ゲーミングPC大手のドスパラにてRTX2080を搭載した超ハイエンドゲーミングノートPC「GALLERIA GCR2080RNF-E」が2019/12/13より発売されましたので、実機をお借りしてレビューを行いました。PCの写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。
2019/12/16 作成
2020/09/01 更新 最新情報に更新
目次
- ドスパラ公式サイト
- ガレリアGCR2080RNF-Eについて
- ガレリアGCR2080RNF-Eのスペック
- ドスパラで販売されているノートPCモデルの違い
- デュアルディスプレイのススメ
- カスタマイズについて
- ガレリアGCR2080RNF-Eの外観
- ガレリアGCR2080RNF-Eのベンチマーク
- みんなのゲーミングPC購入価格
- ガレリアGCR2080RNF-Eレビューまとめ
- ゲーミングPCレビュー記事一覧
- 週間人気記事ランキング
ドスパラ公式サイト
ドスパラ はゲーミングPCのネット販売で有名な会社です。他のドスパラ機のレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてゲーミングPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。他にも4-5年前に流行したスティックPC購入時にドスパラのお得なアフターサービス「セーフティサービス」や「プレミアムサービス」にも加入したほか、つい先日PCパーツを購入しました。
このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いゲーミングPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。
ガレリアGCR2080RNF-Eについて
税込み329978円
※上記画像は2020/01/12時点で取得しています。スペックや金額及びキャンペーン等は変更されている可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。
ドスパラから2019年12月に新発売されたゲーミングノートPCです。
2020/09/01追記:発売当初の2020年初頭と比べると同じスペックのまま5万円値下がりしており超ハイエンドノートPCのコスパもよくなっています。
今回レビューするモデルはゲーミングノートPCの中で最もハイエンドなRTX2080グラボを搭載したモデルです。以前はドスパラではRTX2070までしかラインナップがありませんでしたが、とうとう最上位のRTX2080搭載モデルも登場したわけですね。超ハイエンドゲーミングノートPCが欲しい方は是非検討してみましょう。
ガレリアGCR2080RNF-Eのスペック
まずは今回レビューを行うガレリアGCR2080RNF-Eのスペックを確認しましょう。
メインスペックに注目するとノート最上位グラボRTX2080にふさわしいハイエンドな構成でまとまっています。
この機種の特徴の一つとして
モニタの解像度が一般的なモニタの4倍である240Hz(1秒間に240コマ表示)となっているのでRTX2080の性能をフルに発揮することが出来ます。
設定で60Hzにも変えられるのですが、比べてみると全然違いますね。ゲームプレイはもとより、240Hzと60Hzでそれぞれマウスを高速でくるくる動かすだけで違いがすぐ分かります。
液晶サイズがゲーミングPCで多く採用されている15.6インチより大きい17.3インチなのでゲームへの没入感や臨場感もアップしますね。ベゼル幅とはモニタの外枠の厚みの事です。狭いほどスッキリしたモダン風の印象になるので、ここ数年のトレンドになっています。
メモリもしっかり16GB(最近の大型PCゲームは12-16GBメモリを推奨するタイトルが増えてきました)ですし、ゲームクライアントやOSなどPCデータの保存先となるストレージには1TB(1000GB)の高速なNVMeSSDを搭載しています。大型ゲームタイトルはクライアント容量が100GBを超えるゲームも出始めたのでストレージの容量が大きいのは嬉しいですね。
その他のスペックで注目すべきは、
無線LANの最新規格IEEE802.11axに対応している点です。搭載しているワイヤレスカードは2x2のストリームに対応しているのでMAX2.4Gbpsと有線LANと同等の高速通信が可能になります。
3画面出力も可能!?
気になったのが、この機種は映像出力端子にHDMIが1個とminiDPが1個と合計2個も出力端子がある珍しい機種です。もしかしたらノートPCで夢の3画面出力が出来るのでは!?と思い、ドスパラのサポートに問い合わせしてみました。
【問い合わせ回答】
- ノートPC標準ディスプレイ+追加1画面の同時2画面まで動作保証
- 3画面出力も技術仕様上可能だが動作保証対象外
仮定の話として3画面同時の3D描画や外部モニタに4K解像度を用いた場合、ノートPCの冷却機能では賄いきれないことが予想されます。
との回答を貰いました。
3画面も一応できるけど動作保証はできないよ。ってことみたいですね。3画面や4Kモニタはグラボの負荷がかかりすぎることが動作保証対象外の理由と思われます。
ドスパラで販売されているノートPCモデルの違い
ドスパラでは自社ブランドのゲーミングノートPCが従来は上記画像のように3シリーズでカテゴリ分けされていましたが、現在はより分かりやすく14-15インチと17インチの2種類のカテゴリに分かれています。RTX2080を搭載したモデルは今回レビューしている機種のみです。
MAX-Qグラボについて
今回の機種とは直接関係がありませんが、ゲーミングノートPCの購入を検討する上で覚えてほしい知識を紹介します。
ゲーミングノートPC用のグラボには「MAX-Q」というタイプがあり、MAX-Qグラボを搭載したモデルが各社から販売されています。今回レビューするモデルはMAX-Qではありません。
「MAX-Q」とは、より薄いノートPCにも搭載可能なグラボで消費電力も抑えられています。さらには静穏性にも優れていますね。デメリットとしては薄くなり消費電力も抑えられた事で若干性能が低下します。同じRTX2070でも通常タイプとMAX-Qタイプでは通常タイプの方が性能が優れています。MAX-QのノートRTX2070はデスクトップのGTX1660tiと同じくらい。通常のノートRTX2070はデスクトップのRTX2060と同じくらいの性能になります。
上記のように、ゲーム中の性能だけを考えると私はMAX-Qグラボは否定派でした。しかし性能が低下する分、価格も安くなっていますし、ノートPCが薄く軽くなるので外出時の持ち運び用としても使う予定の方やゲーミングノートPCのFANの音を小さくしたい方にはMAX-Qグラボのほうが良いという考えに変わりました。
今回レビューするモデルはMAX-Qタイプではないので、性能が非常に高いのですが、重量がやや重たいので主に自宅内で使用し、たまに外へ持ち出す事を想定している方にオススメできるモデルとなっています。
デュアルディスプレイのススメ
17.3インチ液晶を採用しているガレリアGCR2080RNF-Eですが、自宅で利用する際は、モニタを1枚接続してデュアルディスプレイにするとより快適なPC環境になります。
【デュアルモニタの接続例】
ゲームをノートPC本体に表示しつつ、もう一枚のモニタでネットの攻略サイトやDISCORDを開いたり動画を観たりとかなり便利です。
上の写真のようにゲーム配信を行う時は、ほぼ必須といえるでしょう。
ガレリアGCR2080RNF-Eであればゲーム配信をしつつ同時にスマホのゲームもPC内で起動してもまだ性能に余力があります。
カスタマイズでモニタを追加してもいいですし、お持ちのモニタを利用しても構いません。ガレリアGCR2080RNF-EにはHDMIコネクタとminiDPが用意されていますのでどちらからで接続が可能なモニタを選んでください。
カスタマイズについて
このモデルは最初からハイスペックでバランスがとれたモデルですので、必須のカスタマイズはないように感じます。Office製品(WordやExcel)や周辺機器など用途に応じて追加しましょう。ほかには持ち運び時に落としたりなどご自身の過失による故障に対処するためにセーフティーサービスに加入しておく事をオススメします。セーフティサービスの詳細や加入は「構成内容を変更する」のサービス欄をご覧ください。
ガレリアGCR2080RNF-Eの外観
スペックを把握した所で、次はノートPC本体の外観をチェックしましょう。
【PC正面】
サイズ感としては398.5(幅)×272(奥行き)×20.5(高さ) mmなので
一般的なノートPCより大きいサイズです。
ACアダプタも通常のノートPCより重量感があり、大きくなっています。これはRTX2080という高性能で電力を消費するグラボを搭載しているからですね。ACアダプタの事を考えると、やはり頻繁な外への持ち運び用ゲーミングノートPCというよりは自宅内で自由に移動する用途の方が向いています。
ゲーミングノートPCは一般のノートPCと異なり薄くて小さいほど良いわけではありません。
なぜならば、薄くて小さいほど冷却性能が犠牲になり、高熱によるリミットがかかって性能を発揮できなくなるばかりでなくノートPCのFANが爆音になってゲームどころではなくなってしまうからです。特に今回のモデルはMAX-Qではない性能を重視したグラボを搭載していますから冷却性能を高めるためにある程度の厚みが必要になります。
【側面】
ノートPCの左右には冷却用のヒートシンクが見えますね。一般的なノートPCでは冷却用のヒートシンクは1個ですが、左右と後ろにもについています。オーディオ用の接続端子部分も高めの金属製素材が使われていました。他にはUSB-typeCなど接続端子が充実しています。
右側面には通常のUSBコネクタとSDカードリーダーが搭載されています。
【背面】
背面はゲーミングノートPCらしい立体的なデザインですね。
背面をアップにすると、ヒートシンクが左右に搭載されていました。RTX2080という高性能グラボを搭載するだけあって、冷却性能にもかなり力を入れていますね。
【裏面】
PCの裏を見てみると、いたるところに空気を取り込むためのメッシュ加工が施されていました。
【PC内部】
裏側のカバーを開けて中もチェックしてみました。一般的なノートPCと異なるのは冷却用のパーツが豪華だということですね。左右についているファンと、そこから横に伸びる銅製のヒートシンクが冷却パーツです。一般的なノートはファンが1個でヒートシンクも一本です。ゲーミング用途のノートPCでもこれまで見た中で最大のヒートシンク本数がGALLERIA GCR2080RNF-Eには搭載されています。
手前側の左右にノートPCとしては大きめのスピーカーユニットが内蔵されていました。大きめのスピーカーユニットのおかげでノートPCでも大音量かつ深みのある音が出そうですね。実際にベンチマークやゲームをプレイした際にノートPCの内蔵スピーカーにしては最大音量が結構出るなぁと感じました。
裏面の取り外したカバーなのですが、マザーボード側には熱伝導率を上げるためなのか金属のような塗料が塗布されていました。これにより、PCから発生した熱を効果的にカバーに逃がすことが出来そうです。
【キーボード】
GALLERIA GCR2080RNF-Eで採用されているキーボードはゲーミングノートPC定番のバックライトレインボーイルミネーションが搭載されています。「その機能いる!?」って以前は思っていたのですが、いざ製品を触ってみると、かっこいいしなんかテンションあがっちゃうんですよね!もちろん設定で好きな色に変えたりバックライトをオフにすることもできます。
GALLERIA GCR2080RNF-Eのタッチパッドはクリック部分とマウスカーソル操作部分が分かれているタイプですね。人それぞれ好みがあると思いますが、私はクリック部分とカーソル部分が分かれているタイプの方が誤操作が起きにくいので好みです。
GALLERIA GCR2080RNF-Eでは「独自ゲーミング機能」としてキーボードの右上に2つの物理ボタンが搭載されています。下がタッチパッドの有効・無効を切り替えるボタンですね。PCゲームでよく使用する「W・A・S・D」付近のキーを押そうとしたときに手首がタッチパッドに触れて誤操作が起きないようにワンボタンでタッチパッドをオフに出来る便利ボタンです。
上のボタンは強制的にノートPCのファン回転を最大にするボタンです。重たいゲームを高画質で遊びたいのでFAN音があがってもいいからGALLERIA GCR2080RNF-Eの性能を最大限発揮したいときや、ゲームプレイの休憩で離席するときにファンを最大にしておけば戻ってきたときにはPC内部の熱が冷えた状態になります。
ガレリアGCR2080RNF-Eのベンチマーク
次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最もシェアのある1世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したデスクトップPCスコアとドスパラで発売済みの ガレリアGCR2070RGF-QC-G をのスコアを記載します。解像度は全て1920x1080です。
【比較PCスペック】
1.Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB(デスクトップ)
2・i7-9750H,RTX2070,メモリ16GB(ノートPC)
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。
最新3Dゲームの推奨スペックは大半がGTX1060 6GB以上となっており、GTX1060 6GBのスコアは[4423]なので、今回レビューしているGCR2080RNF-Eは2倍以上性能が高いことになります。このスコアから想定するに最新ゲームのほとんどが高設定以上でプレイ可能です。e-sports系の反射神経を要求されるゲームでは設定を少し下げると240Hzモニタの利点を生かせてさらに高いFPS(1秒間に表示されるコマ数)でプレイ可能です。他には3D酔いしやすい方は高FPSだと改善される場合があるので試してみてください。
- デスクトップGTX1060機…4423
- ノートRTX2070機…6873
【FAN-MAXボタンをONにして測定】
先ほど、GALLERIA GCR2080RNF-Eの独自機能で、FANの機能をMAXにするボタンを紹介しましたが、実際にベンチマーク時にONにしてみるとどれくらい効果と騒音量があがるのか測定してみました。
- FANMAX未使用時…スコア8737 最大騒音量63.1デシベル
- FANMAX 使用時…スコア8923 最大騒音量69.4デシベル
おおよそ200ほどスコアが上昇していました。但し騒音量は未使用時はファンが徐々にうるさくなっていくのに対して、FANMAX時は最初からFAN音が大きいです。
重たいゲームを高画質でプレイするときはヘッドセットでゲーム音の臨場感を味わいつつ、FANの音をシャットアウトするプレイスタイルをオススメします。
【FF14ベンチマーク】
比較的古いゲームの場合GALLERIA GCR2080RNF-Eだと最高設定で快適に遊べるゲームが大半です。
- デスクトップGTX1060機…10001
- ノートRTX2070機…13799
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名です。重量級ゲームもGALLERIA GCR2080RNF-Eなら高設定で十分遊べます。FF15ベンチでは比較機能が搭載されているので他のグラボと比較してみましょう。
2018年までグラボ単体で10万円以上したデスクトップグラボの旧世代最高モデル「GTX1080Ti」を上回るスコアが出ていてビックリしました!!ゲーミングノートPCでもここまで性能が出せるんですね~。さすがです。
【SSDベンチマーク】
ガレリアGCR2080RNF-EではSSDに高級なNVMeSSD
を採用しているので、どのくらい高速なのか測定してみました。左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。
ガレリアGCR2080RNF-Eに搭載されている高級NVMeSSDと、安価なHDDや通常のSSDの速度がどれくらい違うのかみてみましょう。
【一般的なSSD】
【一般的なHDD】
HDDと比べると雲泥の差ですし、一般的なSATA接続のSSDと比べても更に高速になっています。私もSSDを搭載したゲーミングPCを利用していますがSSDの動作に慣れるとHDD搭載PCの遅さにイライラするほど明らかに読み書き速度が違います。特にノートPC用のHDDはインチが小さいこともあり、購入から年数が経過してくると起動してまともに触れるようになるまで数分待たないといけない状態になりがちなのでSSDの恩恵は大きいといえます。
今回レビューしたPCでは電源OFF(スリープではなく、シャットダウンした状態)から電源をONにしてWEBブラウザを開き、入力できるようになるまで、たったの16秒でした。皆さんが使用中のPCはどれくらい時間がかかりますか?
【SteamVRベンチマーク】
このベンチマークは「テストされたフレーム」の数値を比較します。GALLERIA GCR2080RNF-Eでは、映像出力コネクタに「miniDP」が用意されているのでVIVEなどのVR機器のシステム要件を満たしていればVRゲームを楽しむことが出来ます。但しVRゲームは【ガレリアZZ】 などのハイエンドゲーミングデスクトップでのプレイをオススメします。
- GTX1060デスクトップPC…10064
ベンチマークの結果を総合すると現在最も人口が多く大半の最新ゲームで推奨スペックとなるデスクトップ版の旧世代グラボGTX1060 6GBを圧倒するスコアでした。ドスパラで人気の ガレリアGCR2070RGF-QC-G をと比べても性能が更に高く、ノートPCとは思えない超高性能マシンと言えるでしょう。
最新のゲームも高設定以上で快適に遊ぶことが出来るゲーミングノートPCです。
【スマホのゲームも快適に遊べる】
今やスマホゲームはPCとスマホの両方で遊ぶ時代です。
PC上にNOXなどのAndroidエミュレーターをインストールする事によりスマホのゲームもPCで遊べるようになります。AndroidエミュレーターはCPU・メモリ・グラフィック性能の3つがバランスよく必要なので一般的なノートPCでは負荷が高く厳しいのですが、ガレリアGCR2080RNF-Eであれば6台のスマホをPC内で同時起動してもまだ余力があります。PCゲームとスマホゲームを同時に遊ぶことも可能なスペックなのでPCゲームもスマホゲームも好きな方にもオススメできるPCですね。
PCでスマホのゲームを遊ぶメリットは
- スマホの電池の劣化を防ぐ
- スマホで他の操作が可能
- 単純な操作を簡単に自動化可能
- 大画面プレイも出来る
など多くのメリットがあり、私もスマホのMMORPGはPCゲームを遊びながらプレイしています。PCとスマホの連携も可能なので自宅ではスマホゲームをPCでまったり遊んで外出時はスマホで操作といったことも可能です。私はゲーミングPCとNOXを使って同時リセマラや同時育成で数十万円相当の価値があるアイテムやゲーム内課金通貨を短時間で手に入れることが出来ました。
こういった便利な事が出来るのも ガレリアGCR2080RNF-Eを始めとしたゲーミングノートPCの良さですね。
ファンの音と解決策
デザインもスペックも優秀で冷却性能にもこだわっているGCR2080RNF-Eですが、高負荷時の冷却ファンの音は、やはりある程度します。これはこの機種がというわけでなく発熱量の多いグラボを限られたスペースに納めなければならないゲーミングノートPC全体に言えることです。どちらかというとGCR2080RNF-Eは先ほど紹介したように冷却性能にも力を入れている分、非常に高性能なわりにファンがうるさく回る時間は明らかに短くなっているでしょう。
先ほどもオススメしましたがゲームプレイ時にはヘッドセットでゲーム音の臨場感を味わいつつ、FANの音をシャットアウトするプレイスタイルが良いですね。
ドスパラではヘッドセットの品ぞろえも豊富です。【ヘッドセット一覧】
FANの音が心配な方は
ドスパラとINTELがコラボして開発した ガレリアGCR2070RGF-QC-G だとよりゲーミングノートの中では静穏性が高いので、オススメです。
私が実機で測定した騒音量の結果表です。
INTELコラボモデルは持ち運び用途での利用も念頭に入れているので、GCR2080RNF-Eとは逆に、「性能を抑える代わりにバッテリーを長持ちさせるモード」があります。
今回レビューしているGCR2080RNF-Eと静穏性の高いGCR2070RGFでは最大騒音量が15dB近く違うので、明らかに騒音量の違いを実感できるレベルです。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回ガレリアGCR2080RNF-Eのレビューを行いましたが、ドスパラのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
ガレリアGCR2080RNF-Eレビューまとめ
2019年12月に発売されたばかりの最上位グラフィックチップRTX2080を搭載しているゲーミングノートPCガレリア GCR2080RNF-E は超ハイエンドゲーミングノートPCが欲しい方に、もってこいのモデルです。
GTX1080Tiを上回る性能なので、みんながうらやましがるゲーミングノートPCといえます。
ノートPCなので飲み物をこぼしたり、落としてしまったりして故障のリスクがあるためドスパラが提供している「セーフティサービス」に加入しておくと安心ですよ。
ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、ガレリアGCR2080RNF-E以外にも様々なモデルがあるドスパラをチェックしてみてはいかがでしょうか。
【ドスパラ公式サイト】
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