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ゲーミングPC大手のマウスコンピューターにて販売されているゲーミングノートPC「G-Tune E5-144」をお借りして実機レビューを行いました。この記事では「G-Tune E5-144」のベンチマーク結果について解説します。
2020/10/14 作成
目次
- 目次
- マウスコンピューター公式サイト
- G-Tune E5-144について
- G-Tune E5-144のベンチマーク
- G-Tune E5-144での実ゲームプレイ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- G-Tune E5-144ベンチマークレビューまとめ
- G-Tune E5-144のスペック解説
- G-Tune E5-144の写真
- マウスコンピューターではセールが開催中
- 週間人気記事ランキング
マウスコンピューター公式サイト
【マウスコンピューター】はゲーミングPCのネット販売で有名な会社です。マウスコンピューターのゲーミングPCの特徴としてはPCケースが洗練されていて実用性に優れています。低価格路線ではなく、見落としがちな各種パーツの品質を重視する傾向があるので、詳しいパーツ知識がなくても安心して購入出来ます。
G-Tune E5-144について
税込み197,978円
※上記画像は2020/10/14時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。
製品リンク:【G-Tune E5-144】
マウスコンピューターのゲーミングノートPCの中では高級なProfessionalカテゴリに分類されています。
G-Tune E5-144のベンチマーク
この記事ではG-Tune E5-144のベンチマーク結果を報告します。比較用に2020年6月に購入したゲーミングノートPCのスコアも記載します。
【比較用ゲーミングノートPCスペック】
・i5-10300H, GTX1650Ti,メモリ16GB,SSD
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。結果は[6764]というスコアでした。2018年以降の大型PCゲームはGTX1060を推奨スペックにするタイトルが多くRyzen7 1700+GTX1060(デスクトップPC)のスコアは[4423]でしたので、最新のゲームも高設定で快適に遊ぶ事が可能です。
過去にRTX2060搭載のゲーミングノートPCを2台レビュー済みなのですが、2台とも5800台のスコアだったのに対してG-Tune E5-144では16%高いスコアが出ていました。
・GTX1650Tiノート:3781
【FF14ベンチマーク】
発売から年数が経過していたり、負荷の軽いE-sports系のゲームはG-Tune E5-144だと最高設定で非常に快適に遊べます。14229というスコアはRTX2070搭載ノートを上回るスコアでG-Tune E5-144はRTX2060搭載にもかかわらずかなりハイスコアでした。
・GTX1650Tiノート:10590
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。G-Tune E5-144であれば重たい部類のゲームでも中設定以上の画質で60FPSが狙えます。FF15ベンチではベンチマーク後にグラボごとの平均と比較できる機能が搭載されていたのですが、サービスが終了したので過去に保存しておいたデータで他のグラボと比較してみましょう。
G-Tune E5-144のスコアは「6912」でしたので、旧世代の超ハイエンドグラボGTX980Tiや最新世代のRTX2070MAX-Qより高いスコアです。 既にゲーミングノートPCを所有している方の場合はGTX900番やGTX1070以下搭載ノートからの乗り換えであればゲーム内画質やFPSにおいて十分性能差を感じることが出来ると言えるでしょう。
【SSDベンチマーク】
ベンチマークの数値は左側が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。
G-Tune E5-144は通常のSSDよりさらに高速なM.2 NVMeSSDを搭載しており、PCの動作が高速なのはもちろん、ゲームの起動やロード時間がHDDよりもかなり短くなります。どのくらい高速かというと、
【一般的なSSD】
【一般的なHDD】
通常のSSDとの差はもちろんですが、一般的なHDDと比べると雲泥の差です。私は2台前のゲーミングPCからSSD搭載モデルを購入していますが、HDDとSSDではPC作業の快適さがまるで違います。新しくPCを購入される際はSSDもしくはSSD+HDD構成を強くおすすめします。
【SteamVRベンチマーク】
G-Tune E5-144のスペックだと軽いVRゲームは遊べますが、VRタイトルを遊ぶ場合はRTX2070以上を搭載したデスクトップゲーミングPCを選ぶとよいでしょう。
G-Tune E5-144での実ゲームプレイ
せっかく高性能なゲーミングノートPCをお借りしたので、G-Tune E5-144にて人気ゲームFortniteをフルHD(1920x1080)解像度のゲーム内画質最高設定で遊んでみました。
肝心のFPSですが、最高設定でも平均FPSは100となっていました。Fortniteなどの軽いゲームは最高設定でも144Hzモニタの性能を活かした高FPSで快適に遊べますね。
他にはAPEXが平均112FPS、CRAFTPIAが平均62FPS、原神が平均60FPS、LOSTARKが平均98FPSという数値でした(全て1920x1080解像度の最高画質設定)
ゲーミングノートPCでも人気ゲームが最高設定で快適に遊べるのは嬉しいですね!
ベンチマークやゲーム中のFAN音について
ゲーミングノートPCの課題として高負荷時に冷却FANの音がうるさくなってしまう欠点があります。G-Tune E5-144でもベンチマークやゲーム中はFANの音がするので静かな環境だと気になるレベルです。私が測定した際の騒音量はMAX58dBでした。58dBという騒音量はハイエンドゲーミングノートPCでは一般的な騒音量ですが、一般的なノートPCと比べるとFANの音は結構違いますので、ゲームに集中したい場合はヘッドセットなどを装着するとよいでしょう。
パフォーマンス コントロールボタン
G-Tune E5-144には右上の電源ボタンの横にPCの性能を切り替えるボタンが搭載されています。
ボタンが光っているときが性能を引き出す「パフォーマンス」モードで消灯しているときが性能を抑える「エンターテイメント」モードです。
比較のため先ほどの3DMARK Timespyをそれぞれのモードで回してみた所
- パフォーマンス :スコア6764 最大騒音量58.6dB
- エンターテイメント:スコア6415 最大騒音量53.8dB
エンターテイメントモードではスコアが若干下がる代わりにFANの音が5dBほど静かになりました。5dBの差は騒音量の違いを実感できる差なので最大性能を出すよりもFANの音を抑えたいというニーズにも対応しています。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回G-Tune E5-144のベンチマーク結果をレビューしましたが、マウスコンピューターのゲーミングPCは価格やスペックの種類が豊富で、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われますので参考までにみんなのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
G-Tune E5-144ベンチマークレビューまとめ
【G-Tune E5-144】は現在使用者が多く、最新ゲームで推奨スペックとなる事も多い旧世代グラボGTX1060搭載デスクトップPC機を大きく上回るスコアとなっており、特に電力設計がパワーアップしたRTX2060グラボと最新のi7最上位CPUを採用していることによりこれまでのi7+RTX2060ノートより高いベンチマークスコアな点が特徴です。
公式のG-Tune E5-144製品ページでもアピールされているように、i7-10850Hと合わせてG-Tune E5-144の大きな利点といえるでしょう。
ざっとスペックを確認しただけではPCパーツに詳しくない方ですと気づかない場合もある細かいパーツグレードに関しても、しっかりこだわるのがマウスコンピューター製ゲーミングPCの特長なのでG-Tune E5-144においてもその特徴は十二分に発揮されているといえます。
G-Tune E5-144のスペック解説
G-Tune E5-144の写真
マウスコンピューターではセールが開催中
昨年よりセールを行うようになり依然と比べてお得なモデルも増えてきています。ゲーミングデスクトップPCの上位機種は高級家電のような佇まいで人気がありますね。
【マウスコンピューター公式サイト】
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