クリエイター向けPCブランド「raytrek(レイトレック)」はデスクトップPCの本体ケースを2022年12月2日に全面的に一新しました。LFS池袋にて同日開催された新ケース発表会に行ってきましたのでraytrek新ケースの魅力をお届けします。
記事公開日:2022/12/03 作成
最終更新日:2022/12/19 更新
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アイキャッチ画像利用元:LFS池袋「新ケース発表会」にて撮影
目次
raytrekの歩み
raytrekはPC専門店及びECサイト「ドスパラ」の運営で有名な株式会社サードウェーブがクリエイター向けPCブランドとして2006年より発売を開始しました。
発表会にて撮影。登壇者:株式会社サードウェーブ 執行役員 佐藤統括本部長
raytrekでは2020年にPM制のブランドチームを発足させ、コンテンストやセミナーの開催及びコラボレーションモデルの販売などクリエイターの方と共に歩む活動に、より注力しています。
私も2022年にドスパラ会員向けの動画コンテストやセミナーに複数回参加しましたが、競い合ったり学べる場を提供するその先があったのは非常に驚きました。例えば動画セミナーの参加者は、お互いにコミュニケーションが取れるオンラインの場に招待され、私はそこで参加者の方と初のコラボ動画に挑戦する事が出来ました。(現在動画作成中)
raytrek新ケースについて
2022/12/02に発表されたraytrek新ケースは大きく3つの魅力があります。
デザイン
新ケース発表会 公式資料より
株式会社サードウェーブのPCはゲーミングPCブランド「GALLERIA」も人気です。ゲーミングPCはLEDライティングなど刺激的なワクワク感を感じてもらえるデザインになっていますが、クリエイターPCとしてraytrek新ケースで追及したのは「空間に馴染むフォルム」や「落ち着きを求めたカラーリング」「継続する美しさ」との事で、新ケース発表会のトークセッションで登壇されたクリエイターのPALOW.さんも実際にテスト機を使用した感想として「ファーストインプレッションとしてかなり良い」「ちゃんとしたインテリアに仕上げてきた」と発言していました。
(左)株式会社サードウェーブ raytrekサブプロダクトマネージャー 黒川さん(右)クリエイターのPALOW.さん
機能
新ケース発表会 公式資料より
raytrekの新ケースでは「ユーザーライクなインターフェース」「イージーメンテナンス」「必要な機能を確実に」といったクリエイティブシーンに求められるコトを兼ね備えています。
「ユーザーライクなインターフェース」として具体例を挙げると、前面のコンソールパネルは45度の傾斜がついており、様々なPC設置場所においてUSBの抜き差しが行いやすくなっています。
誤操作が減るPC電源スイッチ 従来ケースのように押しこむのではなく下にスライドさせる
個人的に非常に面白いなと感じたのが電源スイッチの形状です。私はPCを机の下に設置しているのですが、電源スイッチは一般的なボタン式のため、近くにあるUSBポートの抜き差し時に間違ってUSBメモリで押してしまい、PCの電源が落ちて冷や汗をかいたことが複数回ありました。raytrekの新ケースですと、押しただけでは電源が落ちないためそのような誤操作は起こらないですね。USBポートと電源スイッチの位置が離れているのもよいです。
raytrek新ケースの機能として「イージーメンテナンス」もアピールされており、PC底面の着脱フィルターだけでなく前面・側面・天板の3か所において簡単に着脱可能なフィルターが設置されています。
3か所とも非常に簡単にフィルターが取り外せました
私も実際にフィルターの着脱を試してみましたが、こんなに簡単に掃除できちゃうの?って感じでしたね。PCサイドパネルを開けての掃除って結構億劫になってしまうのですが、新ケースならササっと掃除ができるのでラクチンです。
ドスパラの店舗でも展示が始まっていました(ドスパラ富士青葉店にて撮影)
性能
クリエイター向けデスクトップPCは一般的なPCと比べて要求される性能が非常に高く、それに伴い発熱やPCパーツが大きくなりますが、raytrekの新ケースでは「優れた冷却性能」としてフロントに大口径14cmFANを2機、背面に12cmFANを1基標準装備しており効率的なエアフローを実現しているほか、重量化が進むハイグレードなグラフィックボードを支える「サポートステー」の装備(RTX3070Ti以上にて)が施されています。
raytrekの実績
クリエイター向けPC「raytrek」は様々なクリエイターの方に愛用されています。
raytrek新ケース発表会では東京藝術大学の桐山教授が登壇され、raytrekを使用したプロジェクト「デジタル上野の杜プロジェクト」が紹介されました。
東京藝術大学 大学院映像研究科長 メディア映像専攻 工学博士 桐山教授
東京藝術大学では「アートDX」としてデジタル技術と芸術の融合による社会変革を試行する取組の中で、raytrekが使用されています。
新ケース発表会 公式資料より
raytrek新ケース発表会に出席してみて
レイトレック新ケース発表会 登壇者集合写真
raytrek新ケース発表会は案内が来たときから、非常に楽しみにしておりました。
今回は九州から自費で出席したのですが、参加理由はraytrekを企画・製造・販売している株式会社サードウェーブからは今回発表されたraytrek新ケースだけでなく、新機軸のゲーミングノートPC・オーバードライブ バーストボタン付き240Hzコラボモニタ・体験型PC専門店OPENなど自分も使ってみたい・利用してみたいというワクワクが次から次へと生まれており、今回は何があるのかな!と気になって仕方がなかったためです。
実際の発表会では聞き入ってしまい、聞きながら記事を書こうかなと思っていた魂胆は崩れ去りました。
【raytrek新ケース 4C Series特設ページ】 では新ケースの魅力が詳しく掲載されていますので、クリエイターの方は要チェックです。
【ドスパラ公式サイト】
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