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【ドスパラ新筐体】GALLERIA(ガレリア) XA7C-R38【レビュー口コミ】

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ゲーミングPC大手のドスパラで販売されているゲーミングPCブランド「GALLERIA」のデスクトップ筐体が2020年7月に7年ぶりとなる大幅リニューアルされ注目が集まっています。今回は話題のドスパラ ゲーミングデスクトップPCの中からレビュー時点で最高性能を誇るRTX3080を搭載した「ガレリアXA7C-R38」の貸出機をお借りして実機レビューを行います。PCの外観/内観写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。最新の高性能ゲーミングPCを購入したい方は必見です。

2020/12/07 作成

目次

ドスパラ公式サイト

ドスパラ はゲーミングPCのネット販売で有名なショップです。他のドスパラ機のレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてゲーミングPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。2020年6月にはドスパラでゲーミングノートPCを購入しています。他にも4-5年前に流行したスティックPC購入時にドスパラのお得なアフターサービス「セーフティサービス」や「プレミアムサービス」にも加入したほか、PCパーツなどは複数回購入しています。つい先日はRTX3070を購入しました!

このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いゲーミングPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。

GALLERIA(ガレリア) XA7C-R38について

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※上記画像は2020/12/07時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するガレリアXA7C-R38のスペックや金額は記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

公式サイト:製品ページはこちら  

今回レビューするゲーミングPCの注目ポイントは大きく3点あって新筐体によるデザイン面、CPUに2020年5月より発売されているINTELの最新CPUが搭載されている点、そしてなによりNVIDIAの最新グラボで超品薄状態が続く「RTX3080」を搭載している点でしょう。

ガレリアXA7C-R38のスペック

 まずは今回レビューを行うガレリアXA7C-R38のスペックを確認しましょう。

メインスペック
OS Windows10 Home 64bit
CPU intel Core i7-10700
グラボ GeForce RTX3080 10GB GDDR6X
メモリ 16GB DDR4 PC4-23400(8GB x2)
ストレージ 512GB NVMeSSD
電源 750W 静音電源 80PLUS GOLD
マザーボード Intel H470チップセット ATXマザーボード
その他スペック
光学ドライブ なし(カスタマイズで追加可能)
オフィスソフト なし(カスタマイズで追加可能)
キーボード なし(カスタマイズで追加可能)
マウス なし(カスタマイズで追加可能)
サイズ 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量 14Kg
保証 保証期間1年

 グラボは最新のRTXシリーズの中でも単体販売での購入が12/07現在非常に困難(不人気のZOTACのみ一部店舗で販売がある程度)となっているRTX3080が搭載されています。発売から2か月が経過しましたが、品薄の解消は2021年以降になるとNVIDIAが発表しています。

CPUはコスパを重視したi7-10700を搭載することで価格を大きく下げることに成功しており、その他にもメモリやSSDなどのパーツは全体的に高性能よりとなっています。フルHDの240HzモニタよりWQHDの144Hzモニタの方が相性の良い構成ですね。

このモデルにはキーボードとマウスは付属していないので、お持ちのものを再利用するかカスタイマイズで追加しましょう。カスタマイズで追加可能なドスパラオリジナルキーボードとマウスは安いのに中々の品質です。

ドスパラ|キーボードマウス

ドスパラに限らずBTOメーカーのゲーミングデスクトップPCはモニタSETと明記されていない限り、モニタはついていません。既存のモニタを再利用するかカスタマイズでモニタを追加しましょう。既存モニタを再利用する場合、接続コネクタが合うか製品ページのグラボ仕様欄の確認が必要です。

高解像度・高リフレッシュレートモニタのススメ

モニタ

 グラボ単体の価格が14万円もするRTX3080を搭載しているガレリアXA7C-R38は最新ゲームを最高設定で楽しめるのはもちろんですが、一般的なモニタのスペックである解像度1920x1080(フルHD)の60Hzモニタでは性能を持て余すゲームが大半なので、高性能なモニタでのゲームプレイをオススメします。

1920x1080(フルHD)より細かい解像度は主要な規格として2560x1440(WQHD)と3840x2160(4K)があります。リフレッシュレート(垂直走査周波数)はゲーミング用の高価なモデルにおいて144Hz(1秒間に144コマ描画出来る)をアピールするモニタがあります。

注意点として、かなり重たいPCゲーム(RDR2など)や重量級かつ最適化不足のゲーム(アサクリシリーズなど)の場合、ゲーム内の画質設定を最高にすると4K画質だと最新の最高スペックでも常時144FPSは厳しいので、フルHDかWQHD解像度の144Hzモニタが良いでしょう。臨場感を重視する場合はWQHD、FPSを重視する場合はフルHDの144Hzモニタがオススメです。

フルHDやWQHDの144Hzモニタは製品ページの「構成内容を変更する」で追加する事が可能です。

ガレリアXA7C-R38の外観

スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。なんといっても2020年7月に7年ぶりにリニューアルされたPC本体ケースが注目ポイントです。私もすごく気になったので発表会に足を運んできました。

b2s.hatenablog.com

【PC正面】

以前のガレリアと比べると、かなり今風の洗練されたデザインに変わりましたね。前面のLEDライトによりゲーミングPC感が出ていいですね!LEDカラーは当初ブルーのみでしたがアップデートで色をカスタマイズできるようになりました。

ガレリアXA7C-R70S|ななめ45度コンソール

USB端子やオーディオケーブルの挿し口などはPC正面上部に斜めで配置されています。斜めに配置したことでデスクトップをどこにおいても抜き差しが行いやすくなっています。

 

【PC背面】

ガレリアZA9C-R39|裏面

PC背面は元々各種インターフェースが集まる場所なので旧筐体と比べても大きな変更点は無いように感じます。

各種入力端子を確認してみると最新規格のUSB3.2 Gen2ポートが背面に二つありますね。前面ののUSBポートも4つ全てがUSB3.2Gen1と十分高速です。

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グラボの映像出力端子はDisplayPortが3、HDMIが1でした。

【側面】

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サイドの片面は半分ほどクリアパネルになり鑑賞性がアップしています。撮影時はパネルの保護シールを剥がしていないのでやや中身が見えにくいですが、剥がすともう少し中が見やすくなります。

【上部及び底部】

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上部も大きく変更されており、一面メッシュ構造となっています。空気の流れとしては排気部分になるので、多少の小物であれば上に置く事も出来ますがメッシュ部分の大半をふさいでしまうような置き方は設計されたエアフローが乱れることになるので避けたほうが良い気がします。

ガレリアZA9C-R39|底部

PCの底部を確認してみると電源のFANが見えました。電源FAN部分には取り外し可能なメッシュの網があるので取り外して清掃できますね!ここはホコリが溜まりやすい部分なので定期的に掃除しておきたいです。

各角度から外観をチェックすると吸排気口が豊富にあり、PC内部に熱がこもりにくくなるよう設計されていることが分かりますね。公式サイトにもエアフローをアピールする記述がありました。

エアフロー

※ドスパラ公式サイトより画像引用

はっきり申し上げて以前のガレリアシリーズと比べるとデザイン面で大きく向上していて今風のモダンなデザインとなっていると感じました。前面LEDによりゲーミングPC感が出ていますし、旧モデルであればデザイン性では他社に分があるかなと思っていたので過去のレビューではそのような記述をしたこともありますが、新筐体はデザイン面からもオススメ出来ます!

※ドスパラ公式サイトより画像引用

ガレリアXA7C-R38のPC内部

【サイドパネルを外した状態】

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背面の大きな黒いねじを外してサイドパネルを横にずらすとPCの内部が確認できます。ケーブル等はきれいに束ねられていました。以前のガレリアと比べるとかなりスッキリしていますね!なぜここまでスッキリしたかというと、前方にあった5インチベイが一つだけになり、3.5インチベイも位置が下部に変わり5スロットから2スロットになったためです。

【以前のガレリアPC内部】

ガレリアの新旧ケース比較

以前のガレリアケースと比較すると分かりやすいですね。5スロットもあった5インチベイは元々需要が少なく有効活用するにはややマニアックな使い方が必要でした。

しかも購入から数年後に最新のグラボへ入れ替えるときに3.5インチベイがあるせいで、冷却性能に優れた横広の3連FANグラボが入らない可能性が高かったので、購入後の視点から見ても内部レイアウトの変更はありがたいですね。

3.5インチベイもSSDの大容量低価格が年々進んだことと、近年SSDは従来のSATA接続ではなくマザーボードに直付けする、より高速なNVMeSSDが普及してきたので大量の3.5インチベイは必要ではない方が増えてきたのです。

新筐体で移動した3.5インチベイは反対のサイドパネルを空けると利用できます。上には縦に2.5インチのSATA SSDを2か所装着できるスペースもありました。パワーアップしたのは外観の見た目だけじゃありませんね!

【グラボ】

ドスパラのゲーミングPCではPalit製のグラボが主に採用されているのですが、今回のレビュー機ではRTX3080の中では安い部類にもかかわらず性能が高いため希少なRTX3080の中でも入手難易度がSSクラスであるASUSの「TUF-RTX3080-10G-GAMING
」が搭載されていました。

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BTOのゲーミングPCに人気グラボが搭載されることはほぼ無いのでかなり驚きました。

注意点として、BTOのゲーミングデスクトップPCでグラボの製品型番が書いていないモデルはタイミングによって中身が変わる(同じRTX3080だけどメーカーや型番が違う)のでガレリアXA7C-R38のRTX3080がTUF GAMINGとは保証できませんし公式に問い合わせしても教えてもらえないと思います。TUF GAMINGだったらラッキーといった感覚ですね。

【CPU】

CPUを冷却するためのCPUクーラーも最初から大型の製品が取り付けられていました。

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ヒートシンクとFANが安価なモデルより大きいのとヒートパイプの本数も多いので効率よく冷却しつつ騒音を抑える事が可能となっています。

搭載されている新CPUのi7-10000シリーズは9000シリーズより高速な反面、発熱量も増えているので冷却性能が高くないと性能が引き出せない場合もあり、CPU周りの冷却を重要視しているのは高評価です。より冷やしたい方はカスタマイズでCPUグリスを「ノーマルグリス」から熱伝導率の高いグリスに替えましょう。

【NVMeSSD】

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とても高速な代わりに発熱量が多めで熱を持ちすぎると性能低下してしまうNVMeSSDにはヒートシンクがつけられていていましたよ!むき出しになっているBTOゲーミングPCもあるのでこのあたりもしっかりチェックしておきたいですね。

ガレリアXA7C-R38のベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最もシェアのある2世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPCと、2019年11月に借りた当時の最高峰モデルi9-9900KSとRTX2080Tiを搭載したガレリアZZのスコアを記載します。

解像度は全て1920x1080です。

【比較PCスペック】

1.AMD Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB

2.Intel core i9-9900KS,RTX2080Ti,メモリ16GB(2019年11月時点のガレリアZZ)

【3DMark TimeSpy】

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3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。現在最も使用率の高いGTX1060とは比べ物にならないのはもちろん、旧世代の最高構成よりもスコアが上昇しています。

  • GTX1060…4423
  • ガレリアZZ…13330

【FF14ベンチマーク】

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FF14の漆黒のヴィランズ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームはガレリアXA7C-R38のスペックだと最高設定でも余裕で遊ぶことが出来ます。

  • GTX1060…10001
  • ガレリアZZ…20607

【FF15ベンチマーク】

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FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。ガレリアXA7C-R38のスコアは14235でした。FF15やBF5、RDR2そしてアサクリなどの重たい部類のゲームも最高画質で快適に遊べるのがガレリアXA7C-R38です。

FF15ベンチマークにはスコアの比較機能もあるので合わせてチェックしたいのですが、比較機能はサービスが終了したようなので、直近で保存していた画像を見てみましょう。

FF15ベンチ比較

ガレリアXA7C-R38は「12437」だったのでRTX2080Tiの平均より高いスコアが出ていますす。

【SteamVRベンチマーク】

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ガレリアXA7C-R38であればVRゲームも快適に遊ぶことが可能です。特にVRのヘッドマウントディスプレイは各社競い合って新製品を出しており解像度も年々細かくなってきているので、PCスペックが非常に重要です。

【SSDベンチマーク】

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このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。

ガレリアXA7C-R38ではストレージに通常のSSDより更に高価で高速なNVMeSSDを採用しています。PCゲームでのNVMeSSDの恩恵は起動時やロード画面がHDDと比べて大幅に短縮される点です。

SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。

【一般的なSSD】

【一般的なHDD】

一般的なSATA接続のSSDと比べても、スコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。

ベンチマークを動かしてみた感想

最新のガレリアXA7C-R38はほぼ全てのゲームを最高設定で快適に遊べるスコアとなっていました。騒音量はゲーミングデスクトップPCとしては一般的な39-49dB程度です。以前のケースと比べるとPC上部の排気量がアップしているので冷却性がアップする代わりに多少騒音量は上昇している感じがしましたが、ゲーミングノートPCよりはかなり静かですね。

PCゲームをしながらスマホゲームもパソコンで遊べちゃう

ガレリアRH5|Androidエミュ

Androidスマホで遊べるゲームやアプリはPC上に仮想Androidエミュレータ(NOXなど)をインストールする事によりパソコンで快適に遊ぶことが出来ます。AndroidエミュレータはPCのスペック(CPU・メモリ・グラボ)を使うのでゲーミング用途ではないPCでは動作が重たくなってしまいます。スペックの高いガレリアXA7C-R38であればPCゲームで遊びながらスマホゲームもPCで起動可能です。

【ゲーミングPCでAndroidエミュレータを8つ起動した状態】

ガレリアAXZ|NOX多重起動

ガレリアXA7C-R38だと8つ以上の仮想AndroidをPCで同時起動できます。別々のスマホゲームを同時に遊んだり、お気に入りのスマホゲームを複数アカウントでプレイする事で他人より有利に遊ぶことが出来ます。(例えばサブアカウントでゲーム内アイテムやゲームマネーを稼いでメインアカウントに集めたり、リセマラを効率よく行うなど)

スマホゲームをPCでプレイするメリットはその他にも

  • スマホで他の事が出来る
  • スマホの電池が消耗しない
  • Androidエミュレータの便利機能で簡単な操作であれば自動化できる

などがあります。私もスマホのMMORPGゲームはゲーミングPCでPCゲームと同時に遊んでいます。とあるスマホ人気ゲームではゲーミングPCでの多重起動リセマラを行うことで、ガチャで数十万円分回してようやくでる確率のキャラを無料でGETしちゃいました。

ゲーミングPCはスマホゲーマーの方にも是非使いこなしてほしいですね。私の周りにいる廃課金やランキング上位などのガチ勢はスマホ・タブレット・ゲーミングPCの3つを全て駆使して遊んでいます。

Androidエミュレータの多重起動に特化したい場合はガレリアXA7C-R38のCPUやグラボを活かすためにメモリを32GBにカスタマイズでアップグレードしてください。

ガレリアXA7C-R38で実際にゲームをプレイ

始めてRTX3090搭載ゲーミングPCを触ることが出来たので、実際にゲームも遊んでみました。

ガレリアAXZ|ベンチマーク|ARK

まずは箱庭系恐竜サバイバルゲーム「ARK:Survival Evolved」で遊んでみました。このタイトルは発売から年数が経過していますが当時から非常に重たいゲームとして有名で、2020年になっても大型DLCが発売され根強い人気のあるゲームです。

【フルHD最高画質での平均FPS】

PC 平均FPS
ガレリアXA7C-R38 120
Ryzen7 1800X GTX1070Ti 55
Ryzen7 1700 GTX1060 6GB 43

 旧世代のGTX1070TiやGTX1060では最高設定だと平均FPSが60未満ですがガレリアXA7C-R38だと平均FPSが120越えで非常に快適でした。重たいゲームも気にせず最高設定で遊べちゃうのはゲーマーとして理想のゲーミングPCですよね!

次は人気バトロワゲームFortniteも最高設定で1ゲームプレイしてみます。

1ゲーム間の平均FPSは最高設定にもかかわらず圧巻の203FPSです!FortniteのFPSを出すために低設定でプレイする方が多い中で、ガレリアXA7C-R38であればそんなことは気にせず最高設定でも144Hzモニタを有効活用できます。

【最高画質での平均FPS】

PC 平均FPS
ガレリアXA7C-R38 203
Ryzen7 1800X GTX1070Ti 95
Ryzen7 1700 GTX1060 6GB 80

 他にはバイオRE3の体験版やAPEXなど複数のゲームを最高設定で遊んだので一覧表にしてみます。

【ゲームタイトル別ガレリア)XA7C-R38の平均FPS】

ゲームタイトル 平均FPS
FallGuys 496
バイオRE3 279
APEX 213
Fortnite 203
LOSTARK 213
ARK 120
Craftopia 99

 ご覧の通りフルHD解像度だと最高設定でも通常の60Hz(60FPSまでしか表示できない)モニタではガレリアXA7C-R38の性能をフルに体験できないので、WQHDの144Hzモニタや、フルHDの240Hzモニタがほしくなっちゃいますね!

 

みんなのゲーミングPC購入価格

今回ガレリアXA7C-R38をレビューしましたが、ドスパラのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。

ゲーミングPCの購入価格(2021年~)直近505台
10万円未満 10-14万円台 15-19万円台 20-24万円台 25-29万円台 30-34万円台 35万円以上
142 152 132 64 7 3 5

 ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。

モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。

20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。

人気ゲームの推奨スペック

2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。

GPU/CPU
ローエンド ミドルレンジ ハイスペック
i3 i5 i7
ローエンド GTX960以下
or
GTX1050以下
Sea of Thieves
Dead by Daylight
OVER WATCH
Rocket League
FORTNITE
Rainbow six siege
Minecraft
LOST ARK
Tarkov
デビルメイクライ5
旧世代
ミドルレンジ
GTX970
or
GTX1060
TemTem 7 Days to Die
CoD:WW2

鉄拳7
PUBG
CoD:BO4
エースコンバット7
ディビジョン2
APEX LEGENDS
SEKIRO
OCTOPATH TRAVEL
FF12
Project Winter
モンハンワールド

Battlefield Ⅴ
バイオハザードRE2
Fallout76
FF14/
FF15
ダークソウル3
アサクリ オデッセイ
ANTHEM
Wolfenstein
地球防衛軍5
GHOST RECON
CoD:MW
The Outer Worlds
DQB2
BLUE PROTOCOL
最新世代
ミドルレンジ
GTX1070
or
GTX1660
  ニーアオートマタ METRO EXODUS
ライザのアトリエ
ハイスペック GTX1080Ti
以上
    CONTROL

※赤文字のタイトルはメモリ12GB~16GB推奨

上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。

但し推奨スペックというのはフルHD(1920x1080)解像度のモニタでゲーム内画質を中程度にした場合60FPSが出る目安となる事が多く、ゲーム内画質を高設定にすると推奨スペックに記載されているPCスペックでは性能が足りません。

RTX3080を搭載し、CPUやメモリなどのスペックも高いガレリアXA7C-R38であれば、ほぼ全てのゲームで高画質以上で快適に遊ぶ事が可能ですし、WQHD解像度対応のモニタや144Hzモニタを用意する事でより臨場感のあるゲーム体験が可能です。

ガレリアXA7C-R38であればレイトレとDLSS機能が利用できる

 1世代前のRTX2000番台グラボから搭載された新機能「レイトレーシング」は光源処理をより忠実に再現することが可能になり、リアルなゲーム体験を味わうことが出来ます。レイトレを利用するにはゲームが対応している必要があります。

ただしレイトレをONにすると、負荷も増えるため、RTX2060などRTXシリーズの下位モデルではレイトレ有効時に快適なFPSがでません。

その点、RTX3080を搭載しているガレリアXA7C-R38であればレイトレによる高画質と実用的なFPS値が両立可能です。

更にRTXグラボであれば人工知能技術「DLSS」に対応しているゲームにおいてDLSSをONにすると高解像度のFPSを大幅に上昇させることが出来ます。

【レイトレ対応ゲーム一覧】

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ガレリアXA7C-R38のカスタマイズ

ガレリアXA7C-R38はカスタマイズなしでもハイスペックでバランスの取れた構成となっています。高額な買い物ですから、延長保証に加入したりセーフティサービスに加入してもよいですね。他には動画や画像を大量に保存したい方はHDDを追加しておくとよいでしょう。CPUのグリスをより冷えるグリスに替えるのもオススメです。

ガレリアXA7C-R38レビューまとめ

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最新のIntelCPU「i7-10700」と最新RTXシリーズで入手困難な「RTX3080」を搭載しメモリやSSDにもこだわっていたGALLERIA(ガレリア) XA7C-R38 は、最新の重たいゲームを最高画質で快適に遊ぶ事が可能です。旧ハイエンドグラボのRTX2080Tiですらゲーマーの1%未満(steam調べ)しか所有しておらず、これが最新のRTX3080となると更に人口が減るので、今回レビューをしながらこのPCを所有できる人が「正直羨ましい」と思いながらゲームのベンチマークを測定していました。

ゲーム用途のほかには、動画のエンコードやゲーム配信そしてクリエイティブソフトなどをPCで行う高負荷な作業をスムーズにこなすことが可能です。

ガレリア XA7C-R38は新筐体でデザイン性だけでなく冷却性や利便性も大きく向上していたので、カッコいい最先端のゲーミングデスクトップPCを購入したいなら是非オススメしたいです。一括購入は予算が厳しい方でもドスパラでは手数料0円の分割払いが可能です。

そのほかにも様々なモデルがあるドスパラをチェックしてみてみましょう!

【ドスパラ公式サイト】

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