ゲーミングPCメーカー大手のドスパラを運営する「株式会社サードウェーブ」が共催している全国高校eスポーツ選手権は高校生の間で人気が高いようで、2021年の3月には第3回の決勝戦が行われます。今回はこれからのeスポーツ業界を牽引する若い世代に向けたドスパラの取り組みを調べてみました。
記事公開日:2021/01/22 作成
アイキャッチ画像利用元:https://www.dospara.co.jp/5info/cts_esports_chanpionship
目次
全国高校eスポーツ選手権について
全国高校eスポーツ選手権は主催「毎日新聞社」「一般社団法人 全国高等学校eスポーツ連盟」、共催「株式会社サードウェーブ(ドスパラ)」で開催される高校生向けのeスポーツ大会です。
ゲーム種目は世界No.1のゲーム人口を誇る「LoL」と、詳しいルールが分からずとも観戦が楽しみやすい「ロケットリーグ」です。
現在まで3回の選手権が行われており、2021年3月13日と14日に第3回の決勝戦が行われます。
【第2回全国高校eスポーツ選手権LoL決勝戦ダイジェスト】
第2回開催時の決勝戦の様子をみると、すごく盛り上がっていますね!
全国高校eスポーツ選手権は非常に注目度が高いeスポーツ大会のようで、第一回開催の時点で新聞の見開きで大々的に掲載されていたほどです。
画像引用元:https://www.dospara.co.jp/5info/cts_esports_competition 毎日新聞 2019/04/26 P16-17
現在のeスポーツ状況
私がLoL(世界で最もプレイ人口が多いeスポーツゲーム)を始めた2014年はまだLoLの日本サーバーがなく、アメリカのサーバーに接続して海外プレイヤーと一緒にプレイしていました。既に世界大会も大々的に開催されるなど盛り上がってはいましたが、今と比べるとコアなゲーマーが多かった印象です。
それが徐々に一般層にも普及していき、eスポーツの人口も大幅に増加しました。小学生が将来なりたい職業として「プロゲーマー」がランキング上位に登場するようになりましたし、大人の認識もゲーム=遊びという従来の考え方だけでなく、eスポーツのように競技性が高いゲームがあることを知っている方が増えてきている印象です。
私は2020年の11月から12月にかけてeスポーツ専攻のある専門学校やeスポーツ施設を運営する企業へ取材に行き、eスポーツ業界に携わる方から話を伺ってきましたがeスポーツの更なる発展は若い世代が重要だと言っていましたので、ドスパラが共催している高校生向けeスポーツ大会開催はそれらの意見と合致しますね。
高校のeスポーツ部発足もサポート
ドスパラを運営する株式会社サードウェーブでは、eスポーツ部を発足する高校への支援も行っています。(2021年1月時点)
eスポーツ系のゲームを快適にプレイできるスペックのゲーミングPCとゲーミングモニタが3台ずつとeスポーツのプレイに欠かせない高速で安定したネット環境を1年間無償で貸し出しています。
しかも無償期間終了後は返却するか、買い取るか、月額コースを選択するかといった複数の選択肢が用意されていました。
ゲーミングPCとゲーミングモニタは一般的なPCやモニタと比べるとグラフィック性能が高いためどうしても高価になってしまいます。学校側としては実績が出る前の部活発足時にまとまった金額を出すのはハードルが高い事も考えられますから、支援プログラムはとても魅力的なのではないでしょうか。既に「高校eスポーツ部支援プログラム」は全国の248校(2020年12月末時点の申込校数)で活用されているので、やはり人気のようですね。
学生には夢中になれるものを見つけてほしい
私は学生の時からゲームが好きで、大学生の時はPCのMMORPGゲームにどっぷりはまりました。PCに触れる時間が増えたことでIT業界への就職希望が生まれ実際にIT業界へ就職したのち、今ではゲーミングPCやPCスペックを解説する当ブログを運営しています。eスポーツに興味があったり、現在プレイ中の学生の方は是非eスポーツに夢中になってチャレンジしてほしいです!才能と努力があればプロゲーマーとしての第一歩を踏み出すかもしれませんし、eスポーツ業界は裾野が急拡大しているのでプレイヤーとしてだけでなくプロチームやeスポーツイベントの運営など様々な職種のニーズがあります。
ドスパラ公式サイト
ゲーミングPC販売の大手でコスパが非常に高いメーカー。他社と似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラの機種がコスパNo.1になります。
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