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2020年に国内のパソコン市場でシェアNo.1に輝いている日本HPが発売するPCの中から、今回はプレミアムカテゴリに位置する4K液晶の一体型高性能PCをお借りしてゲーミングPC目線でレビューしていきます。PCの外観写真を始め、スペックやベンチマークテストにも触れています。新しいスタイルのゲーミングPCを探している方は必見ですよ!
2021/07/07 作成
2021/07/07 更新
目次
- 目次
- 日本HP公式サイト
- HPのプレミアムPCブランド「ENVY」について
- HP ENVY All-in-One 32-aについて
- HP ENVY All-in-One 32-aのスペック
- HP ENVY All-in-One 32-aの外観
- HP ENVY All-in-One 32-aのPC内部
- HP ENVY All-in-One 32-aのベンチマーク
- ベンチマークを動かしてみた感想
- PCゲームをしながらスマホゲームもパソコンで遊べちゃう
- HP ENVY All-in-One 32-aならマイニングで黒字に!?
- HP ENVY All-in-One 32-aで実際にゲームをプレイ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- 人気ゲームの推奨スペック
- HP ENVY All-in-One 32-aのカスタマイズ
- HP ENVY All-in-One 32-aレビューまとめ
- ゲーミングPCレビュー記事一覧
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
日本HP公式サイト
HPが製造・販売するパソコンやプリンタは世界でも有数のシェアを誇る超有名メーカーです。HP(ヒューレット・パッカード)の歴史をWikiで学んでいると2015年に会社がフロントエンド製品であるPCやプリンタを取り扱うHP.incとサーバーやネットワーク機器などバックエンド製品を取り扱うHewlett Packard Enterpriseに分割されていました。wikiによると分割が行われた2015年の売上は PC世界2位・サーバー世界1位・プリンター1位😲
すごすぎますね…。
私は大学卒業後IT系の会社に就職し、サーバーやネットワークエンジニアとして働いていたのですが、その中でHPのサーバーやスイッチに触れる機会が多かったのを思い出しました。HPは当時から既にかなり勢いがあって、PCやサーバー、ネットワーク機器などがバンバン他社製からHP製の機器に入れ替わっていました。
HPのプレミアムPCブランド「ENVY」について
HPのゲーミングPCは「OMEN」ブランドが有名ですが、今回レビューするのはプレミアムPCとして位置づけられている「ENVY」シリーズです。
画像引用元:https://jp.ext.hp.com/desktops/personal/envy/
「ENVY」シリーズの中から、今回レビューするのは、クリエイターの方にも満足できるオールインワンプレミアムPC「HP ENVY All-in-One 32 」となります。
HP ENVY All-in-One 32-aについて
最大の特長はオールインワンPC(一体型PC)であり、液晶の性能が非常に高性能【31.5インチ・4K解像度・ IPS液晶・DCI-P3カバー率98%・HDR】であることです。
上記性能の液晶を別途購入しようとすると液晶だけで10万円以上するようです。しかも「ENVY All-in-One 32-a」は液晶部分の性能が優れているだけでなく、液晶下部に大きなスピーカーがあり、北欧老舗オーディオメーカー「Bang & Olufsen」の2.1chサラウンドシステムが搭載されています。実際にゲームやベンチマーク中の音を聞いてみましたが、ゲーミングノートPC内蔵スピーカーやデスクトップ用の安価なスピーカーとは音の迫力といいますか深みが、かなり違いました。
HP ENVY All-in-One 32-aのスペック
初の一体型PCレビューなので、スペック構成がどうなっているのか気になってしっかり仕様表を確認してみると、CPUはデスクトップ向けで、グラボはノートPC向けの製品が内蔵されていました。メモリやストレージも大容量なので、ゲーミング用途で使用するために推奨される性能を上回っています。
クリエイター向けも意識したPCであるため、液晶の色カバー範囲もそうですが、高速データ転送が可能な「Thunderbolt™ 3 (40Gbps) 」が1ポートあり、映像出力、電力供給にも対応しています。
ゲーミングデスクトップPCにはキーボードやマウスが一緒についてこない事が大半なのですが、「HP ENVY All-in-One 32-a」にはワイヤレス版のキーボードとマウスがついてきます。
ゲーム用に特化しているわけではないので、PCゲームでの使用感を重視するならば、別途用意した方が良いですが、標準でついてくるキーボードとマウスが無線というのは、さすがプレミアムPCですね。キーボードはスマホを立てかける事が可能でした。
HP ENVY All-in-One 32-aの外観
スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。
【梱包ケース】
発送時に「デカいですよ~」と言われていましたが、到着したら本当にデカくてビビりました😲31.5インチ液晶の一体型PCですからね。
ちなみにPCの箱は最低でも初期不良がない事を確認するまでは捨てないほうが良いです。引っ越しを予定している場合も箱を保管するスペースがあるのであれば、とっておきたいですね。私は使っている間はずっと取っておくタイプです。
今回はレビュー用でお借りしているので短時間で返すことになり初めてのHP製PC・初めての一体型PCということで、返却のための梱包時に、どこにはめてよいか分からない緩衝材があって困っていたところ、HP公式のセットアップ動画がYoutubeにアップされていて、どのように梱包されていたのか分かったので、無事箱にしまう事ができました。
【PC正面】
31.5インチの4K液晶なので、一般的な23-24インチのフルHDモニタと比べるとかなり大きいですね。
IPS液晶ですので、目線がずれても液晶の彩度が保たれやすくなっています。
液晶下には2.1chサラウンドシステムが内蔵されており、深みのある音質となっています。
台座部分はなんとスマホをワイヤレス充電可能でした!
液晶の上には、WEBカメラが内蔵されているのですが、ワンタッチで出し入れする事ができるようになっているのでプライバシー保護になりますね。私はノートPCの使わないWEBカメラには絆創膏を貼っていました…。
【PC背面】
PC背面には各種ポートが集まっています。
Thunderbolt™ 3やUSB,HDMI(IN・OUT)など様々な端子を差すことが出来ますね。ネットワークへの接続は有線/無線の両方で可能となっています。
本体の質感はプレミアムPCということで高級感があります。
【ACアダプタ】
一体型PCのため、電源はPC本体に内蔵されておらず、ACアダプタになっています。液晶+PC本体の電源を賄わないといけないので、ゲーミングノート用のACアダプタより更に大きいサイズと重量でした。お弁当箱サイズです。持ち運ぶわけではないので気にはなりませんね。
【側面】
高性能な一体型PCの割にはかなり薄いなぁといった印象です。
傾ける事も出来ます。
側面にはSDカードやイヤホンジャックを差す箇所や
電源ボタン、USBを差す箇所がありました。
【上部及び底部】
上からみると、こんな感じです。内部の冷却は下から外気を吸い込んで上から熱を排出する仕組みとなっています。
ですので、PCの電源が入っている時にモニタを隠すためにPC上部を布などで覆わないようにしてください。排気が出来なくなり熱暴走でPCが落ちたり、PCパーツにダメージを与えてしまう可能性があります。
HP ENVY All-in-One 32-aのPC内部
残念ながら、デスクトップPCやノートPCのように簡単に内部を確認する事は出来ませんでした。分解自体は出来るようなのですが、破損の可能性もあったので、チャレンジしていません。
ゲーミングデスクトップPCと比べると、拡張性が劣るのが一体型PCの弱点ですね。
HP ENVY All-in-One 32-aのベンチマーク
次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最も使用者の多い2世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPC。今回レビューするPCと同じグラボ「RTX2070MAX-Q」を搭載したゲーミングノートPCのスコアを掲載します。
解像度は明記しない限りフルHD(1920x1080)です。
【比較PCスペック】
1.AMD Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB
2. i7-9750H,RTX2070MAX-Q,メモリ16GB
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。ミドルレンジクラスの旧60番台と比べるとかなり高いスコアでした。但し、同じRTX2070Max-Q搭載のゲーミングノートPCより少しスコアが低いのが気になります。
- GTX1060デスクトップ…4423
- RTX2070MAX-Qノート…6954
【FF14ベンチマーク】
FF14の漆黒のヴィランズ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームは「HP ENVY All-in-One 32-a」のスペックだと最高設定でも余裕すぎるほど快適に遊ぶことが出来ます。
FF14ベンチはRTX2070MAX-Qノートより高スコアでした。
- GTX1060デスクトップ…10001
- RTX2070MAX-Qノート…13799
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。スコアは11149でした。FF15やBF5、RDR2そしてCyberpunkなどの重たい部類のゲームもある程度遊べるスペックです。
- GTX1060デスクトップ…4791
- RTX2070MAX-Qノート…6995
【SSDベンチマーク】
このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。
HP ENVY All-in-One 32-aではストレージに通常のSSDより更に高価で高速なNVMeSSDを採用しています。更にマザーボードが最新規格PCIe4.0に対応しているので、より高速になります。PCゲームでのNVMeSSDの恩恵は起動時やロード画面がHDDと比べて大幅に短縮される点です。
SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。
【一般的なSSD】
【一般的なHDD】
一般的なSATA接続のSSDと比べても、HP ENVY All-in-One 32-aに搭載されているNVMeSSDはスコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。
ベンチマークを動かしてみた感想
プレミアムで高性能な一体型PC「HP ENVY All-in-One 32-a」は重量級のゲームこそ最高設定で遊ぶのは難しいですが、一般的な要求スペック(GTX1060程度)のゲームであれば快適に遊ぶ事が出来ると言えるベンチマークスコアでした。
注意点として「HP ENVY All-in-One 32-a」は4K解像度の液晶ですが、PCゲームの場合、4Kで快適に遊べるゲームは軽めのゲームだけなので、その点には注意しましょう。
「HP ENVY All-in-One 32-a」のベンチマーク中の騒音量は、ゲーミングデスクトップPCと比較するとやや騒音量が大き目な53-58dB程度でした。GPU高負荷時よりもCPUが高負荷時にFANの音が大きくなりやすいようです。デスクトップPCは机の下などに格納すれば机が障害物となり、音を吸収してくれますが、ノートPCや一体型PCは耳との距離が近く、さえぎる物がないためFANの音がより聞こえやすくなります。
PCゲームをしながらスマホゲームもパソコンで遊べちゃう
Androidスマホで遊べるゲームやアプリはPC上に仮想Androidエミュレータ(NOXなど)をインストールする事によりパソコンで快適に遊ぶことが出来ます。AndroidエミュレータはPCのスペック(CPU・メモリ・グラボ)を使うのでゲーミング用途ではないPCでは動作が重たくなってしまいます。スペックの高い「HP ENVY All-in-One 32-a」であれば軽いPCゲームで遊びながらスマホゲームもPCで起動可能です。
【ゲーミングPCでAndroidエミュレータを8つ起動した状態】
HP ENVY All-in-One 32-aだと最大で4個程度の仮想AndroidをPCで同時起動できます。別々のスマホゲームを同時に遊んだり、お気に入りのスマホゲームを複数アカウントでプレイする事で他人より有利に遊ぶことが出来ます。(例えばサブアカウントでゲーム内アイテムやゲームマネーを稼いでメインアカウントに集めたり、リセマラを効率よく行うなど)
スマホゲームをPCでプレイするメリットはその他にも
- スマホで他の事が出来る
- スマホの電池が消耗しない
- Androidエミュレータの便利機能で簡単な操作であれば自動化できる
などがあります。私もスマホのMMORPGゲームはゲーミングPCでPCゲームと同時に遊んでいます。とあるスマホ人気ゲームではゲーミングPCでの多重起動リセマラを行うことで、ガチャで数十万円分回してようやくでる確率のキャラを短時間で無料GETしちゃいました。
ゲーミングPCはスマホゲーマーの方にも是非使いこなしてほしいですね。私の周りにいる廃課金やランキング上位などのガチ勢はスマホ・タブレット・ゲーミングPCの3つを全て駆使して遊んでいます。
HP ENVY All-in-One 32-aならマイニングで黒字に!?
ビットコインが2017年以来の史上最高値を大きく更新した事で仮想通貨のマイニングブームが2021年1月から5月にかけて盛り上がっていました。2021年7月08日現在は仮想通貨バブルが崩壊したので、マイニング報酬は最高値の50%ほどまで下がっていますが、まだまだ電気代を引いても黒字です。第一次マイニングブームの2017年はPCパーツ店でマイニングリグがよく展示されていたのを思い出しました。
「HP ENVY All-in-One 32-a」に搭載されているRTX2070Max-Qでマイニングをしてみると2021年07月6日時点で1日あたり235円のビットコインがマイニング報酬として貰えることが分かりました。
※レビュー機のためマイニングは超短時間での測定です。そのため実際の採掘量とブレがある場合があります。
電気代を差し引いても1日100円程度の黒字になります。
マイニングの注意点としてグラボがほぼフルパワーで動き続けるので、多少なりとも故障リスクが高まったり、グラボの寿命が縮む可能性がある点とゲーム中はマイニングをするとFPSが下がってしまう点です。マイニングの難易度は日に日に上がっていくので仮想通貨の価格が同じであれば、いずれ電気代に勝てなくなり赤字になります。マイニング中は重たいゲームを遊んでいるときと同じようにグラボの熱が放出されるので冬場は暖房代わりになったりもします。私は2017年春から2018年12月まで、最大で4枚のグラボを使ってマイニングを続けていた時期がありました。
逆に夏場は冷房代が余計にかかってしまいますね。ゲーム目的でゲーミングPCを購入する場合は、マイニングについては、あくまで「そんなことも出来るんだなぁ」というおまけとして考えて下さい。
HP ENVY All-in-One 32-aで実際にゲームをプレイ
せっかく初めて高性能な一体型PCをお借りしたので、PCゲームがどれくらい遊べるのか試してみました。
まずは2020年11月にようやく発売された超大作RPG「Cyberpunk2077」で遊んでみました。Cyberpunk2077はゲームの画質がすごくきれいなのですが、同時発売された家庭用ゲーム機版では画質を劣化させてもまだ非常に重たく不具合が多発したため販売が中止され返金騒動にまで発展しました。その点、「HP ENVY All-in-One 32-a」であればフルHDの最高設定でも平均45FPS程度と、ある程度のFPSで遊ぶ事が出来ました。
次は人気バトロワゲームFortniteも最高設定で1ゲームプレイしてみます。
1ゲーム間の平均FPSは新最高画質設定※にもかかわらず平均80FPSです!FortniteのFPSを出すために低設定でプレイする方が多い中で、「HP ENVY All-in-One 32-a」あればそんなことは気にせず最高設定で遊べます。
※Fortniteは2021年6月のパッチでこれまでの最高画質が高画質になり、更に重たい新最高画質が最高画質になっています。そのため、より負荷をかけることが出来るゲームになりました。もちろんパフォーマンスモードなど性能の低いゲーミングPCでも遊べる画質設定もあります。
「HP ENVY All-in-One 32-a」は4K解像度の液晶なので4KにしてFortniteをプレイしてみましたが最高設定では平均23FPSしか出なかったので4Kで遊びたい場合はFortniteの画質をパフォーマンスモードにする必要があります。
また、FortniteはNVIDIAグラボのレイトレ(リアルな光源処理)とDLSS(AIによるFPS上昇技術)に対応しています。
「HP ENVY All-in-One 32-a」の大画面かつ4K解像度で見るレイトレONにした映像はとても綺麗でした。数ミリ秒を争う対戦ゲームなので普段はFPSの高さを重視した画質設定にする方が多いでしょうが、オフラインゲームなどまったりしたゲームの時は「HP ENVY All-in-One 32-a」の美麗液晶でゲーム世界に没入できそうですね。
他にはバイオRE3の体験版やAPEXなど複数のゲームを最高設定で遊んだので一覧表にしてみます。
【ゲームタイトル別フルHD最高設定での平均FPS】
RTX2070Max-Qを搭載した「HP ENVY All-in-One 32-a」は一般的な要求スペックのゲームであれば最高設定で快適に遊ぶ事ができるのを実証できました。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回「HP ENVY All-in-One 32-a」をレビューしましたが、HPはゲーミングPCモデルだけでも価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載した比較的高性能な構成が人気のようです。
人気ゲームの推奨スペック
2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。
※赤文字のタイトルはメモリ12GB~16GB推奨
上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。
但し推奨スペックというのはフルHD(1920x1080)解像度のモニタでゲーム内画質を中程度にした場合60FPSが出る目安となる事が多く、ゲーム内画質を高設定にすると推奨スペックに記載されているPCスペックでは性能が足りません。
これまでPS4と同時発売されるタイトルはGTX1060が推奨スペックとなる事が多かったのですが、2021年はPS4より格段に性能がアップしたPS5と同時に発売されるタイトルが登場するようになるため、一気に推奨スペックが上がる可能性が高いです。
RTX2070Max-Qはデスクトップ向けグラボのGTX1660SUPERと同程度の性能ですので、一部の重たいゲームをのぞき推奨スペックを満たしています。
HP ENVY All-in-One 32-aのカスタマイズ
HP ENVY All-in-One 32-aはカスタマイズではなく、モデルを選択する形で購入します。
10種類以上の構成があり、i9CPUやRTX2080SUPER Max-Qなど、更に高性能なパーツを搭載したモデルもありました。現在キャンペーンが開催されていて、大きく値引きされています。
HP ENVY All-in-One 32-aレビューまとめ
これまで60台以上のゲーミングPCをレビューしてきましたが、一体型でPCゲームも遊べる性能のPCは初めてのレビューでした。
約1週間レビューしてみて「HP ENVY All-in-One 32-a」をゲーム用として使用するメリットは
【配線がスゴイすっきり】
PCと液晶が一体となっているので、映像ケーブルが不要になり、電源ケーブルも1本で済みます。同梱されているマウスとキーボードも無線ですし、内蔵の2.1chサラウンドの音質が良いためスピーカーを別途買う必要がありません(FPSやバトロワ系などをガチでやりたい人は音の方向をより詳しく聞き取るためにヘッドセットが必要)
ちなみに私のゲーミングデスクトップPC周りは配線だらけです…。
ここすぐにホコリが溜まるんですよね。コードもいつのまにかどんどん絡まっていって、あまり見たくありません。
【クリエイティブ業務で使える液晶クオリティ】
液晶の性能が非常に高性能であることも大きなメリットですね。
31.5インチ・4K解像度・ IPS液晶・DCI-P3カバー率98%・HDR
など単体でこのスペックの液晶を買うと10万円以上しそうでした。高解像度でクリエイティブソフトを使用するとPCに高負荷がかかるのですが、i7CPUにRTXグラボと高性能なパーツを搭載しているのでクリエイティブ業務でバリバリ使えるスペックに仕上がっています。普段やっすい23インチのフルHD液晶でPCゲームをしていますが、「HP ENVY All-in-One 32-a」は違います。映像に関しては素人ですが、素人でも違うのが分かっちゃうくらい良かったです…。
【コスパが何気に良い!?】
ゲーミングデスクトップ用で同じスペックのPCと液晶を揃えた場合、コスパに優れるはずのゲーミングデスクトップPCの方が高くなりそうです。キャンペーンでの値引き額が5万円を超えているのでコスパがかなり良くなっていますね。
一体型なのでゲーミングデスクトップPCより拡張性や将来性で劣り、購入から数年後にグラボだけ最新にしてパワーアップすることが出来ないなどのデメリットがあります。同じく拡張性で劣るノートPCの最大のメリットである「持ち運び」も一体型PCでは出来ません。それらを踏まえたうえでも
コスパよく4K液晶でゲームがしたい・PCの性能が低くなったと感じたら新品を買いなおす
といったスタイルの方にはオススメできます。また「HP ENVY All-in-One 32 」本来のコンセプトであるクリエイターの方にも、もちろんオススメですよ!
HPの公式サイトでは様々なセールやキャンペーンが開催中 です。そのほかにも様々なモデルがありますのでチェックしてみてみましょう!
【日本HP公式サイト】
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