予算を極力抑えつつも性能も欲しい欲張りなあなたへ10万円以下の価格で購入できるゲーミングPCを紹介します。この記事を読むことで値段が安い&お買い得なモデルが丸わかりです。
2019/08/11 作成
2020/01/08 更新 更新5回目 最新情報に更新
アイキャッチ画像利用元:ドスパラ下記紹介製品ページより
目次
10万円以下で買うおすすめゲーミングPC
- CPU :Ryzen5 3500X
- GPU :GTX1660SUPER 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :A450
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円以下のモデルでは【ガレリアRM5R-G60S】 のコスパが非常に優秀ですね。
2021年1月から続くグラボの高騰で各メーカーのゲーミングデスクトップPCが大幅に値上がりする中、この機種は昨年12月の激安価格とスペックを維持している鬼コスパマシンです。
現在発売されている多くのPCゲームにおいて中~高設定以上で遊べるコスパ抜群のゲーミングPCです。
なぜこのモデルなのか
当記事ではありがちなランキング形式である1位がこのメーカーの〇〇で2位はこのメーカーの△△とは紹介しません。今回のように圧倒的な製品があるなら、そのモデルを紹介することが訪問したユーザのためになると感じたためです。
コスパを重視するならデスクトップ一択
まず価格を抑えつつも性能も欲しい場合はゲーミングノートPCは候補から外れます。ゲーミングノートは省スペースと持ち運びが出来る代わりに同じスペックだと数万円価格が上昇するからです。
例えば10万円以下だと【ガレリアGCR1650GF】 がゲーミングノートPCとして最安の最新モデルですが、ゲーミングノートに搭載されているグラボはデスクトップPCと同じ名称でも1グレード性能が落ちるので上記モデルだとデスクトップ版のGTX1050Tiと同等の性能で税抜き10万円です。税抜き9万円で販売されているデスクトップPC【ガレリアRT5】 に搭載されているのはGTX1660Tiなので5グレード(GTX1050Ti→GTX1650→GTX1650SUPER→GTX1660→GTX1660SUPER→GTX1660Ti)も性能が違います。最新グラボのミドルレンジは製品が多く性能アップが小刻みとは言え、同じ10万円以下でもゲーミングデスクトップPCとゲーミングノートPCでは性能差がすごく大きいことが分かると思います。
CPUにコスパの良いAMDのRyzenを搭載
CPUは皆さんintelのCore iシリーズが聞きなじみがあると思いますが、AMDのRyzenCPUが2017年に発売されて以降、コスパの良さを売りにシェアを急激に伸ばしており今回搭載されているRyzen5 2600は2018年に発売された製品です。
Ryzen5は2019年07月に3000番台の新製品が発売されていますが単体で1万円以上高いので新製品はまだコスパが微妙なところです。AMDの製品は発売から年数が経過した時の値下がり率が大きいため旧モデルを選ぶ事で安く購入できるわけです。
グラボは妥協できない
グラフィックス性能はゲーミングPCにおいて最も重要です。価格の安いモデルはグラボも安価なモデルだったり旧製品モデルが搭載されていることが多いのですが、今回紹介したモデルは2019年に発売されたばかりの最新グラボ「GTX1660Ti」を搭載しています。GTX1660TiはGTX1070を上回る性能となっており、2019年現在遊ぶことのできるPCゲームほぼ全ての推奨スペックを満たしています。軽めのゲームや発売から年数が経過しているロングヒットゲームは最高画質で遊ぶことも可能です。
メモリも大容量
メモリは作業をする際の作業スペースの広さと考えると分かりやすいです。
10万円以下のゲーミングPCはメモリが8GBのモデルが多いのですが、このモデルでは大容量の16GBを搭載しています。重たいPCゲームだと12-16GBのメモリを推奨スペックに指定してくる傾向にあるため、メモリの観点からも安心です。
ストレージもケチってない
OSやゲームクライアントをインストールするストレージの種類はSSDとHDDがありHDDの方が安価で大容量な代わりに低速です。SSDは高価ですが非常に高速で動作するためパソコンの起動やソフトの起動が高速になりますしゲームにおいてもゲームの起動やゲーム中のロード時間が短縮されます。
今回のモデルは240GBのSSDと1TBのHDDを搭載しているので、ゲームをSSDにインストールすることで快適なプレイが可能です。容量のかさばる写真や動画などはHDDに保管すればSSDの容量を節約できるハイブリット構成です。
電源とマザーボード
デスクトップゲーミングPCの構成で見落としがちな「電源」と「マザーボード」に関して簡単に解説しておきます。
電源
電源はPCの各種パーツに電力を供給する重要な役割を担っています。 電源には容量と電源効率の二つで性能差があり、基本的にはメーカーがスペックに見合った電源をチョイスしています。容量はW数で記載がありグラボが高性能なモデルほど電源消費量が大きいため電源のW数も大きくなります。
二つ目の電源効率ですが、こちらは「80PLUS」という基準でグレードが分かれています。
左ほど同容量でも価格は上がりますが電源変換効率に優れ電気代が僅かに安くなるといった認識で結構です。但しグレードが高いほど高品質になるので、コスパより信頼性を重視する方はチェックしておきましょう。
2019年秋には他社で80PLUSの認証が取れていない電源をゲーミングPCとして発売して炎上していましたね。
20万以下のゲーミングデスクトップPCには80PLUS BRONZEをメーカーがチョイスしている事が多いですね。RTX2080やRTX2080Ti搭載のハイエンドゲーミングPCでは80PLUS GOLD以上が選ばれます。
他社モデルと比較してみる
そうはいっても、本当に他社と比較した時にコスパが良くて安いゲーミングPCなのか気になりますよね。そんな方のために比較表を作成しました。
ゲーミングPC大手3社のモデルを比較してみました。マウスコンピュータのモデルがRyzen7搭載なので惹かれましたが価格が7,000円高くメモリも8GBなので、やはり本記事で紹介したドスパラ の【ガレリア RT5】 が10万円以下の最強コスパゲーミングPCという結論になります。
10万円以下で買うおすすめゲーミングPC2
ガレリアRT5でもまだ高いと感じる方向けにゲーミングPC最安モデルを紹介します。
【最安モデル】
- CPU :Ryzen5 3500
- GPU :GTX1650 4GB
- メモリ :8GB
- SSD :512GB NVMeSSD
- 電源 :450W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B450
- キーボード・マウス付き
ゲーミングPCで有名なドスパラ だと【Lightning AH5】 が最新グラボを搭載した最安ゲーミングPCです。
この価格帯にしては珍しくSSDが高速なNVMeかつ500GBの大容量です。この価格帯だと古い規格のSATA SSDで容量は半分の250GBが選ばれることが多いのですが頑張っていますね!
今回解説しているPCゲームやeスポーツ系の軽いゲームはこのくらいのスペックでも十分遊べます。しかし、
最新のゲームを遊びたい場合、多くのゲームがGTX1060以上を推奨スペックに指定してきます。GTX1060には3GBと6GBの2種類があるのですが、GTX1650はGTX1060 3GBを若干下回るため、推奨スペックを満たさないタイトルがかなり増えてしまいます。ゲーム好きの方やFPS(1秒間の表示コマ数)を求める方は、もっとスペックの良いゲーミングPCが良いでしょう。ゲーム配信や動画エンコードもCPUパワーが上位モデルより性能が低いので不向きです。コスパもあまり良くないので他の機種よりはオススメ度が下がります。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。他社と似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラの機種がコスパNo.1になります。
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