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【ASUS】ROG Flow Z13 GZ301VV 専用外付けGPUはRTX4090!!【2in1ゲーミングPC】

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ROG Flow Z13 GZ301VV|ROG XG Mobile GC33Y|レビュー口コミ

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ノートPC市場において日本はもちろん世界的なシェアがあるASUSのゲーミングノートPCの中から今回はタブレットにもなる2in1ゲーミングパソコン「ROG Flow Z13 GZ301VV」と専用外付けGPU「ROG XG Mobile GC33Y」の実機をお借りしてレビューを行いました。PCの写真を始め、スペック解説やベンチマークテストそしてゲームプレイについても触れています。

2023/03/31 公開

目次

ASUS公式オンラインショップ

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ASUSの公式オンラインストアASUS StoreではASUSのゲーミングノートPCだけでなくスマホやゲーミング用のモニタなどが販売されています。
ASUS(エイスース)は台湾に本社があるPC及びPC周辺機器メーカーです。PC以外ではスマホやタブレットの製品もありますね。自作PC界隈ではグラボやマザーボードのメーカーとしても非常に知名度が高い企業です。

不定期でセールやキャンペーンが開催されていてお得なモデルを探すのも楽しみの一つですね。

ASUSに対する私のイメージ

私はASUSの製品を何度が購入したことがあり、2017年に購入したGTX1080Ti(当時最高性能のグラボ)の2台(STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMINGとTURBO-GTX1080TI-11G)は満足度が高かった思い出です。性能に満足しただけではなくて、ASUSの上位製品ってリセールバリューもいいんです!私は上記のグラボを購入から1年半後に使用する用途が完了したため、ネットのフリマで売りましたがかなりの高額で売れました。スマホもASUSの中古旧モデルが比較的高い値段で販売されているのを電気店で見かけましたし、大切に使えば数年後に新機種に買い替えて手放す際に自分の懐が温まる良い製品を作っているのがASUSに対する私のイメージです。

ASUSは2023年3月に新製品発表会を開催しました

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2023年3月13日に品川にてASUSの新ゲーミングノートPC発表会が開催されました。私も現地参加してきましたが、PRESSやGUESTの方が多数参加されており、新ゲーミングノートPCの展示台数が非常に多く発表会開始前や発表会の後半にて体験の時間が設けられており、実際に操作感を確かめたりApex Legendsをプレイするなど未発売の最新機種にも触れる事が出来る貴重なイベントでした。

発表会の様子はYoutubeのROG Japan公式チャンネルに公開されていますので、気になる方は是非!

ASUS ROG Flow Z13 GZ301VVについて

ROG Flow Z13 GZ301VV (GZ301VV-I9R4060)

※上記画像は2023/03/31時点で公式より取得しています。スペックや金額及びキャンペーン等は変更されている可能性がございます。以降で記載するスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

【レビュー機の公式製品ページはこちら】 icon 

ASUSから販売されているゲーミングノートPCのラインナップの中で、今回レビューする「ROG Flow」シリーズは価格的にも上位製品の位置づけとなっており、最大の特長は「2in1」のためノートPCからタブレットへ簡単に切り替えられる点です。ACアダプタを含めゲーミングノートPCとしては非常に重量が軽く外への持ち運びに最適となっています。

2023年3月に発売された最新の「ROG Flow Z13」は複数のラインナップがあり、グラフィックスチップやSSDの容量などが異なる4機種が新発売されています。今回レビューを行うのは上記画像の右から2番目、RTX4060を搭載したモデルです。

ROG Flow Z13 GZ301VVのスペック

今回レビューを行うASUSのROG Flow Z13 GZ301VVのスペックを確認しましょう。

メインスペック
OS Windows 11 Home 64ビット
Office なし
CPU インテル Core  i9-13900H
グラボ NVIDIA® GeForce RTX™ 4060
メモリ 16GB LPDDR5-5200
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD
ディスプレイ 13.4型ワイドTFTカラー液晶 リフレッシュレート165Hz
2,560×1,600ドット 
10点マルチタッチ・タッチスクリーン (静電容量方式)
その他スペック
光学ドライブ なし
カードリーダー microSDカードリーダー (SDXC/SDHC対応)
WEBカメラ インカメラ503万画素赤外線カメラ内蔵
アウトカメラ1258万画素Webカメラ内蔵
有線LAN なし
無線LAN IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n(Wi-Fi6E)
Bluetooth Bluetooth 5.1
バッテリー 約 8.8 時間
重量 タブレット約1.2Kg デタッチャブルキーボード約350g
サイズ タブレット:幅302mm×奥行き206mm×高さ14.3mm
デタッチャブルキーボード
幅302.8mm×奥行き228.12mm×高さ5.6mm
保証 保証期間1年

メインスペックに注目すると、CPUがIntelの最新かつ最上位群であるのCore i9を搭載していますね!国内のゲーミングノートPCではi7までしか搭載していないPCが大半なのでゲーミングノートPCとして非常にCPU性能が高いです。

ゲーミングPCとして重要なパーツであるグラフィックチップは最新のRTX4060を搭載しています。ノート用RTX4000番台グラフィックチップは2023年3月31日現在、ASUSなど世界的なシェアのあるメーカーからのみ搭載モデルが販売されており国内のPCメーカーからはまだ発売されていません。

ROG Flow Z13の特長として専用の外付けのグラボ「ROG XG Mobile icon」を繋ぐことで大幅にゲーム性能を高める事が出来ます。

2023年3月31日に発売された最新の「ROG XG Mobile」はゲーミングノート向けの最新かつ最高性能なグラフィックチップRTX4090 Laptop GPUが搭載されており、発表会でそのことを知った私は衝撃を受けました。

ROG Flow Z13GZ301VVの外観

スペックを把握した所で、次はノートPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

ROG Flowは上位グレードなだけあって、筐体の高級感を感じられるデザインと質感です。本体だけでなくてPCが梱包されている化粧箱の時点でめっちゃかっこいいので、開封時にめっちゃテンションがあがりました。

サイズ感は13.4インチという事でゲーミングノートPCとしてはかなりコンパクトですね。ACアダプタもゲーミングノートPCとしては、かなり小さくて軽いので、外への持ち運びが非常に快適と言えます。

左がROG FLOW Z13 右は専用外付けGPU ROG XG Mobile
ゲーミングノートPCを初めて購入する方は気づきにくいのですが、ゲーミングノートPCは一般的に、めっちゃデカくて重たいです。最上位構成ではない、ミドルレンジクラスのゲーミングノートでもACアダプタや電源ケーブルを含めると3Kgにもなるモデルも他社にはあるので、外出時に長時間持ち歩くのはかなりしんどいです。

【天板】

背面もめっちゃクールです😆近未来的なデザインは所有欲が満たされる事間違いなしです!

電源ON時はスケルトンになっている部分が虹色にグラデーションで光ります。

【2in1】

上記2枚はROG Flow Z13 GZ301ZEの写真です

ROG Flow Z13は2in1なノートPCですので、キーボードとタッチパネルに対応した液晶部分が分離できます。しかもマグネット式なので、引っ張ると簡単に外せます。合体させるときは、勝手に吸い付いて正しい位置で固定されるので着脱がラクチンでした。

 

【側面】

側面には電源ボタンや各種入出力用のインターフェースがあります。USBのポート数はThunderbolt4 x1 ,USB3.2 (Type-C/Gen2)  x1, USB3.2 (Type-A/Gen1)×1と軽量・薄型を重視しているので、本数は控えめですが規格が新しいです。

【キーボード】

他社の着脱式キーボードはチープな製品が多いのですが、ROG Flow Z13に採用されているキーボードはしっかりとした作りになっており色が選べる※1LEDバックライトも搭載されています。

※1:RTX4070モデルのみ単色となっています。

【ROG XG Mobileと接続】

レビュー品のため接続コネクタの保護ビニールは付けたままにしています

ROG XG Mobile GC33YはRTX4090を搭載しているのでROG FLOW Z13のゲーム性能を大幅にパワーアップさせることが出来ます。それだけでなくROG XG Mobile GC33Yには豊富なインターフェースが備わっているので、多くの外部デバイスとの同時に接続する事が出来ます。まるでゲーミングデスクトップPCですね!

【ROG XG Mobile GC33Yインターフェース】

  • LAN:2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45)
  • 外部ディスプレイ出力:DisplayPort×1、HDMI×1
  • USBポート:USB3.2 (Type-C/Gen2)×1、USB3.2 (Type-A/Gen2)×3
  • カードリーダー:SDXCメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード

ROG XG Mobile GC33Yは130Wまでの電源出力に対応している点もナイスです。

ROG Flow Z13 GZ301VVのベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。解像度は全て1920x1080です。比較用に私が過去に測定したゲーミングPCのスコアも掲載します。またROG XG Mobile GC33Yを接続した際のスコアも併せて掲載しております。

【3DMark TimeSpy】

ROG Flow Z13 GZ301VV 単体

ROG XG Mobile GC33Y 接続時

3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。ROG Flow Z13 GZ301VV単体ですらスコアは「9353」とRTX3060を搭載したゲーミングデスクトップPCを上回るスコアとなっていて、約1.2Kgの非常に軽量なゲーミングノートPCでここまでスコアが出るのは驚きました。

専用外付けGPU、ROG XG Mobile GC33Yを繋ぐとスコアは「18568」と急上昇し、このスコアは2022年春まで最高性能だったRTX3090ゲーミングデスクトップPCのスコアを上回ります。

【比較PC】
RTX3090デスク…16807
RTX3080ノート…9995
RTX3060デスク…9135

ゲーミングノートPCの騒音について

ゲーミングノートPCの購入経験がない方が購入前に気が付きにくい点として、ゲーミングノートPCは冷却ファンの音が大きいという欠点があります。これは狭いスペースに通常のノートPCより高性能で発熱量の大きいパーツを搭載しているゲーミングノートPCゆえの弱点です。

ASUSのゲーミングノートPCは「ROG INTELLIGENT COOLING」と呼ばれる独自の冷却システムにより冷却性能と静音性の両立を高いレベルで実現しています。

公式資料より

ROG Flow Z13 GZ301VVにて上記の3DMARK Time spyを実施した際の騒音量は53.3dBと私が過去に測定したゲーミングノートPCの平均騒音量58.3dBを大きく下回る騒音量でした。ROG XG Mobile GC33YはRTX4090搭載と非常にパワフルなので接続時の騒音量は63dBと大きくなる点に注意です。

 【FF14ベンチマーク】

ベンチマーク結果に戻ります。

ROG Flow Z13 GZ301VV 単体

ROG XG Mobile GC33Y 接続時

発売から年数が経過していたり要求スペックが高くないゲームはROG Flow Z13 GZ301VV単体の時点で、ものすごく快適で165Hz液晶の性能をフルに発揮できます。

【比較PC】
RTX3090デスク…23798
RTX3080ノート…15929
RTX3060デスク…19522

 

【FF15ベンチマーク】

ROG Flow Z13 GZ301VV 単体

ROG XG Mobile GC33Y 接続時

FF15は負荷の高いゲームとして有名です。「ROG Flow Z13 GZ301VV」単体の場合、ゲーム内画質が高画質であれば快適ですが、最高画質で常時高いFPSを出すには若干性能が足りません。それでも私が過去に測定したRTX3080ゲーミングノートやRTX3060ゲーミングデスクトップPCと同程度のスコアがでているので、十分すぎるスコアではあります。

上を見たらきりがないですが、重たいゲームを一番良い画質でヌルヌルで遊ぶには外付けの「ROG XG Mobile」が必要になってきます。

【比較PC】
RTX3090デスク…13762
RTX3080ノート…8784
RTX3060デスク…8466

 

【SSDベンチマーク】

ROG Flow Z13 GZ301VVではストレージにPCI Express 4.0 x4接続の高速なSSDを採用しているので、どのくらい高速なのか測定してみました。左側の数値が読み込み速度、右側が書き込み速度を表しており、数値が高いほど高速です。

ROG Flow Z13に搭載されているSSDと、旧規格で接続したSSDそして安価なHDDの速度がどれくらい違うのかみてみましょう。

【一般的なSSD】

【一般的なHDD】

SATA接続のSSDと比べてもスコアが高いですし、HDDと比べると雲泥の差です!私もSSDを搭載したゲーミングPCを利用していますがSSDの動作に慣れるとHDD搭載PCの遅さにイライラするほど明らかに読み書き速度が違います。特にノートPC用のHDDはインチが小さいこともあり、購入から年数が経過してくると起動してまともに触れるようになるまで数分待たないといけない状態になったり、ゲームのロードが遅すぎて対戦ゲームで不利になったりします。

ベンチマーク結果を総合すると、ROG Flow Z13 GZ301VV単体の時点ではRTX3080ノートやRTX3060デスクトップPCと同程度か上回るスコアとなっており、1.2Kgと非常に軽量かつ薄型そして2in1(キーボード裏部分に冷却や性能に関するパーツを搭載できない)でこんなにスコアが出ちゃうの!?とビックリしました。

ROG XG Mobile GC33Y接続時は更に性能が伸び、モンスター級のスコアに達していたので実際に購入される方がめっちゃ羨ましいです。

ROG Flow Z13 GZ301VVでのゲームプレイ

TUF Gaming FX505DT|Fortnite

せっかく高価で最新のゲーミングPCをレビューしているので、実際にいくつかのゲームを遊んでみました。

ゲーム中の解像度はフルHD(1920x1080)です。

ゲームタイトル 平均FPS
APEX 最高設定 121
APEX 低設定 235
Fortnite 新最高設定 52(76)
Fortnite 競技設定 154
Cyberpunk 最高設定 40(77)
Cyberpunk レイトレウルトラ 72(100)

Forteniteの非常に重たい新最高画質と、重たいゲームとして有名なCyberpunk2077のみ、外付け専用GPU「ROG XG Mobile GC33Y」を接続してプレイしましたので、平均FPSを()内に記載しています。

今回のFPS測定ではDLSS(機械学習により見た目の劣化を抑えつつFPSを伸ばす技術)はオフにしていますが、RTX4000番台では最新のDLSS3が実装されているので、対応ゲームで更にFPSを伸ばすことが出来ます。

みんなのゲーミングPC購入価格

今回ROG Flow Z13 GZ301VVのレビューを行いましたが、ASUSのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。

ゲーミングPCの購入価格(2023年)直近162台
10万円未満 10-14万円台 15-19万円台 20-24万円台 25-29万円台 30-34万円台 35万円以上
4 19 54 52 21 6 5

ゲーミングPCの平均購入価格は21万3円(税込)となりました。

モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。

15万円~24万円付近でRTXグラボを搭載したミドルレンジよりもハイスペックなゲーミングPCが人気のようです。

ROG Flow Z13 GZ301VVはレビュー時点において価格が約34万円。外付け専用GPUROG XG Mobile GC33Yは約40万円と高価で、購入できる方は限られるため、みんなに自慢できる一台となるでしょう。

ASUSROG Flow Z13 GZ301VVレビューまとめ

ASUSより2023年3月に新発売されてた最新の2in1ゲーミングノートPC「ROG Flow Z13 GZ301VV」 icon は薄型軽量を感じさせないパワフルなPCで静音性も高かったです。

専用外付けGPU「ROG XG Mobile icon」と接続する事で更に性能を向上させるだけでなく、豊富なインターフェースで各種PCデバイスに余裕をもって接続できるため、まるでゲーミングデスクトップのように使用する事ができます。

他のPCメーカーでは中々見かけない、とがったコンセプトで外見も非常に洗練されていたのでワクワクしながらレビューを行っていました。コスパも意識したい方は不定期で開催されるキャンペーン対象モデルをチェックしてみましょう。

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