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【Illustrator】推奨スペック構成/最低必要システム動作環境の解説

AdobeCC2019|推奨スペック|必要最低動作環境

Adobeが提供するクリエイティブ製品群「Adobe Creative Cloud」の中から「Illustrator(イラストレーター)」の推奨スペックや推奨パソコンを紹介します。この記事を読めばIllustratorが快適に利用できるスペック(CPU,グラボ、メモリ、HDD容量など)やPCが分かります。

記事公開日:2020/01/28
最終更新日:2020/01/28 

アイキャッチ画像利用元:https://www.dospara.co.jp/5shopping/search.php?cate=tg4&tc=658

目次

Illustrator 推奨スペック表

  必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows7 SP1 Windows10 64bit
HDD 2GB以上の空き容量 SSD推奨
CPU IntelまたはAMD
2GHz以上
メモリ 8GB 16GB
グラボ VRAM 1GB以上 VRAM 4GB以上

情報参照元:https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/system-requirements.html

 Illustratorをはじめとした、Adobe CCには製品ごとの必要システム構成が公式より公開されています。AdobeCC製品群を複数使用する場合は最も要求の高いスペックに合わせる必要があります。記載および解説するスペックは全てWindows版です。MacOS版は参照元をご確認ください。

 Adobeが公式ページにて公開する【必要なシステム構成】はソフトに必要な最低限の構成であり、全ての利用用途で快適に動作するスペックではありません。

使用する方の用途や処理内容によって快適に動作するためのスペックは異なってきますが、メモリやグラボなどは具体的な推奨スペックも一部公開されているので、推奨スペックやPCメーカーが販売するAdobeCC用パソコンのスペックを参考にされたほうがよいでしょう。AdobeCC用のパソコンについては最後に紹介します。

AdobeCC Illustratorの推奨動作環境・パソコンパーツ解説

次はPCの主要パーツについて詳しく解説していきます。

OS

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最新のWindowsはWindows10です。古いバージョンの7でもOSが64bit版であればプレイすることができます。基本的に現在販売されているWindowsは64bit版ですので、64bitであるかはあまり気にする必要はありません。Windows7は2020年の1月に開発元であるMicrosoftのサポートが終了するため、現在も利用している方は本格的に買い替えの検討を進めた方が良いでしょう。特に仕事で使用している方はサポートが切れたOSを使い続けるのはありえない事なので早急に買い替えを進めましょう。

ストレージ/容量

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ストレージの種類は大きく分けてHDDとSSDの2種類があります。HDDは容量当たりの単価が安い代わりに低速で、SSDは容量単価が高い代わりに高速です。SSDは更に高速なNVMeSSDという種類もあります。

ストレージ速度のベンチマークを確認すると速度差が一目瞭然です。

【NVMeSSD】

SSDベンチ

【SSD】

【HDD】

ベンチマークの見方は左が読み込み速度・右が書き込み速度で数値が大きいほど高速になります。実際の使用感でストレージ速度の違いを体感しやすいのはSSDとHDDを比べた時です。OSやソフトの起動速度が段違いですし、ファイルなどのデータ転送速度も明らかに早いのを実感できます。一度SSD搭載のパソコンになれるとHDDの遅さにイライラするほどです。

クリエイティブ用途としてはSSD+HDD構成やSSD単体構成で外付けストレージにHDDを使う運用がオススメです。OSやソフトそして編集するデータはSSDにいれてサクサク動かしつつ、保管用の大量で大容量のデータはHDDに入れておくスタイルです。

SSDの容量は500GB以上の大容量モデルを選んでおくと良いでしょう。

CPU

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CPUはIntelのCore iシリーズが圧倒的なシェアを占めていましたが、2017年にAMDがRyzenシリーズを発売してからはコスパの良さが評価されintelと人気を二分しています。クリエイター向けのCPUとして2社が発売する最新モデルのどちらかが優れているということはありません。

【CPUのモデルと性能について】

CPU|解説図

2社ともに製品名にはブランド名(Core i or Ryzen)の後に数字がついており3/5/7/9というラインナップになっています。数字が大きいほど高性能でクリエイティブ向けで使用されるのは7以上になります。

1桁の数字の後ろにつく四桁(5桁の場合もあり)の数字が世代や世代内のグレードを表していて千もしくは千と万の位が世代。百の位が同モデル、同世代間の性能差を表しています。例えば「core i7-8700」より「core i7-9700」の方が新しく性能が高くなりますし、「Core i5-8400」と「core i5-8500」は同世代ですが8500の方が若干性能が高くなります。

Illustrator用のPCとして、新しく購入する場合のCPU候補としては

Intelの場合は最新モデルだとi7-9700以上

AMDの場合は最新モデルだとRyzen7 3700以上

がおすすめのモデルとなります。

【CPUのコア数について】

最近の上位CPUはコア数が増えてきていますが、Illustratorの多コアでの並列処理技術は年々高まっているものの8コアを超えるコア数ではパフォーマンスはあまり向上しないようです。ですのでi9やRyzen9のフラグシップモデルでIllustratorを動かしたからと言って価格上昇に見合うだけの快適さ向上はないと思ってください。過剰なコア数よりクロック数(〇〇GHz)の高さの方が重要となっています。

【ワークステーションやサーバー用CPUについて】

IntelのCPUにはサーバーやワークステーション用のXeonというCPUがあります。Xeonは コンシューマ向けのCore iシリーズより安定性や対故障性に優れているものの処理速度(クロック数)では劣るためIllustratorには向いていません。Xeonの方が価格も高いのであえてIllustratorを使うPCにXeonCPUを搭載する理由はないでしょう。

メモリ

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メモリは作業スペースの広さとイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。一般的なパソコンではメモリ8GBが主流ですが、Illustratorの推奨スペックは16GBとなっていますが、クリエイティブ用途のパソコンだと極力メモリは16GB搭載するのをオススメします。Adobe製品などアプリケーションを複数同時に起動する場合は32GB必要な場合もありますね。

メモリはPC初心者でも、最も簡単に増設できるパーツですので、自身が使用しているPCに合うメモリやメモリ増設の仕方をググったりすれば比較的簡単に容量を増やすことが出来ます。メモリだけスペックを満たしていなければご自身での増設も検討してみましょう。

電源とマザーボード

残りはグラボの解説ですが、その前に推奨スペックで記載されることはないのですが、デスクトップPCの構成で見落としがちな「電源」と「マザーボード」に関して簡単に解説しておきます。

電源

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PCの各種パーツに電力を供給する重要な役割を担っています。電源には容量と電源効率の二つで性能差があり、基本的にはメーカーがスペックに見合った電源をチョイスしています。容量はW数で記載がありグラボが高性能なモデルほど電源消費量が大きいため電源のW数も大きくなります。

二つ目の電源効率ですが、こちらは「80PLUS」という基準でグレードが分かれています。

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左ほど同容量でも価格は上がりますが電源変換効率に優れ電気代が僅かに安くなるといった認識で結構です。但しグレードが高いほど高品質になるので、コスパより信頼性を重視する方はチェックしておきましょう。

クリエイティブ向けPCには80PLUS BRONZE以上をメーカーがチョイスしている事が多いですね。

マザーボード

マザーボード

CPUなどの各種パーツを搭載する基盤です。

現行の主流なマザーボードはINTELCPUの場合、性能や機能が優れている順にZ370 > H370 > B360(B365) > H310となっており、Z370とH310の平均的な価格差は6千円ほどとなっています。
避けてほしいマザーボード(チップセット)は「H310」です。CPUとその他のパーツ間のデータスピードが他のマザーボードよりも遅いため、最新のi7CPUを積むクリエイティブ向けPCには不釣り合いなのと、グラボの接続規格であるPCI-Expressの世代が古いのでグラボの性能がわずかに低下するためです。

CPUのOCなど特殊な事をしない限りはZ370である必要はなく、コスパを重視するクリエイティブ向けPCとしてはH370やB360、B365(AMD CPUの場合はB350)で問題ありません。

グラボ

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グラボ(グラフィックボード)はNVIDIA社からゲーム用途(DirectX)に特化したGeforceシリーズとクリエイティブ用途(OpenGL)に特化したQuadroシリーズが発売されています。

Geforceグラボ

ゲーム用途に特化したGeforceシリーズはクリエイティブ向けのQuadroシリーズよりも同程度のスペックだと圧倒的に安くなります。ゲーム向けだからといってAdobeCC用途として役に立たないかというと、そのようなことはなくグラボなしの時よりも重たい処理を短時間でこなすことが出来るようになります。例えばPhotoshopの3D機能の多くはグラボがないと有効になりません。

PCメーカーが2018年にクリエイティブ用途で使用しているPCのスペックを105社に調査した所、約半数がGeforceシリーズを搭載していたことからもGeforceの需要があることを確認出来ました。

また2019年夏にGeForceグラボでも「10ビットカラー」がサポートされているのでよりGeForceグラボをチョイスしやすくなっていますね。

AdobeCCシリーズの多くがビデオメモリ(VRAM)4GB以上を推奨おり、Illustratorでも同様です。最新のグラボだと一番安いグラボGTX1650でもVRAMは4GB搭載されています。

Quadroシリーズで価格を抑えたい場合はビデオメモリが2GBのQuadro P620(単体価格:約23,000円)がエントリー向けの価格帯で人気ですね。

GeForce最新モデルのエントリー製品GTX1650とハイエンドのRTX2080Tiは価格差が10倍近くありますが、Illustratorにおいて快適さや処理速度の違いは10倍も変わりません。一番差が出るのはグラボを搭載しているかどうかです。

【使用するモニタの解像度について】

クリエイティブ用途においては一般的なモニタ解像度であるフルHD(1920x1080)より高解像度のWQHD(2560x1440)や4K(3840x2160)のモニタを使用する方も多いでしょう。

高解像度モニタを使用する場合はグラボ負荷が上昇します。特に4Kモニタを2枚接続する場合はGeForceRTXなど上位のグラボを搭載してください。

 

現在使用しているPCのスペックを調べる方法

キーボードの右下(左下)にある「Windowsキーf:id:Lezza:20180908123235p:plain」と「R」キーを同時に押すと

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「ファイル名を指定して実行」が表示されます。そこに「dxdiag」と入力してOKを押すと

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「DirectX診断ツール」が起動します。最初に表示されている画面で

OS…オペレーティングシステム欄

CPU…プロセッサ欄

メモリ…メモリ欄

で現在のスペックを確認可能です。

グラボは「DirectX診断ツール」の上の方にある「ディスプレイ1」タブをクリックすると確認できます。

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Illustrator推奨パソコン

AdobeCCの推奨スペックや各種パーツの解説を行ってきましたが、一からパソコンを選ぶのは大変ですよね。そんな時は有名メーカーのAdobeCC推奨パソコンを検討してみてはいかがでしょうか。

今回はBTOPCメーカーとして人気な【ドスパラ】 のAdobeCC推奨パソコンを紹介します。ドスパラは様々な企業でクリエイティブ向けPCの採用実績があり信頼感があります。ゲーミングPCのBTOメーカーとしても圧倒的な人気がありますね。

参考までにイラストデザイン向けの推奨パソコンをチェックしてみましょう。

※以下で記載するメーカーのスペックや価格は2020/01/28時点の情報です。

ドスパラ イラストレーター推奨PC

Adobe Creative Cloud イラストデザイン・DTP向け推奨パソコン

ドスパラではPhotoshopやIllustratorそしてInDesignを使用したDTP/イラスト作成向けのPCとして3機種がピックアップされています。

イラストデザイン・DTP向けAdobe CC推奨パソコン

 【公式サイト:製品ページ】

AdobeCC推奨モデルの記載があるPCは全てのAdobeCCソフトウェアの動作を確認済みとなっています。左の安いPCはグラボなしなので、あまりオススメできません。

ドスパラのAdobeCC推奨モデルの特徴として

  • ハイエンドなi7CPUの採用(一部i5)
  • 大容量16GBメモリの搭載
  • SSDもゲーム向けモデルや一般モデルと比べて大容量(500GBや1TB)
  • カスタマイズで好みの構成に変更が可能

となっています。

Illustratorクリエイティブ向けのパソコンは基本的にデスクトップPCを選ぶ事を推奨します。理由は何点かあり、

  • ノートPCでデスクトップPCと同等の性能を求めると2割以上価格が高くなる
  • 拡張性がない
  • 発熱が大きいグラボを搭載しているので重い処理を行うと冷却ファンの音がうるさくなる。特に高性能なグラボを搭載しつつも薄いノートの場合はより顕著になる

といったデメリットがあるためです。フリーアドレスのオフィスやシェアオフィス・ワーキングスペースなど様々な場所でクリエイティブ業務に取り組む方以外は極力デスクトップPCを選択しましょう。ちなみに一体型のPCは見栄えは良いのですが拡張性がなく、高くて持ち運びもできないので論外です。

今回紹介した製品以外にも様々なクリエイティブ向けのPCを販売しているので、気になる方はチェックしてみましょう。

ドスパラ

 

 

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