発売日RTX3070を購入したので、3年前のRyzen7 1800XゲーミングPCで使用していたGTX1070TiからグラボをRTX3070入れ替えてみました。まだゲーム性能が低かったRyzen初期のCPUでもFPSは伸びるのか比較していきます。
記事公開日:2020/11/12 作成
最終更新日:2020/11/12 更新
目次
RTX3070の性能と価格
発売前である2020年9月時点での公式発表ではRTX2080Tiより若干早いと発表されていました。
実際のゲームベンチマークではフルHDだとRTX3070の方が平均FPSが高くなるゲームが多く、4K解像度だとVRAM搭載量の差が出るのかRTX2080Tiの方が平均FPSが高くなる傾向にあるようです。
気になるRTX3070の価格ですが、発売日当初は税込69,300円~90,200円でした。ASUSのROG-STRIX-GAMINGだけ飛びぬけて高くなっていて他は 69,300円~81,000円付近ですね。BIGNAVIの影響なのか、思ったよりご祝儀相場で価格が盛られていないなという感触です。
私はドスパラで「GALAKUROのGG-RTX3070-E8GB/TP」を税込み72,380円にて購入しました。
「MSI GTX1070Ti GAMING」と「GALAKURO GG-RTX3070-E8GB/TP」を比べると横幅がかなり長かったです。
RTX3070を搭載するPCスペック
- AMD Ryzen7 1800X
- 16GB DDR4-2400(8GBx2)
- SATA SSD 525GB
- MSI GTX1070Ti GAMING
2017年後半に購入したゲーミングデスクトップPCです。Ryzenの初期型1000番台はゲーミング性能が同時期に発売されているINTELの同価格帯CPUより低くくFPSやベンチマークのスコアはあまり出ません。
過去にGTX1080Tiを2台差していた時期もあり、横幅は問題ないだろうとタカをくくっていたら
SATA SSDを置く2.5インチベイを取り外さないと収まりませんでした…。グラボを買い替えるときは必ずサイズを図って収まるか事前に確認しておきましょう。今回は2.5インチベイだけ取り外してSSDは下の3.5インチベイにマウントすることが出来たのでなんとかなりましたが、物理的にどうしようもないケースもあるので、必ず確認されてください。
ほかにも補助電源がどれくらい必要かも確認する必要があります。GTX1070Tiでは8pinと6pinがひとつずつでしたが、今回購入したRTX3070は8pin1本だけでした。
GTX1070Ti vs RTX3070ベンチマーク
フルHD(1920x1080)の最高設定画質にて平均FPSをGTX1070TiとRTX3070でそれぞれ測定した結果が上記の表です。
初期型のRyzen1000番台でも思ったよりFPSが伸びたので安心しました。Craftopiaのみゲーム側でRTX3070をうまく使用できていないのかFPSが低くなっていますがそれ以外のゲームでは大幅に平均FPSが上昇しています。
短いですがYoutubeにも比較動画をあげておきます。(測定のタイミングや録画ソフトを起動している関係で上記の表と動画内の平均FPSは異なる数値となっています)
結果として若干世代が古くゲーム性能が高くないRyzen7 1800XでもRTX3070は搭載する価値のあるグラボといえますね。私の場合、予算的にRTX3080は購入が難しく今後発売されるであろうRTX3060Tiは購入検討時まだ1か月以上先になりそうだったのでRTX3070を選択しました。今後はAMDからも最新グラボが発売されますし、選択肢が増えて悩む方が増えるでしょうから今回の比較動画が参考になれば幸いです。