株式会社サードウェーブが運営する『Dospara plus(ドスパラプラス)』より2023年10月6日raytrekブランド初のワークステーション「raytrek Workstation X4630」を発売しました。
記事公開日:2023/10/06 作成
目次
raytrek Workstation X4630について
サードウェーブ社のクリエイティブPCブランド「raytrek」は2023年9月19日のクライアントビジネス発表会で「raytrek」をクリエイタープロフェッショナルブランドに特化したブランドに変更すると発表があり、その第1弾として2023年10月6日「raytrek Workstation X4630」が発売されました。
サードウェーブ社はBTO(Build To Order)PCメーカーとして非常に知名度があり、BTOの良さの一つである豊富なカスタマイズが「raytrek Workstation X4630」でも利用できます。MAXにカスタマイズしてみるとメモリ1024GB!?に12TB SSDと80TB HDDでグラボはNVIDIA RTX 6000 Ada 48GBとNVIDIA RTX 5000 Ada 32GBを搭載なんてことも可能です。
上記カスタマイズは約586万円!標準モデルが95万円ですので、かなり幅広いスペックに対応していることになりますね。
「raytrek Workstation X4630」の特長としてデュアルCPU構成で拡張性も大きく良好なプライスパフォーマンスと短納期が挙げられます。高性能なワークステーションは高性能な分発熱が一般的なPCより大きくなり冷却がより重要になる一方でオフィスに設置するため静穏性も重視する必要があります。冷却性と静音性の両立を実現するためにPCパーツに詳しい方にはおなじみのメーカーであるNoctua製空冷CPUクーラーを搭載しています。CPUクーラーだけで約2万円もするプレミアムモデルでして風量の最大化と風切り音の低減を両立しています。
ドスパラプラスについて
「raytrek Workstation X4630」は『Dospara plus(ドスパラプラス)』にて販売されています。PC専門店「ドスパラ」やゲーミングPCブランド「GALLERIA」で有名な株式会社サードウェーブが運営する『Dospara plus(ドスパラプラス)』はパソコンショップ「ドスパラ」の法人向けサービスブランドです。
『Dospara plus(ドスパラプラス)』は2021年にサービスを開始した比較的新しいブランドですが、サードウェーブ社としても非常に注力しており、急速に知名度と実績が積みあがっているのを外からみて感じます。
直近では株式会社サードウェーブ×週刊BCN共催セミナーが2023年10月6日に開催されました。セミナーは朝から夕方まで開催される非常にボリュームのある内容となっており登壇者の方々もかなり充実していますね。
サードウェーブ社も月間最大4万台のPC生産を可能にする浅瀬本社工場にてAIを活用しており、AIによる画像解析を用いる事で作業漏れやご判断発生をなくすことに成功。生産システムとの連携による作業トレーサビリティを構築しています。
本格的なAIをビジネスで利用するには高性能なPCやワークステーションが必要になってきます。『Dospara plus(ドスパラプラス)』としても単純に高性能なPCやワークステーションを販売するのではなく、サービスやソリューションを含めた提案を進めているのではないでしょうか。