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ゲーミングPC大手のドスパラで販売されているゲーミングPC「ガレリアZV」の貸出機をお借りして実機レビューを行いました。PCの外観/内観写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。ハイスペックなゲーミングPCの購入を検討されている方必見です。
2019/04/24 作成
目次
- 目次
- ドスパラ公式サイト
- ガレリアZVについて
- ガレリアZVのスペック
- ガレリアZVの外観
- ガレリアZVのPC内部
- ガレリアZVのベンチマーク
- 大流行中のAPEX LEGENDSをプレイ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- 人気ゲームの推奨スペック
- ガレリアZVレビューまとめ
- ゲーミングPCレビュー記事一覧
- 週間人気記事ランキング
ドスパラ公式サイト
ドスパラ はゲーミングPCのネット販売で有名な会社です。私が初めてゲーミングPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いゲーミングPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。
ガレリアZVについて
※上記画像は2019/04/24時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するガレリアZVのスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。
製品リンク:【ガレリアZV】
ガレリアZVのスペック
まずは今回レビューを行うガレリアZVのスペックを確認しましょう。
グラボは2019年1月に発売されたばかりのRTX2060を搭載し一般的なフルHDの60FPSモニタで最新ゲームを高設定で楽しむ事ができるスペックに仕上がっています。CPUも最新のi7CPUですし、メモリも16GB!ストレージには超高速なNVMeSSDを採用。更にはマザーボードも上位の「Z」モデルとかなりのハイスペックになっています。グラボ以外のスペックも良いので、数年後にグラフィック性能が物足りなくなってきたら、より高性能なグラボに交換する事で長く愛用できるゲーミングPCになりそうですね!
このモデルにはキーボードとマウスは付属していないので、お持ちのものを再利用するかカスタイマイズで追加しましょう。カスタマイズで追加可能なドスパラオリジナルキーボードとマウスは安いのに中々の品質です。
ドスパラに限らずBTOメーカーのゲーミングデスクトップPCはモニタSETと明記されていない限り、モニタはついていません。既存のモニタを再利用するかカスタマイズでモニタを追加しましょう。既存モニタを再利用する場合、接続コネクタが合うか製品ページのグラボ仕様欄の確認が必要です。
ガレリアZVの外観
スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。
【PC正面】
今回のレビュー機はカスタマイズでDVDドライブが追加された構成でした。そのほかにも正面にはドスパラのゲーミングPCブランドロゴ「GALLERIA」のプレートやUSBとSDカードのコネクタ、電源スイッチなどがあります。
【PC背面】
USB端子の数は正面に2個、背面に5個と豊富ですね。グラボの出力端子は「HDMI、DisplayPort x1、DVIx1」となっています。
【側面】
側面は一部がメッシュ構造になっていてカスタマイズで内部にFANを追加し冷却性能を高めることが可能です。
【上部】
上部にもメッシュが入っており同じようにカスタマイズでFANが搭載できます。
ガレリアZVのPC内部
【サイドパネルを外した状態】
背面の大きな黒いねじを外してサイドパネルを横にずらすとPCの内部が確認できます。これまでドスパラのガレリアシリーズを何機種かレビューしてきてきましたが今回お借りした貸出機は珍しく電源ケーブルがラフな感じになってますね。実際に購入された際は各種ケーブルはきれいにまとめられていますのでご心配なく。
ドスパラのゲーミングPCではPalit製のグラボが採用されています。ドスパラがPalit製グラボの国内で唯一の正規代理店となっており販売店でもあるため[輸入代理店⇒販売店間]のマージンがなく安価でグラボをユーザーに提供できる仕組みになっています。ドスパラのデスクトップゲーミングPCのコスパが良いのもこの仕組みが関係ありそうですね!
【配送時の梱包】
輸送時にPCを保護するための発泡スチロールにも少しだけ触れます。私が受け取ったガレリアZVの梱包に使われていた緩衝材は一般的な発泡スチロールより柔らかく、多重構造で形成されていたのでより衝撃を吸収しやすくなっていました。PCは精密機械ですし、輸送時の故障リスクが0ではありません。もちろん輸送時の故障は初期不良として対応してくれますが、新しいゲーミングPCの受け取りが伸びてしまいます。
私が今使っているゲーミングPCは他社で2017年に購入したのですが、製品が到着して電源を入れても起動しませんでした。異音がするので中を見てみるとCPUクーラーのFANが外れていて、自分で取り付けても結局起動しなかったので、送り返して再度戻ってくるまでに1週間以上かかってしまいました。そのPCを保護していた発泡スチロールは固い一般的な物でしたので、強い衝撃がかかった時に吸収しきれなかったのかもしれません。
スペックや価格以外の見えにくい部分にも配慮を行っているのは購入者にとってありがたいですね。
ガレリアZVのベンチマーク
少し脱線してしまいましたが、レビューに戻って次はベンチマークの結果を報告します。比較対象としていくつかのPCのスコアも掲載しています。解像度は全て1920x1080です。
【比較PCスペック】
1.Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB
2.Intel i7-8700,RTX2070,メモリ8GB(2019年1月時点でのガレリアXF)
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。現在最も使用率の高いGTX1060と比べるとかなりの差がありますね。
- GTX1060…4423
- RTX2070…8686
【FF14ベンチマーク】
FF14ベンチマークではRTX2070に匹敵するスコアが出ました。最新CPUのi7-9700kを搭載しているのが好影響を与えているのでしょうか。
- GTX1060…10001
- RTX2070…17176
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。FF15ベンチではソフトに他のグラボとの比較機能が付いています。
今回のモデルは1世代前のハイエンドグラボGTX1080を上回るスコアでした。
【SSDベンチマーク】
ガレリアZVではストレージに通常のSSDより更に高速なNVMeSSDを採用しています。最近NVMeにアップグレードされたのか、今回のレビュー機では通常のSSDが搭載されていました。ですので、今回のベンチマークでは通常のSATA接続SSDを測定しています。NVMeSSDの速度がどれくらい高速かというと、参考までに他のドスパラガレリアブランドに搭載されていたNVMeSSDの測定結果を紹介します。
【ガレリアZZに搭載されていたNVMeSSD測定結果】
左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。一般的なSSDと比べてもめちゃくちゃ高速でビックリですね!通常のSSDと比べても大きな差がありますし、一般的なHDDとは雲泥の差があります。
【一般的なHDD】
NVMeSSDの動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。
【SteamVRベンチマーク】
ガレリアZVのスペックであればVRも快適です。このベンチマークは「テストされたフレーム」の数値を比較します。
- GTX1060…10064
- RTX2070…18752
次は実際にゲームをプレイしてみます。
大流行中のAPEX LEGENDSをプレイ
2019年02月上旬にいきなり遊べるようになった無料バトロワゲームAPEX LEGENDは瞬く間に大人気となりTwitchなどでも1位の視聴者数となっています。
既に当ブログでもAPEX LEGENDSのスペックを解説していますが、要求スペックはあまり高くありません(GTX970)。
しかしゲーム内の画質設定が充実しているため、RTX2060を搭載したガレリアZVを使って全て最高設定でどこまでFPSが出るのか測定してみました。
画質設定を全て最高にして1920x1080解像度のモニタで1ゲームプレイした結果は平均FPSがなんと124となっていました。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回ガレリアZVをレビューしましたが、ドスパラのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は18万9066円(税抜き)となりました。RTXグラボ発売前の半年間で集計した時は18万2800円だったので、最新グラボに乗り換えた方が平均価格を押しあげているようです。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっていますが、比較的ハイスペックな構成が人気のようです。
人気ゲームの推奨スペック
2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。
これを見るとCPUにi7.グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。但し推奨スペックというのはゲーム内画質を中設定にすることで60FPSが出るくらいの基準が一般的なので、高画質で快適に遊びたい場合はよりハイスペックなグラフィックボードを用意する必要があります。
また、年々推奨スペックは上昇していくので、GTX1060 6GBが推奨スペック落ちしてしまうタイムリミットはじわじわと近づいてきています。その点、RTX2060であればかなりの期間、快適に遊べるのでよいですね。
ガレリアZVレビューまとめ
RTXシリーズの中で最も安く買えるRTX2060を搭載しつつも、CPUやメモリなどその他の主要パーツのグレードが非常に高い【ガレリアZV】 は、現在最も利用者の多いGTX1060ゲーミングPCとベンチマークスコアや実際のゲームプレイ感を比較した際に圧倒的に優れており、長く愛用できるゲーミングPCといえるでしょう。
最近のPCゲームはGTX1060やi7CPUを推奨動作環境に指定してくるタイトルが増えGTX1060では高画質で快適なゲームプレイが難しくなりつつあります。ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、ガレリアZVにも様々なモデルがあるドスパラをチェックしてみてはいかがでしょうか。
【ドスパラ公式サイト】
ゲーミングPCレビュー記事一覧
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