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【ドスパラ】GALLERIA GCR1650GF7レビュー 口コミ【テレワーク・クリエティブ用PC】

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GALLERIA GCR1650GF7|レビュー|口コミ|テレワーク|クリエティブ用PC

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ネットのBTO-PC販売大手のドスパラよりテレワークやビジネス用にオススメなノートPC「GALLERIA GCR1650GF7」の実機をお借りしてレビューを行いました。PCの写真を始め、スペック解説やベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。

2020/05/08 作成
2020/05/13 公開

目次

ドスパラ公式サイト

ドスパラ はビジネス用・一般家庭用・ゲーミングPCなど様々なPCのネット販売で有名な企業です。他のドスパラ機のレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。他にも4-5年前に流行したスティックPC購入時にドスパラのお得なアフターサービス「セーフティサービス」や「プレミアムサービス」にも加入したほか、つい先日PCパーツを購入しました。

このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。

レビュアー紹介

当ブログでは普段は通常のPCよりグラフィック性能の高いゲーミングPCやクリエイティブ用途向けのPCを中心に約40台ほどの機種をレビュー済みです。ほかにはPCゲームタイトル別に快適に遊べるPCスペックやPCパーツの最新情報をお届けしています。

私は6年間IT系の会社でサーバーやネットワーク機器の導入作業や私立大学の新入生向けPC案件に携わってきました。当時はテレワークという言葉はなく、リモートワークやリモート接続という言い回しで客先や外出先からVPNを使いリモートデスクトップで社内環境にアクセスして業務を行う事がありましたね。

今回はビジネスやテレワーク用途向けにレビューを行っていきます。

GALLERIA GCR1650GF7について

税込み109,978円

※上記画像は2020/05/08時点で取得しています。スペックや金額及びキャンペーン等は変更されている可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

 公式サイト:製品ページはこちら

GALLERIA GCR1650GF7はドスパラにて販売されている15.6インチのノートPCです。

ガレリアGCR1650GF7|ラインナップ

GALLERIA GCR1650GF7にはマイクラが無料でついてくるゲーマー用モデルやビジネス用途のOffice Personalセットなど複数モデルが用意されており、クリエイターやゲーマーからも支持されているPCとなっています。

業務におけるOffice製品について

業務にてOfficeを閲覧し簡単な操作をするだけであればWindows10に標準搭載されている「Office on the web」でこなすことが出来ます。

Office on the web

「Office on the web」は通常のOfficeと仕様が異なっていたり機能が一部制限されているので、Word・Excel・PowerPointが業務と深くかかわっているようであればOffice搭載モデルが必要になります。

GoogleドライブのGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドがOffice製品と親和性がありインポートやエクスポートでOfficeファイルを読み込んだり出力が可能ですがレイアウトが崩れたりする場合があるので、ビジネス用のPCには極力Officeを搭載しておきたいです。社内はともかく取引先とOfficeファイルのやりとりがある場合は必須ですね。

ガレリアGCR1650GF7のスペック

メインスペック
OS Windows10 Home 64bit
CPU Core i7-9750H
グラボ NVIDIA GeForce GTX1650 4GB
+ インテル UHDグラフィックス630
メモリ 8GB DDR4(8GB x1)  最大32GBまで増設可能
ストレージ 500GB NVMeSSD
ディスプレイ 15.6インチ非光沢ワイド 1920x1080解像度
LEDバックライト
マザーボード インテル チップセット
その他スペック
光学ドライブ なし
カードリーダー SDカードリーダー (SDXC対応)
無線LAN IEEE802.11 ac/a/b/g/n MAX 1.73Gbps
オフィスソフト なし(カスタマイズで追加可能)
重量 2.03Kg
サイズ 360(幅)×245(奥行き)×26.4(高さ) mm
保証 保証期間1年

 今回レビューを行うガレリアGCR1650GF7のスペックを確認していきましょう。

メインスペックからまずはチェックしていくとCPUは通常のビジネスや自宅用ノートPCで搭載される省電力重視のタイプではなく、性能重視の「i7-9750H」が搭載されています。

グラフィック機能もCPU内蔵のチップではなく個別に専用のチップ「GTX1650」が搭載されている点も要チェックです。CPUとグラフィック性能が高いので設計ソフトのCADやクリエイティブ系のAdobeCCの操作もある程度こなせるスペックとなっています。CADやAdobeCCはOpenGLで動作するためQuadroグラボが最適ではあるのですが、非常に高価なので自宅でのテレワークやサブ用のノートとしては今回レビューするGALLERIA GCR1650GF7のようにGeForceグラボ搭載モデルの方がコスパに優れていますので選択されやすいですね。

その他のスペックもチェックしてみるとZoomなどのWEB会議に必要なウェブカメラも標準搭載されていますし、Bluetooth・SDカードリーダーなどノートPCに搭載されていると便利な機能はしっかりカバーしています。

GALLERIA GCR1650GF7の外観

スペックを把握した所で、次はノートPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

ガレリアGCR1650GF7|正面

ゲーミングやクリエティブ用途でも使用される機種ですがゴテゴテしすぎておらずビジネスでも使用可能なデザインです。

モニタのサイズは15.6インチの大画面液晶ですがナローベゼルなので本体のサイズはある程度抑えられており360(幅)×245(奥行き)×26.4(高さ) mmとなっています。コンパクト性の追求というよりは作業効率を重視したノートPCです。

ガレリアGCR1650GF7|サイズ感

A4ノート2枚分よりやや小さいサイズですね。私の小さい仕事用鞄にも入りました。

ACアダプタは低消費電力のCPUを搭載している通常のノートPCよりややサイズが大きくなり重量もアップしています。ACアダプタ込みで頻繁な外への持ち運びは若干負担になるでしょう。

モニタ背面の天板にロゴは一切入っていないのでオフィスでも使いやすいデザインです。

【側面】

ガレリアGCR1650GF7|左側面

ノートPCの左右には各種インターフェースが搭載されています。左側面にはLANケーブルの接続コネクタとUSBコネクタ及びオーディオコネクタがありました。

ガレリアGCR1650GF7|右側面

右側面にはUSBコネクタとSDカードリーダーが搭載されています。

【背面】

ガレリアGCR1650GF7|背面

背面をアップにすると、ACアダプタやプロジェクターマルチディスプレイ接続用映像出力コネクタが備わっています。電源コードなどは背面にあるとPC周りがスッキリして見た目も作業効率もよくなるのでナイスなレイアウトですね!

 

ガレリアGCR1650GF7|背面のヒートシンク

背面の両側には冷却用の通風孔があり覗いてみると大きめのヒートシンクが確認できました。通常のノートPCとクリエイティブ向けノートPCの大きな違いはグラフィックやCPUの性能が大きく向上している反面、発熱量も増加しているのでクリエイティブ向けノートPCは冷却性能が非常に重要となります。

【裏面】

ガレリアGCR1650GF7|裏面

PCの裏を見てみると、空気を取り込むためのメッシュ加工が施されています。

PC裏面を横から眺めてみると奥側の滑り止めゴムと手前側のゴムの高さが違う事を発見しました。

ガレリアGCR1650GF7|冷却性能へのこだわり

ガレリアGCR1650GF7|冷却性能へのこだわり2

高さに差をつけている理由は奥側の方を高くすることでキーボードがわずかに傾くのでキーボードのタイピングが楽になるほか、空気の通り道を確保できるので効果的に冷却できるようになります。一見気づきにくい点にもこだわっているのは好印象です。

【キーボード】

ガレリアGCR1650GF7|キーボード

レビューのために4日ほど使用しましたが、GALLERIA GCR1650GF7の日本語キーボードは癖もなくタイピングしやすかったです。

GALLERIA GCR1650GF7で採用されているキーボードはゲーミングノートPCで定番のバックライトレインボーイルミネーションが搭載されています。かっこいいのですが、ビジネス用途としてはふさわしくないので、最初からPCにインストーズ済みのカスタマイズソフト「Game Center」にてオフにするか単色バックライトに変更しましょう。

GALLERIA GCR1650GF7のタッチパッドはクリック部分とマウスカーソル操作部分が分かれていないタイプですね。

個人的にはノートPCに貼られている各種ブランドのシールって結構好きです。

ガレリアGCR1650GF7|ブランドシール

光沢もあってなぜか物欲がより満たされるので剥がさないタイプです。

 

【液晶】

液晶は15.6インチの大画面の非光沢液晶で解像度はデスクトップPCでも一般的になっているフルHD解像度(1920x1080)となっています。数年前までノートPCの解像度は1366x768という荒い解像度の製品もあったので、作業スペース的に使いづらいケースもありましたがGALLERIA GCR1650GF7のようにフルHDであれば上記写真のように複数のアプリケーションを同時に閲覧することも可能です。

ちなみに非光沢液晶というのは液晶がテカテカしておらず光の反射が抑えられるので目が疲れにくくなります。家電量販店で並んでいる一般家庭用のノートPCや一体型PCの画面は光沢があるので展示の際に見栄えは良いのですが実際に長時間使用すると目に負担がかかります。ビジネス用としては非光沢液晶を強く推奨します。

【デュアルモニタで業務効率が更にUP!】

15.6インチ液晶を採用しているGALLERIA GCR1650GF7ですが、自宅で利用する際は、モニタを1枚接続してデュアルモニタにするとより快適なPC環境になります。

【GALLERIA GCR1650GF7のデュアルモニタ接続例】

GALLERIA GCR1650GF7|デュアルモニタ

GALLERIA GCR1650GF7にはHDMIとminiDPのコネクタがあるので、PCモニタとHDMIケーブルまたは、片方がminiDPもう片方がDPのケーブルで接続すればデュアルモニタの完成です。画面の面積が2倍になるのでさらに多くの資料を同時に表示できるため作業がはかどります。私はほぼ自宅で仕事をしていますが常時デュアルモニタで作業しています。

カスタマイズでモニタを追加してもいいですし、お持ちのHDMI接続かDisplayPortに対応したモニタを利用しても構いません。新しく購入する際は23-24インチのフルHDモニタが価格も安くオススメです。

GALLERIA GCR1650GF7のベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として私が2017年まで使用していた別メーカーのノートPCとドスパラにて発売中のノートPC「Critea DX-W7」のスコアを掲載します。解像度は全て1920x1080です。

【比較PCスペック】

1.i3-2330M,GT540M,メモリ8GB(ノートPC)購入価格20万円超

2.i7-8565U,専用グラフィックチップなし,メモリ16GB(ノートPC)

【Cine bench】CPUベンチマーク

ガレリアGCR1650GF7|CINEBENCH

GALLERIA GCR1650GF7に搭載されているCPU「i7-9750H」は性能重視のCPUだけあってCPUベンチマークソフトとして有名なCINEBENCHを実行した結果は1957ptsと低消費電力のCPU「i7-8656U」とはかなり差がありました。

  • i3-2230Mノート…404pts
  • i7-8565Uノート…1276pts

【3DMark TimeSpy】CPU&グラフィックベンチマーク

ガレリアGCR|ベンチマーク|3DMARK

3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するので、PCゲーム用のベンチマークです。ゲーミングPCのレビューを行う際に必ず実行されるといってもよい有名ベンチマークソフトです。古いi3-2230Mノートでは性能が低すぎて実行できず、専用のグラフィックチップを搭載していないi7-8665Uノートだと非常に低いスコアとなっていた反面、GTX1650を搭載したガレリアGCR1650GF7のスコアは3641と圧倒的なグラフィック性能の違いとなっています。

  • i3-2230Mノート…性能が低すぎて測定不可
  • i7-8565Uノート…482pts

ビジネス用途でのPCレビューなのでゲームは直接関係ありませんが、例えばAdobeCCやCADなどのクリエィティブソフトをノートPCで使用したい方はグラフィック性能も非常に重要です。

【SSDベンチマーク】

ガレリアGCR1650GF7ではSSDに高級なNVMeSSDを採用しているので、どのくらい高速なのか測定してみました。左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。

GCR1650GF7|ベンチマーク|SSD

ガレリアGCR1650GF7に搭載されている高級NVMeSSDと、安価なHDDや通常のSSDの速度がどれくらい違うのかみてみましょう。

【一般的なSSD】

【一般的なHDD】

HDDと比べると雲泥の差ですし、一般的なSATA接続のSSDと比べても更に高速になっています。私もSSDを搭載したゲーミングPCを利用していますがSSDの動作に慣れるとHDD搭載PCの遅さにイライラするほど明らかに読み書き速度が違います。特にノートPC用のHDDはインチが小さいこともあり、購入から年数が経過してくると起動してまともに触れるようになるまで数分待たないといけない状態になりがちなのでSSDの恩恵は大きいといえます。

今回レビューしたPCでは電源OFF(スリープではなく、シャットダウンした状態)から電源をONにしてWEBブラウザを開き、入力できるようになるまで、たったの15秒でした。皆さんが使用中のPCはどれくらい時間がかかりますか?

静音性

冷却性能に力を入れていないノートPCは新品でも思いのほか冷却FANの音が大きく、気が散ってしまいますし、排熱が追い付かないとPC側でリミッターがかかり本来の性能を引き出すことが出来なくなってしまいます。

ガレリアGCR1650GF7|静穏性

特に今回レビューしているGALLERIA GCR1650GF7はCPUが性能重視のモデルで専用のグラフィックチップも搭載しているため、通常のノートPCより発熱量が多く、高負荷時に冷却FANの音が通常のノートPCよりうるさくなりがちです。

 騒音量を測定できる機器でGALLERIA GCR1650GF7の騒音を測定したところ、電源OFF時も電源ON時も日中の自宅では変化が数値で分からないほど静かでした。数値としては38~39dB前後です。それに対して私が所有する古いノートPCは41~48dBとなっており、GALLERIA GCR1650GF7のアイドル時 騒音量はかなり静かと言えるでしょう。

一方でベンチマークなどGALLERIA GCR1650GF7に高負荷をかけた時は冷却のためFANの回転数が増加し、騒音量が54dBまで一時的に上昇しました。普通の業務利用ではベンチマーク中のような高負荷にはほとんどならなないでしょうが、例えばエンコード処理や画像の書き出し処理などクリエイティブ系の一部作業においてPCに高負荷がかかります。

グラフィック性能に優れたハイスペックノートPCとしてMAXの騒音量が54dBというのは静かな部類です。ハイスペックなノートPCの中には70dBに迫る爆音モデルもあるので注意してください。

 

GALLERIA GCR1650GF7のカスタマイズについて

ドスパラのPCは既製品ではなくBTO-PCと呼ばれるユーザーの目的に応じてカスタマイズが可能なPCです。この項目ではテレワークやビジネス用途でオススメのカスタマイズをいくつか紹介します。

【OS】

Critea DX-W7|カスタマイズ|OS

ビジネス用途におけるWindows10はPro Editionがほぼ必須といえます。

www.microsoft.com

Pro Editionはセキュリティが強化されており、社内ネットワークに接続するためのドメイン参加もHome Editionでは出来ません。

Minecraft同梱モデルはPro Editionが選べないのでご注意ください。

【セキュリティ対策】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セキュリティ対策

世界的に知名度の高いシマンテックのノートンセキュリティスタンダード30日分が無料でついてきますが、30日版の期限が切れて、あとで個別で購入するより最初から1年版に加入しておいたほうが割安です。

【Office製品】

Critea DX-W7|カスタマイズ|Office

Office personalセットモデルを購入する際に気を付けておきたいのは、Office PersonalにはPowerPointが含まれていない点です。パワポはGoogleスライドで代用するか、Office Home and Businessにアップグレードしましょう。

【セーフティーサービス】

Critea DX-W7|カスタマイズ|セーフティサービス

ノートPCは持ち運びが多いですし、PC本体がキーボードやモニタと一体化しているので思わぬトラブルに巻き込まれやすい機器です。そんな思わぬトラブルを保証してくれるのがドスパラのセーフティサービスです。

セーフティサービス解説  

 かなり優れたサービスだと感じたので以前ドスパラでスティックPCを購入した際に私もセーフティサービスに加入していました。セーフティサービス加入必須モデルを除き、契約期間の縛りもないのでスティックPCをあまり使わなくなった時にサクッと解約出来ました。

【その他】

テレワークでビデオ会議をノートPCで行うにはヘッドセットが必要になるので、ヘッドセットも別途購入しておきましょう。

GALLERIA GCR1650GF7レビューまとめ

クリエイティブ職の方を中心に、テレワーク需要で人気が高まっているドスパラのノートPC  GALLERIA GCR1650GF7 は15.6インチの大画面液晶に性能重視のi7CPUと最新のグラフィックチップGTX1650を搭載しており、ベンチマークにおいても一般的なノートPCよりスコアで大きく上回っていましたのでCPUやグラフィックパワーを必要とするクリエイターや技術職の方に最適なノートPCといえるでしょう。

テレワーク・ビジネス用のノートPCやデスクトップPCは今回レビューした機種以外にも多数ドスパラで取り扱っているので是非一度チェックしてみましょう。

【ドスパラ公式サイト】

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