX-W7のスペック

メインスペック
OS Windows10 Home 64bit
Office Office Personal 2019搭載モデルあり
CPU Core i7-8565U
グラボ インテル UHDグラフィックス620
メモリ 16GB DDR4(8GB x2)
ストレージ 500GB M.2接続SSD
ディスプレイ 15.6インチ非光沢ワイド液晶
フルHD1920x1080解像度
マザーボード インテルチップセット搭載マザーボード
その他スペック
光学ドライブ なし
カードリーダー SDカードリーダー SDXC対応
WEBカメラ HDウェブカメラ
有線LAN ギガビットLANポートx1
無線LAN Intel Wireless-AC 9560
(IEEE802.11ac/a/b/g/n )1.73Gbps
Bluetooth Bluetooth 5
セキュリティ ノートンセキュリティ 30日版
バッテリー 約7.8時間
重量 約1.7Kg(バッテリー含む)
サイズ 362(幅)×246(奥行き)×21.5(高さ) mm
保証 保証期間1年

 次はCritea DX-W7のスペックを確認していきます。

メインスペックからまずはチェックしていくとCPUは高性能かつ低消費電力タイプの「i7-8565U」を搭載しています。安価なノートPCはメモリが8GBしか搭載されていない場合が多いのですが、しっかり16GB搭載されているのは高評価ですね。メモリ32GBは特殊な用途でない限りオーバースペックになるので一般的なビジネス用途であれば不要です。PCの快適な動作で欠かせないのがストレージにSSDを採用しているかどうかです。PCの起動時間やアプリケーションの起動、ファイルの転送速度などPC作業における待ち時間が大幅に短縮され効率が良くなります。

その他のスペックもチェックしてみるとZoomなどのWEB会議に必要なウェブカメラも標準搭載されていますし、Bluetooth・SDカードリーダーなどノートPCに搭載されていると便利な機能はしっかりカバーしています。

Critea DX-W7の外観

スペックを把握した所で、次はノートPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

Critea DX-W7|正面

ビジネス用にふさわしいシンプルなカラーリングですね。ノートPC本体には指紋が目立たない素材が使用されています。

モニタのサイズは15.6インチの大画面液晶ですがナローベゼルなので本体のサイズはある程度抑えられており362(幅)×246(奥行き)×21.5(高さ) mmとなっています。コンパクト性の追求というよりは作業効率を重視したノートPCです。

Critea DX-W7|サイズ感

A4ノート2枚分よりやや小さいサイズですね。私の小さい仕事用鞄にも入りました。

ACアダプタは低消費電力のCPUを搭載しているおかげで非常にコンパクトで軽量となっています。私は普段ゲーミングPCやクリエイティブノートPCのレビューが中心なので、Critea DX-W7のACアダプタがすごく小さい事に感動しました。

モニタ背面の天板にロゴは一切入っていないのでオフィスでも使いやすいデザインです。

【側面】

Critea DX-W7|右側面

ノートPCの左右には各種インターフェースが備わっています。盗難防止用のワイヤーをつなぐ箇所もありますね。

Critea DX-W7|左側面

左側面には安価なノートPCでは省略されてしまう事が多いUSB-TypeCのコネクタもしっかり備わっていました。

【裏面】

Critea DX-W7|裏面

裏面は冷却用のメッシュ加工が施されています。滑り止めのゴムが手前側と奥側についているのですが、横から見ると奥の方がゴムの高さが高くなっていました。これによりキーボードの傾斜がつきタイピングしやすくなるので細かい点ですがこだわりを感じます。

【キーボード】

Critea DX-W7|キーボード

レビューのために3日ほど使用しましたが、Critea DX-W7の日本語キーボードは癖もなくタイピングしやすかったです。

Critea DX-W7|タッチパッド

Critea DX-W7のタッチパッドはクリック部分とマウスカーソル操作部分の境目がないタイプですね。

【液晶】

液晶は15.6インチの大画面の非光沢液晶で解像度はデスクトップPCでも一般的になっているフルHD解像度(1920x1080)となっています。数年前までノートPCの解像度は1366x768という粗い解像度の製品もあったので、作業スペース的に使いづらいケースもありましたがCritea DX-W7のようにフルHDであれば上記写真のように複数のアプリケーションを同時に閲覧することも可能です。

ちなみに非光沢液晶というのは液晶がテカテカしておらず光の反射が抑えられるので目が疲れにくくなります。家電量販店で並んでいる一般家庭用のノートPCや一体型PCの画面は光沢があるので展示の際に見栄えは良いのですが実際に長時間使用すると目に負担がかかります。ビジネス用としては非光沢液晶を強く推奨します。

【デュアルモニタで業務効率が更にUP!】

15.6インチ液晶を採用しているCritea DX-W7ですが、自宅で利用する際は、モニタを1枚接続してデュアルモニタにするとより快適なPC環境になります。

【Critea DX-W7のデュアルモニタの接続例】

Critea DX-W7|デュアルモニタ

Critea DX-W7にはHDMIのコネクタがあるので、PCモニタとHDMIケーブルで接続すればデュアルモニタの完成です。画面の面積が2倍になるのでさらに多くの資料を同時に表示できるため作業がはかどります。私はほぼ自宅で仕事をしていますが常時デュアルモニタで作業しています。

カスタマイズでモニタを追加してもいいですし、お持ちのHDMI接続に対応したモニタを利用しても構いません。新しく購入する際は23-24インチのフルHDモニタが価格も安くオススメです。

Critea DX-W7のベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として私が2017年まで使用していた別メーカーのノートPCスコアを掲載します。解像度は全て1920x1080です。

【比較PCスペック】

1.i3-2330M,GT540M,メモリ8GB(ノートPC)購入価格20万円超

【Cine bench】CPUベンチマーク

Critea DX-W7|ベンチマーク|Cine bench

Critea DX-W7に搭載されているCPU「i7-8565U」は4コア8スレッドで最大4.6GHzのクロック数となっており低消費電力ながらパワーも備えたCPUです。CPUベンチマークソフトとして有名なCINEBENCHを実行した結果は1276ptsとなっており、私が使用していたノートPCより大幅に高いスコアでした。

・i3-2230Mノート…404pts

【3DMark TimeSpy】CPU&グラフィックベンチマーク

Critea DX-W7|ベンチマーク|3DMARK

3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するので、PCゲーム用のベンチマークです。ゲーミングPCのレビューを行う際に必ず実行されるといってもよい有名ベンチマークソフトです。さすがに専用のグラフィックチップを搭載していないCritea DX-W7ではPCゲームは厳しいスコアです。私が使用していたノートPCは古いせいかTimeSpyベンチマークは実行できませんでした。

ビジネス用途でのPCレビューなのでゲームは直接関係ありませんが、例えばAdobeCCなどのクリエイティブソフトをノートPCで使用したい方はCritea DX-W7ですとスペック的に快適な動作は厳しいのでraytrek VF-HEW GALLERIA GCR1650GF7 がオススメです。

【SSDベンチマーク】

Critea DX-W7ではストレージに高速なM.2SSDを採用しているので、どのくらい高速なのか測定してみました。左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。

Critea DX-W7|ベンチマーク|SSD

Critea DX-W7に搭載されているSSDと、私が使用していたノートPCのSSD、そして一般的なHDDの速度がどれくらい違うのか比較してみましょう。

【古い規格のSSD】

【一般的なHDD】

HDDと比べると雲泥の差ですし、古いSATA接続のSSDと比べても更に高速になっています。私はPCを購入するときは必ずSSDが搭載されたをモデルを選んでいます。SSDの動作に慣れるとHDD搭載PCの遅さにイライラするほど明らかに読み書き速度が違いますね。特にノートPC用のHDDはインチが小さいこともあり、購入から年数が経過してくると起動してまともに触れるようになるまで数分待たないといけない状態になりがちなのでSSDの恩恵は大きいといえます。

今回レビューしているCritea DX-W7ですと電源OFF(スリープではなく、シャットダウンした状態)から電源をONにしてWEBブラウザを開き、入力できるようになるまで、たったの19秒でした。皆さんが使用中のPCはどれくらい時間がかかりますか?

静音性と消費電力

冷却性能に力を入れていないノートPCは新品でも思いのほか冷却FANの音が大きく、気が散ってしまいますし、排熱が追い付かないとPC側でリミッターがかかり本来の性能を引き出すことが出来なくなってしまいます。

Critea DX-W7|静穏性

 騒音量を測定できる機器でCritea DX-W7の騒音を測定したところ、電源OFF時も電源ON時も日中の自宅では変化が数値で分からないほど静かでした。数値としては38dB前後です。それに対して私が所有するノートPCは41~48dBとなっており、特にストレージやCPUに負荷がかかった時に冷却FANの音が聞こえるほどの騒音量でした。50dB以下なので不快に感じるほどではありませんが静穏性に違いがあります。

ワットモニターで消費電力を5分間ほど測定してみると18~40Wで推移していました。

1時間当たり0.38円~程度の電力消費ですかね。ノートPCのせいで電気代が高い!なんてことにはならない省エネノートPCです。

Critea DX-W7のカスタマイズについて

ドスパラのPCは既製品ではなくBTO-PCと呼ばれるユーザーの目的に応じてカスタマイズが可能なPCです。この項目ではテレワークやビジネス用途でオススメのカスタマイズをいくつか紹介します。

【OS】

Critea DX-W7|カスタマイズ|OS

ビジネス用途におけるWindows10はPro Editionがほぼ必須といえます。

www.microsoft.com

Pro Editionはセキュリティが強化されており、社内ネットワークに接続するためのドメイン参加もHome Editionでは出来ません。

【セキュリティ対策】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セキュリティ対策

世界的に知名度の高いシマンテックのノートンセキュリティスタンダード30日分が無料でついてきますが、30日版の期限が切れて、あとで個別で購入するより最初から1年版に加入しておいたほうが割安です。

【Office製品】

Critea DX-W7|カスタマイズ|Office

Office personalセットモデルを購入する際に気を付けておきたいのは、Office PersonalにはPowerPointが含まれていない点です。パワポはGoogleスライドで代用するか、Office Home and Businessにアップグレードしましょう。

【セーフティーサービス】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セーフティサービス

ノートPCは持ち運びが多いですし、PC本体がキーボードやモニタと一体化しているので思わぬトラブルに巻き込まれやすい機器です。そんな思わぬトラブルを保証してくれるのがドスパラのセーフティサービスです。

セーフティサービス解説  

 かなり優れたサービスだと感じたので以前ドスパラでスティックPCを購入した際に私もセーフティサービスに加入していました。セーフティサービス加入必須モデルを除き、契約期間の縛りもないのでスティックPCをあまり使わなくなった時にサクッと解約出来ました。

【その他】

テレワークでビデオ会議をノートPCで行うにはヘッドセットが必要になるので、ヘッドセットも別途購入しておきましょう。

Critea DX-W7レビューまとめ

テレワーク需要でOfficeなしモデルは一時的?な在庫切れになってしまうほど人気があるドスパラのノートPC Critea DX-W7 は15.6インチの大画面液晶に低消費電力のi7CPUをはじめ16GBメモリ・SSD搭載とスペックのバランスも良く隙がありませんでした。実際のベンチマークにおいても以前のノートPCよりスコアで大きく上回っていましたし、店頭では確認が難しい静穏性についてもバッチリです。

テレワークやビジネス用のノートPCやデスクトップPCは今回レビューした機種以外にも多数ドスパラで取り扱っているので是非一度チェックしてみましょう。

 

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