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【かっこいいゲーミングPC】OMEN by HP 30L Desktop【レビュー】

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2020年に国内のパソコン市場でシェアNo.1に輝いている日本HPが発売するPCの中から、今回はカッコいいオシャレなゲーミングデスクトップPC「OMEN by HP 30L Desktop」をレビューしていきます。PCの外観写真を始め、スペックやベンチマークテストにも触れています。デザイン性やブランドそして細かなパーツにこだわったゲーミングPCを探している方は必見ですよ!

2021/08/01 作成
2021/08/05 更新

目次

日本HP公式サイト

 HP Directplus -HP公式オンラインストア-

HPが製造・販売するパソコンやプリンタは世界でも有数のシェアを誇る超有名メーカーです。HP(ヒューレット・パッカード)の歴史をWikiで学んでいると2015年に会社がフロントエンド製品であるPCやプリンタを取り扱うHP.incとサーバーやネットワーク機器などバックエンド製品を取り扱うHewlett Packard Enterpriseに分割されていました。wikiによると分割が行われた2015年の売上は PC世界2位・サーバー世界1位・プリンター1位😲

すごすぎますね…。

前回のHP製一体型PCレビュー時にも触れましたが、私は大学卒業後IT系の会社に就職し、サーバーやネットワークエンジニアとして働いていたのですが、その中でHPのサーバーやスイッチに触れる機会が多かったのを思い出しました。HPは当時から既にかなり勢いがあって、PCやサーバー、ネットワーク機器などがバンバン他社製からHP製の機器に入れ替わっていましたね。

HPのプレミアムPCブランド「OMEN」について

HPのゲーミングPCブランド「OMEN」ブランドはかなり有名ですね。

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画像引用元:https://jp.ext.hp.com/gaming/personal/omen/

「OMEN」ブランドは、ゲーミングPCだけでなくゲーミングデバイスも販売されており、ゲーミングモニタやキーボード・マウス・ヘッドセットまで一式OMENで揃える事も出来ます。個人的にはPCデバイスですと長年安物の60HzフルHD液晶をメインPCで使用しているので、「OMEN 25i」というゲーミングモニタが気になりました。

OMEN by HP 30L Desktopについて

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【OMEN 25L&30L 公式ページ】 iconを確認するとOMENのデスクトップゲーミングPCはサイズが2種類あり、コンパクトな25Lと内部スペースが広々とした30Lがあります。25Lと30Lのサイズの違いは30Lの方が奥行が5.4cm長くなっており、幅と高さは同じです。

30Lは水冷クーラーが標準搭載となっており、ケース前面に120mmファンが搭載されています。CPUやグラボなどスペック面でも30Lの方が高性能なモデルが多くなっており、

OMEN 25L…ミドルレンジ~アッパーミドル

OMEN 30L…ハイエンド

といった位置づけのようです。

OMEN by HP 30L Desktopのスペック

 

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30Lには2021/08/01時点だと6種類のモデルがあり、搭載グラボも「RTX2080SUPER~RTX3090」と高性能な上位製品が採用されています。今回レビューを行うのはRTX2080SUPERを搭載したモデルです。

メインスペック
OS Windows10 Pro 64bit
CPU INTEL core i7-10700KF
Cooler Master® 水冷クーラー RGB
グラボ NVIDIA RTX2080SUPER
メモリ HyperX® Fury®32GB (16GB×2)
DDR4-3200MHz
ストレージ Western Digital® WD_Black 1TB M.2 SSD (PCIe NVMe)
2TB HDD
電源 750W 80PLUS Platinum
マザーボード intel Z490チップセット
その他スペック
無線LAN IEEE802.11 ax Bluetooth5.0
光学ドライブ なし
オフィスソフト なし(カスタマイズで追加可能)
キーボード なし
マウス なし
サイズ 165(幅)×424(奥行き)×448(高さ) mm
セキュリティ マカフィー リブセーフ 1年版
重量 約12.42Kg
保証 保証期間1年

 

HP製のゲーミングデスクトップPCは初のレビューなので、スペック構成がどうなっているのか気になってしっかり仕様表を確認してみると、分かりやすいグラボやCPUのグレードが高いだけでなく、メモリやPC電源などのグレードも高く高品質かつ高性能な構成となっています。

メモリやSSDなどはメーカー名や製品名まで記載されているのもBTOとしては珍しいですね。搭載パーツへのこだわりや優位性があるので公開していると思われます。

その他のスペックで注目するポイントとして、高速無線LANとBluetoothに最初から接続可能となっていました。ゲーミングデスクトップPCで無線LANに接続したい場合はオプションで無線LAN子機を追加しないといけない場合が大半なので、OMEN 30Lだと最初から無線LANに接続できるのはありがたいですね。特にPC初心者の方は「スマホやSwitchと同じで、ゲーミングデスクトップPCも家にルーターがあればWiFiですぐネットにつながる」と思ってしまいがちです。購入後につまづきやすいポイントが1個消えているのはよいですね。

OMEN by HP 30L Desktopの外観

スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

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OMEN 30Lは前面に追加でLED FANが搭載されています。(25Lは非搭載)
PC本体でブラックの部分の素材も25Lは非光沢で30Lは光沢のある素材になっているなど、25Lと30Lではサイズや搭載されるスペックだけでなく、外観も異なってきます。

【PC背面】

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背面は各種接続コネクタがあつまっている場所なのでシンプルですね。

【側面】

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側面の片面は強化ガラス製のサイドパネルになっており、安価なアクリルパネルよりも透明度が高くPCパーツが映えますね。ガラスにはEMIコーティングが施されているのでFANの騒音や電子機器から発せられる電磁波をブロックしてくれます。

【上部及び底部】

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上部はメッシュ加工が施されていました。また、前面側には電源ボタンや各種端子が搭載されいます。USBの片方はバッテリーチャージ(通常のUSBより電流が多い)に対応しているためスマホなどを高速で充電する事が可能です。

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底部も同じようにメッシュ加工が施されていました。底部のメッシュ部分はホコリが溜まるので取り外しができるとより良かった気がします。

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OMEN by HP 30L DesktopのPC内部

OMENのデスクトップPCは本体裏のボタンを押すとワンタッチでサイドのガラスパネルを空けることが出来ます。

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うひょーPC内部もめっちゃかっこいいですよ。CPU・グラボ・メモリ・FANと光るパーツが一般的なBTOゲーミングPCと比べて豊富です。外観と同じ黒でパーツの色が統一されているので光るパーツが多くてもギラギラしすぎな感じがないんですよね。しかもOMENシリーズ専用のソフトウェア「OMEN GAMING HUB」でLEDカラーのカスタマイズも出来るのでお気に入りのオリジナルカラーに自由に変更できます。

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CPUクーラーが水冷なのでCPU直上の大きなヒートシンクがなくなりスッキリします。

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今回のゲーミングPCはなんとメモリまで光ります😲!水冷でCPUが光るゲーミングデスクトップPCは上位の高級モデルにおいて各社販売していますが、メモリまでとなるとなかなか珍しいですね。

「OMEN 30L」に搭載されているメモリは有名なメモリメーカー「キングストン」のヒートスプレッダ付きの高級ゲーミングモデルです。最安でも16GBx2は2万7千円くらいします。同じDDR4メモリの同容量でも低速でヒートスプレッダ無し・LED無しだと16GBx2は約1万5千円が最安値でした。

OMEN by HP 30L Desktopのベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最も使用者の多い2世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPCのスコアを掲載します。

解像度は明記しない限りフルHD(1920x1080)です。

【比較PCスペック】

1.AMD Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB

【3DMark TimeSpy】

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3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。ミドルレンジクラスの旧60番台と比べるとかなり高いスコアでした。

  • GTX1060デスクトップ…4423

【FF14ベンチマーク】

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FF14の暁月のフィナーレ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームは「OMEN by HP 30L Desktop」であればどのモデルでも最高設定ですら余裕すぎるほど快適に遊ぶことが出来ます。

ちなみにFF14ベンチはメモリ速度の影響が出やすいベンチマークとして有名です。

「DDR4-3200」という高速規格のメモリを搭載している「OMEN 30L」はFF14ベンチのスコアがRTX3070やRTX2080Tiを上回る数値でした。さすが高速メモリ

実ゲームにおいても高速メモリはCPUやグラボのグレード差ほどではありませんがFPS(1秒間に表示されるコマ数)に良い影響を与えます。

  • GTX1060デスクトップ…10001

【FF15ベンチマーク】

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FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。「OMEN by HP 30L Desktop」のスコアは10986でした。FF15やBF5、RDR2そしてCyberpunkなどの重たい部類のゲームもフルHDなら快適に遊べるスペックです。

  • GTX1060デスクトップ…4791

【VRベンチマーク】

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「OMEN by HP 30L Desktop」はRTX2080SUPER~RTX3090と非常に高性能なグラボを搭載したモデルが揃っているので、要求スペックが高くなりがちなVRゲームも快適です。

【SSDベンチマーク】

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このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。

OMEN by HP 30L Desktopではストレージに通常のSSDより更に高価で高速なNVMeSSDを採用しています。PCゲームでのNVMeSSDの恩恵は起動時やロード画面がHDDと比べて大幅に短縮される点です。

SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。

【一般的なSSD】

【一般的なHDD】

一般的なSATA接続のSSDと比べても、HP ENVY All-in-One 32-aに搭載されているNVMeSSDはスコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。

ベンチマークを動かしてみた感想

外観が洗練されていた「OMEN by HP 30L Desktop」はベンチマークにおいてもプレミアムと言えるスコアでした。今回は1世代前のグラボ「RTX2080SUPER」を搭載したモデルでしたが、最新のRTX3080以上を搭載したモデルはどのくらいのスコアが出てしまうのかめっちゃ気になります。

「OMEN by HP 30L Desktop」のベンチマーク中の騒音量は、ゲーミングデスクトップPCの一般的な騒音量と比較すると、騒音量は静かな部類でTimeSpy実行時の最大騒音量は50.9dB程度でした。サイドのガラスパネルに塗布されている「EMIコーティング加工」のおかげで静かになっているみたいですね。

PCゲームをしながらスマホゲームもパソコンで遊べちゃう

ガレリアRH5|Androidエミュ

Androidスマホで遊べるゲームやアプリはPC上に仮想Androidエミュレータ(NOXなど)をインストールする事によりパソコンで快適に遊ぶことが出来ます。AndroidエミュレータはPCのスペック(CPU・メモリ・グラボ)を使うのでゲーミング用途ではないPCでは動作が重たくなってしまいます。スペックの高い「OMEN by HP 30L Desktop」であれば軽いPCゲームで遊びながらスマホゲームもPCで起動可能です。

【ゲーミングPCでAndroidエミュレータを8つ起動した状態】

ガレリアAXZ|NOX多重起動

OMEN by HP 30L Desktopだと最大で8個程度の仮想AndroidをPCで同時起動できます。別々のスマホゲームを同時に遊んだり、お気に入りのスマホゲームを複数アカウントでプレイする事で他人より有利に遊ぶことが出来ます。(例えばサブアカウントでゲーム内アイテムやゲームマネーを稼いでメインアカウントに集めたり、リセマラを効率よく行うなど)

スマホゲームをPCでプレイするメリットはその他にも

  • スマホで他の事が出来る
  • スマホの電池が消耗しない
  • Androidエミュレータの便利機能で簡単な操作であれば自動化できる

などがあります。私もスマホのMMORPGゲームはゲーミングPCでPCゲームと同時に遊んでいます。とあるスマホ人気ゲームではゲーミングPCでの多重起動リセマラを行うことで、ガチャで数十万円分回してようやくでる確率のキャラを短時間で無料GETしちゃいました。

ゲーミングPCはスマホゲーマーの方にも是非使いこなしてほしいですね。私の周りにいる廃課金やランキング上位などのガチ勢はスマホ・タブレット・ゲーミングPCの3つを全て駆使して遊んでいます。

OMEN by HP 30L Desktopは最初からメモリが32GB(上位モデルは64GB)も搭載されているのでAndroidエミュレータの多重起動用としても非常に優秀です。

HP OMEN by HP 30L Desktopならマイニングで黒字に!?

ビットコインが2017年以来の史上最高値を大きく更新した事で仮想通貨のマイニングブームが2021年1月から5月にかけて盛り上がっていました。2021年8月01日現在は仮想通貨バブルが崩壊して2か月以上経過していることもあり、マイニング報酬は最高値の50%ほどまで下がっていますが、まだまだ電気代を引いても黒字です。第一次マイニングブームの2017年はPCパーツ店でマイニングリグがよく展示されていたのを思い出しました。

「OMEN by HP 30L Desktop」に搭載されているRTX2080SUPERでマイニングをしてみると2021年07月30日時点で1日あたり約300円のビットコインがマイニング報酬として貰えることが分かりました。

※レビュー機のためマイニングは超短時間での測定です。そのため実際の採掘量とブレがある場合があります。下の画像は他のPCで撮影した映像です。

電気代を差し引いても1日150円程度の黒字になります。

マイニングの注意点としてグラボがほぼフルパワーで動き続けるので、多少なりとも故障リスクが高まったり、グラボの寿命が縮む可能性がある点とゲーム中はマイニングをするとFPSが下がってしまう点です。マイニングの難易度は日に日に上がっていくので仮想通貨の価格が同じであれば、いずれ電気代に勝てなくなり赤字になります。マイニング中は重たいゲームを遊んでいるときと同じようにグラボの熱が放出されるので冬場は暖房代わりになったりもします。逆に夏は冷房を余計に効かせないと暑いので、電気代がより嵩みます。私は2017年春から2018年12月まで、最大で4枚のグラボを使ってマイニングを続けていた時期がありました。

逆に夏場は冷房代が余計にかかってしまいますね。ゲーム目的でゲーミングPCを購入する場合は、マイニングについては、あくまで「そんなことも出来るんだなぁ」というおまけとして考えて下さい。

OMEN by HP 30L Desktopで実際にゲームをプレイ

せっかく高性能なゲーミングPCをお借りしたので、人気PCゲームがどれくらい遊べるのか試してみました。

まずは2020年11月にようやく発売された超大作RPG「Cyberpunk2077」で遊んでみました。Cyberpunk2077はゲームの画質がすごくきれいなのですが、同時発売された家庭用ゲーム機版では画質を劣化させてもまだ非常に重たく不具合が多発したため販売が中止され返金騒動にまで発展しました。その点、「OMEN by HP 30L Desktop」であれば最低でもRTX2080SUPERが搭載されているなど非常に高性能ですので、重たいゲームも快適に遊ぶことが出来ます。今回お借りしたレビュー機はRTX2080SUPERが搭載されおり、レビュー機でCyberpunk2077をフルHDの最高設定でプレイしたところ、平均80FPSと、かなり高いFPSで遊ぶ事が出来ました。

更にレイトレ(よりリアルな光源処理描写が行われるが重たくなる)をON(ウルトラ)にしても平均60FPSとすごくキレイな画質と1秒間の快適なコマ数を両立できていました。

 

次は人気バトロワゲームFortniteも最高設定で1ゲームプレイしてみます。

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1ゲーム間の平均FPSは新最高画質設定※にもかかわらず平均142FPSです!FortniteのFPSを出すために低設定でプレイする方が多い中で、「OMEN by HP 30L Desktop」あればそんなことは気にせず最高設定で遊べます。
※Fortniteは2021年6月のパッチでこれまでの最高画質が高画質になり、更に重たい新最高画質が最高画質になっています。そのため、より負荷をかけることが出来るゲームになりました。もちろんパフォーマンスモードなど性能の低いゲーミングPCでも遊べる画質設定もあります。

また、FortniteはNVIDIAグラボのレイトレ(リアルな光源処理)とDLSS(AIによるFPS上昇技術)に対応しています。

「OMEN by HP 30L Desktop」であればFortniteの世界も上のスクショのように綺麗な描写が可能です。フォートナイトは数ミリ秒を争う対戦ゲームなので普段はFPSの高さを重視した画質設定にする方が多いでしょうが、オフラインゲームなどまったりしたゲームの時は「OMEN by HP 30L Desktop」のハイスペックな性能を活かしてゲーム世界に没入できそうですね。

他にはバイオRE3の体験版やAPEXなど複数のゲームを最高設定で遊んだので一覧表にしてみます。

【ゲームタイトル別フルHD最高設定での平均FPS】

ゲームタイトル 平均FPS
バイオRE3 178
APEX 170
Craftopia 142
Fortnite(アプデ後) 142
Cyberpunk 80
Cyberpunkレイトレ 60

RTX2080SUPER以上を搭載した「OMEN by HP 30L Desktop」はほぼ全てのゲームの推奨スペックを満たしており、最高設定で快適に遊ぶ事ができます。

高解像度・高リフレッシュレートモニタのススメ

モニタ

 グラボにRTX2080SUPER~RTX3090を搭載しているOMEN by HP 30L Desktopは最新ゲームを最高設定で楽しめるのはもちろんですが、一般的なモニタのスペックである解像度1920x1080(フルHD)の60Hzモニタでは性能を持て余すゲームが大半なので、高性能なモニタでのゲームプレイをオススメします。

1920x1080(フルHD)より細かい解像度は主要な規格として2560x1440(WQHD)と3840x2160(4K)があります。リフレッシュレート(垂直走査周波数)はゲーミング用の高価なモデルにおいて144Hz(1秒間に144コマ描画出来る)や240Hzをアピールするモニタがあります。

注意点として、かなり重たいPCゲーム(Cyberpunk2077など)や重量級かつ最適化不足のゲーム(アサクリシリーズなど)の場合、ゲーム内の画質設定を最高にすると4K画質だと最新の最高スペックでも常時144FPSは厳しいので、フルHDかWQHD解像度の144Hzモニタが良いでしょう。臨場感を重視する場合はWQHD、FPSを重視する場合はフルHDの144Hzモニタがオススメです。

みんなのゲーミングPC購入価格

今回「OMEN by HP 30L Desktop」をレビューしましたが、HPはゲーミングPCのモデルだけでも価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。

ゲーミングPCの購入価格(2021年~)直近505台
10万円未満 10-14万円台 15-19万円台 20-24万円台 25-29万円台 30-34万円台 35万円以上
142 152 132 64 7 3 5

 ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。

モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。

20万円未満でRTXグラボを搭載した比較的高性能な構成が人気のようです。

人気ゲームの推奨スペック

2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。

GPU/CPU
ローエンド ミドルレンジ ハイスペック
i3 i5 i7
ローエンド GTX960以下
or
GTX1050以下
Dead by Daylight
OVER WATCH
Rocket League
VALORANT
Fall Guys
FORTNITE
Rainbow six siege
Minecraft
LOST ARK
Tarkov
デビルメイクライ5
旧世代
ミドルレンジ
GTX970
or
GTX1060
or
GTX1650
(SUPER)
  7 Days to Die
鉄拳7
PUBG
APEX LEGENDS
SEKIRO
OCTOPATH TRAVEL
Project Winter
モンハンワールド

Battlefield Ⅴ
バイオハザードRE3
Fallout76
FF14/
FF15
ダークソウル3
アサクリ オデッセイ
ANTHEM
GHOST RECON
CoD:MW
BLUE PROTOCOL
原神

Cyberpunk2077
最新世代
ミドルレンジ
GTX1070
or
GTX1660
  ニーアオートマタ
CoD:BO CW
METRO EXODUS
ライザのアトリエ
ハイスペック GTX1080Ti
RTX2070
SUPER以上
    CONTROL
Microsoft Flight
Simulator2020

 ※赤文字のタイトルはメモリ12GB~16GB推奨

上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。

但し推奨スペックというのはフルHD(1920x1080)解像度のモニタでゲーム内画質を中程度にした場合60FPSが出る目安となる事が多く、ゲーム内画質を高設定にすると推奨スペックに記載されているPCスペックでは性能が足りません。

これまでPS4と同時発売されるタイトルはGTX1060が推奨スペックとなる事が多かったのですが、2021年はPS4より格段に性能がアップしたPS5と同時に発売されるタイトルが登場するようになるため、一気に推奨スペックが上がる可能性が高いです。

HP ENVY All-in-One 32-aのカスタマイズ

OMEN by HP 30L Desktopはカスタマイズの前に、モデルを選択する形で購入します。

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30Lには2021/08/01時点だと6種類のモデルがあり、搭載グラボには「RTX2080SUPER~RTX3090」と高性能な上位製品が採用されています。

「購入はこちら」を押すとカスタマイズ画面が表示されます。ゲーミングデバイスを追加したり、オフィスなどのソフトの追加や保証年数の変更といったことが可能です。

OMEN by HP 30L Desktopレビューまとめ

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【OMEN 25L&30L 公式ページ】 icon の製品紹介文にデザイン性をアピールする文章があり、様々なメーカーのゲーミングPCを年間30台近くレビューしている私からしても明らかにOMEN 30Lのデザイン性は優れていて、ゲーミングPC本体の質感に高級さや統一感を感じます。

【CPU・グラボ以外のパーツも高級志向】

キングストンのヒートスプレッダ付き高速メモリ、電源効率の良い80PLUS Platium認証電源。メーカーと製品ブランドを公開しているNVMeSSDなどPCパーツ初心者には分からないようなグレードもしっかり高級なCPUとグラボと組み合わせるのにふさわしい製品が選ばれており、安心して購入できます。

【コスパは微妙!?セール対象モデルならお得】

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 【究極のゲーミングPCセール】 icon

PCケースや各種パーツの品質を重視している一方で、単純なゲーム性能のコスパでいうと正直割高ではあります。ですが、ゲーミングPCセールの対象となっているモデルは値引き額がスゴイ金額で一気にコスパも優秀になります。

セール対象モデルの中には人気すぎたのか売り切れ!?となっているモデルもあります。

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ゲーミングデスクトップPCは1月から続いたグラボ高騰&品薄の影響を受けていましたがグラボの高騰と品薄は既にピークアウトしていて、グラボ単体の価格も一番高かった5月より下落しています。しかし、リーズナブルでお求めやすいRTX2060~GTX1660SUPER以下はBTOで夏のボーナス商戦の需要を満たせる数が揃っていないのか、グラボの価格は下がっているのにGTX1660SUPER以下のゲーミングデスクトップPCは大きく値上がりしているメーカーばかりです。

そんな中でHPの「究極ゲーミングPCセール」はゲーミング液晶込みで、この値段はかなりお買い得で注文が殺到したのではないでしょうか。

 

HPの公式サイトでは様々なセールやキャンペーンが開催中 iconです。ゲーミングPCだけでなくゲーミングデバイスや一般用途のPCやアクセサリなど豊富なラインナップとなっていますのでチェックしてみてみましょう!

【日本HP公式サイト】

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