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ゲーミングPCのグラボで仮想通貨をマイニング!いくら儲かる?

ゲーミングPCで仮想通貨をマイニング

ビットコインの高騰でグラボでの仮想通貨マイニング(採掘)ブームが再来したので、ゲーミングPCに搭載されているグラボでマイニングするといくら稼げるのか試してみました。

記事公開日:2021/01/19 作成
最終更新日:2021/08/06 更新5回目 最新情報に更新

目次

マイニングとは

仮想通貨の多くは中央集権で決済システムが動いているわけではなく、世界中の有志が決済処理を行う事で信頼性を確保しています。仮想通貨の決済処理はCPUやGPUなどの演算能力を使用し行われます。仮想通貨の決済処理を自身のPCパワーを使用して手伝う代わりに仮想通貨を報酬としてもらう行為をマイニング(採掘)といいます。

2017年に仮想通貨バブルが訪れた際にマイニングはブームとなりグラボ高騰の要因となりました。2020年11月からビットコインが最高値を更新し1BTC=707万円まで上がったことから再度マイニングブームがやってきたのです。

マイニングを行うには

マイニングは単独で行う方法もありますが、単独ではマイニングパワーが足りず収益が非常に不安定なため、マイニングプールと呼ばれるグループで行います。色々と奥が深いのですが、お手軽にマイニングするには「NICE HASH」が昔から簡単で良いですね。

ゲーミングPCでマイニングを行ってみました

ゲーミングPCにはグラフィックボードが搭載されていてマイニング用途としてもそのまま流用できるので手持ちのゲーミングPCとグラボでマイニングを行ってみました。

グラボ
2021/02/27 2021/06/06 2021/08/06
報酬額(1日)円 報酬額(1日)円 報酬額(1日)円
RTX3070 514 394 384
GTX1660SUPER 274 203 171
GTX1070Ti 253 195 162
GTX1060 6GB 156 170 126
1BTCの価格 510万円 358万円 449万円

 グラボ別に1日に得られるマイニング報酬を円計算しています(電気代考慮せず)

マイニングは基本的に難易度がどんどん上昇していくので、表のとおり2021年6月より8月の方がBTC価格が上昇しているのに報酬は下がっています。2021年1月後半や2月に一時的に1日あたりの採掘量が増えましたが、基本はどんどん採掘量が減っていくと考えて下さい。

過去には2018年1月にGTX1080Ti2台+αでマイニングをしていた時は1週間で2万円を超える報酬になっていましたが、今同じ構成でやっても15分の1以下の報酬しか得られないと思います。

ですので、08月06日現在の1BTC=450万円付近を維持したとしても、数か月~半年後には電気代を加味すると利益がプラマイ0になり故障リスクだけが高まっている状態になるため、その時点ではマイニングをする意味がなくなってしまいます。

中国が2021年5月にマイニングを禁止したので2021年春前の予想よりは報酬額が減るスピードが落ちています。

また、マイニング中はグラボがほぼフルパワーで動くため電気代がかなりかかります。2020年1月に2週間ほどマイニングを行ってみた所

この記事を最初に書いた日の1BTC=377万円計算で約4200円分のBTCがもらえました。メインのPCに搭載しているRTX3070とGTX1070Tiは日中は仕事やゲームなどで使うのでマイニングを行っていないのと夜もマイニングをし忘れて寝てしまっていたことが多かったのでサブPCのGTX1660SUPERとGTX1060 6GBのグラボがメインで頑張ってくれました。電気代も+2000円くらいアップしそうな計算なので丸儲けにはなりませんが、冬場は暖房代わりになっていいですね。夏場はマイニング処理の熱で冷房代が嵩むため、損益分岐点が悪化してしまいます。

当初はグラボ4枚でマイニングをしていると、暖房をつけなくても良いほど部屋が暖かくなって暖房代の電気代と相殺することができていたのですが、2月中旬くらいから暖かい日が増えてきて部屋がすごく暑くなってきました。外の方が涼しいので換気をすればよいのですが、花粉症持ちなので、2月にして冷房を18度でガンガン効かせるはめに…。

2月の時点でグラボ4枚だとこの状況です。花粉症で無ければ、外気で冷やせばいいのですが、外気が暖かくなる4月以降はこの方法も使えなくなりますね。

8月現在は冷房を常時つけてガンガン冷やさないと、とてもじゃないですが部屋にいられません。最近は4枚フル稼働で24時間マイニングをすることはほぼなくなりました。

RTX3060はマイニングに不向き!?

2021年2月26日に発売されたRTX3060(無印)はRTX3060Ti以上のグラボがマイナーに買い占められて当初価格での販売がほぼ全滅で絶賛高騰中のなか、ゲーマーにとってもマイナーにとってもRTX3060は期待視されていました。

RTX3060発売の1週間ほど前に、設計元のNVIDIAから「RTX3060はグラボマイニングのメインとなっているイーサリアムマイニングを検知した場合性能を50%に制限する」と発表しマイナーに激震が走り、ゲーマーは大喜びでした。

但し対処方法がないわけではないので、実際に2月26日にRTX3060が発売されると、本来329ドル(消費税込み50,000円・1アスクドル140円計算)前後で販売されるはずが、税込み57,500円からと高騰相場で最初から販売されています。

それでもネットでは売り切れ続出となっているので、当面はこの高騰が続きそうですね。ちなみにRTX3060はRTX2060SUPER程度の性能しかないので、もはや幻のグラボRTX3060Tiとの性能差がすごく、現在の価格でグラボを単体購入するのはゲーマーからすると苦渋の選択と言えるのではないでしょうか。

RTX3060はゲーマーからすると発売日時点では、評価がかなり低いグラボでしたが、2020年10月頃はRTX3080購入者も「10おじ」(すぐに20GB版のRTX3080が発売される噂があった)と馬鹿にされ、11月のRTX3070も低評価で店頭に在庫が駄々余り(私も発売初日に並んだのに並んだ人は私だけでした)12月のRTX3060Ti発売時は、RTX3070と価格差があまりなくこれならRTX3070でよくない?と言われていましたが、2021年2月時点で既に、それらのグラボを当時の価格で勝っていた人は大勝利!となっている混沌とした状況だったんです。

ちなみに2021年6月に発売されたRTX3080TiとRTX3070Tiは、より強固なマイニング規制が施されているので、こちらもマイニングには不向きです。更に現在入荷してくるRTX3000番台グラボは基本的にLHRと呼ばれるマイニング規制版のため、マイニング用途での購入はほぼ全滅しました。

2021年8月時点ではマイニングは儲からない!?

2020年11月から始まったビットコインバブルも2021年5月に崩壊しました。2021年4月7日に史上最高値1BTC=707万円(bitFlyer現物)をつけたのも今や昔の話のようで、2021年6月8日時点では1BTC=358万円しかありません、約半分です。まだまだ底が見えず1BTC=200万台まで落ちる可能性も十分あり得る状況でした。

2021年7月中旬から8月従順までBTC価格はやや持ち直していますが、ここからすぐに最高値の707万円をめざすとは個人的には考えにくいと予想しています。

さてBTCバブル崩壊済みの2021年8月時点においてマイニングは儲からなくなってしまったのかチェックしてみましょう。

グラボ
2021/02/27 2021/06/06 2021/08/06
報酬額(1日)円 報酬額(1日)円 報酬額(1日)円
RTX3070 514 394 384
GTX1660SUPER 274 203 171
GTX1070Ti 253 195 162
GTX1060 6GB 156 170 126
1BTCの価格 510万円 358万円 449万円

 

 2月頃と比べると、30%くらい報酬額が下がっています。GTX1060だけ6月の測定時に下がっていませんでしたが、上振れしているだけです。

結論をいうと2021年8月の時点では、電気代を差し引いても、まだ十分黒字です。但し1-2月頃と比べると、かなり収益は落ちています。

まだマイニングで稼げている要因としては、ビットコインの価格がピーク時の半分以下になったマイナス要因を、世界のマイニング市場で圧倒的なシェアのある中国がマイニング規制を行ったことで、イーサリアムの採掘難易度が下落しある程度カバーしてくれているからです。

f:id:Lezza:20210608133847p:plain

上のグラフはイーサリアムの採掘難易度を2021年1月ー6月のスパンで表しています。2021年5月中旬に中国政府がマイニング規制を発表したタイミングで採掘難易度が下落しているのが分かりますね。この表以降も難易度は下落を続け7月に3月並みの水準まで一時落ち込みましたが、BTCやETHが価格を若干戻したことで難易度も急上昇しています。

マイニングに向いているグラボ

マイニングに向いている最新グラボは以下のラインナップです。

※2021年8月現在発売されているRTX3000番台グラボはLHR版(マイニング規制版)がほとんどなのでマイニング性能がかなり低くなります。

  • RTX3080…非常に高い報酬が得られる。グラボ本体も高い
  • RTX3070…高い報酬が得られる。
  • RTX3060Ti…No.1マイニングコスパだが、入手は圧倒的困難。
  • GTX1660SUPER…報酬はRTX3000番台と比べると低いがグラボ本体も安い

非LHR版の新品RTX3060Tiは入手が無理だと思って頂いて結構です。なのでマイニング用でグラボ(またはゲーミングPC)を買うならRTX3080かRTX3070かGTX1660SUPERがよいです。

Amazonだと上記グラボがわずかですが販売されていました。

【RTX3080 Amazon公式ページ】

【RTX3070 Amazon公式ページ】

【GTX1660SUPER Amazon公式ページ】

マイニングを行うにあたっての注意事項

マイニング自体はグラボをほぼフルパワーで使い続けるためグラボに多少なりともダメージが蓄積されます。そのため故障リスクが増加します。またマイニング用にグラボを最適化するためにはマイニング専用のOC設定が必要です。OCをした時点で保証がなくなります。

ちなみにCPUでもマイニング出来ますが非常に効率が悪く電気代で赤字になるため、故障リスクの更なる増加と赤字を垂れ流すだけなのでやらないほうが良いです。

上で紹介したNICEHASHはセキュリティソフトなどで検知されるため使用は自己責任です。

会社や他人のPCを使用してマイニングをしたり、他者が契約している電気を使用するのは違法で犯罪となります。あくまでもご自身で契約している電気や所有しているPCを使用してください。電気代を家族が支払っている場合は電気代が一気に高くなるのでばれます。

寒波や熱波到来時は日本でも電力不足が懸念されているので、そのあたりを気にされる場合もやめておいたほうが良さそうですね。

マイニングで収益を上げるには電気代とマイニング報酬の損益を把握して、故障リスクと報酬額を天秤にかけ、続行するか止めるか判断する必要があるのでワットモニターが必須です。

 

今回マイニングで使用したゲーミングPCとグラボはドスパラで購入しました。 

ドスパラ公式サイト

コスパNo.1メーカー。他社と似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラの機種がコスパNo.1になります。

   

 

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