人気ゲーミングデバイスメーカー「Logicool」と「Razer」のゲーミングキーボードの中から税込み1万円以下の長期売れ筋モデルをそれぞれドスパラで購入し使用感などをレビューしました。
2021/02/12 作成
2021/05/28 更新1回目 動画追加
目次
- Logicool G213 vs Cynosa Lite JP
- Logicool G213
- 実際にLogicool G213を数日使ってみました
- Razer Cynosa Lite JP
- 実際にRazer Cynosa Lite JPを数日使ってみました
- G213 vs Cynosa Lite JP買うならどっち?
- Logicool G213
- Razer Cynosa Lite JP
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
当記事で掲載している価格は記事作成時の価格です。現在の価格については製品リンクよりご確認下さい。
Logicool G213 vs Cynosa Lite JP
Logicool G213
税込み6,237円
2016年に発売されて以来、ロングヒットを記録しているLogicoolのゲーミングキーボードです。高速メンブレンキーを採用しており、メカニカルキーボードのような使用感を実現しています。耐水性と耐久性に優れているのも売りですね!
実際にLogicool G213を数日使ってみました
私、実は18年にもなるPCゲーム人生で、G213を買うまでゲーミングキーボードを所有していませんでした…。これまで使ってきたのはLogicoolのK120(1200円くらい)です。もう5年近く使っていますね。キーボードの前でご飯を食べるので、めっちゃキーボードが汚くなってしまい、先日スライムで掃除しました。
PCゲーマーとしては、そろそろ良いキーボードが欲しくなったので、今回「G213 vs Cynosa Lite JP」という企画で購入しちゃいました。
G213は もちろん光る!
G213には公式のプロモーションビデオがありますね!
ゲーミングノートやゲーミングキーボードの光る機能っている!?なんかダサくない?って過去には思っていたのですが、いざ手元に届くとかっこいいんですよね~。所有欲が満たされます。
↑アニメーションGIFなので実際の動きよりカクついています。
手首をおくリストは要・不要の好みが分かれるかも
G213には手首(パーム)を置くリストがついているのでタイピングの際に手が疲れにくいですね。キーボードを机手前(体側)のぎりぎりの位置に置いてリストレストだけで支えようとすると長袖の場合、滑りやすかったです。机の奥行きが狭いと逆に邪魔に感じてしまうかもしれません。
メカニカル風メンブレン式
今回レビューしているキーボードは両方ともメカニカルではなく、メカニカル風のメンブレン式です。そのためキーボードの他の性能が同等スペックの場合、メカニカル式より価格を抑える事が出来ます。
Logicoolの安価なメンブレン式であるK120と比べるとキーストロークが深く、タイピングの際の心地よさがありました。
メカニカル式のゲーミングキーボードというと、青軸や赤軸を思いつく方が多いかと思いますが、G213 は青とは正反対で静穏性があり、軸名でいうと「Aliaz 60g」に近いタイピング感でした。
専用ソフトでキーボードのカスタマイズが可能
Logicoolのゲーミングデバイス管理ソフト「G HUB」を使うとFnキーにマクロやアクションなどを割り当てることが出来ます。他にもキーボードのイルミネーションの設定などもありました。
耐水性と耐久性に優れている
実際に実験は出来ていませんが、Logicoolの公式サイトによると60mlの液体をこぼしても壊れない設計になっているようです。私のようにPCモニタの前で食事をする方はもちろん、食事をしない方でも机に飲み物を置くことがあると思うので万が一の時の故障リスクが抑えられているのはありがたいですよね。
LogicoolのG213を数日使った感想としては、この記事を書いている時にタイピングの心地よさを感じました。キーボードを横から見ると微妙にキーの角度が違うなど、細かい部分にもこだわっていますね。
タイピングの心地よさだけでも買ってよかったといえます!「G HUB」のマクロ機能も使い込んだら色々とはかどりそうです。ちなみにEnterキーだけ打感が他のキーと違って「ターン!」と爽快感が高い感じです。Logicool K120も若干その傾向があって、Razer製キーボードにはほとんど違いがありませんでした。Logicoolのマル秘テクノロジーでしょうか。
Razer Cynosa Lite JP
税込み4,780円
2020年春に発売されたゲーミングキーボードです。こちらもメカニカル風のメンブレン式キーボードで、価格がゲーミングキーボードとしてはかなり安いですね。
実際にRazer Cynosa Lite JPを数日使ってみました
Razer製のゲーミングデバイスはマウスを長年使用してきましたが、キーボードは初なので、楽しみです!
Razer Cynosa Lite JPはRazerのゲーミングデバイスソフト「Razer Synapse」で一括管理できます。
Razer Cynosa Lite JPはG213と違い、全てのキーをカスタマイズ(マクロ割り当てなど)が出来るのがポイントですね。G213はファンクションキーのみカスタマイズが可能でした。
質感とキーの違い
Cynosa Lite JPの方がG213よりマットな質感ですね。キーの光り具合はG213の方が派手です。Cynosa Lite JPは光量をMAXにしても、そこまで光らないです。
写真だとあまり違いが分からないですが、実物で見るとCynosa Lite JPのライトの明るさはかなり控えめです。Cynosa Lite JPではキーのLEDライトをMAXにしても視認性が悪く、キーを探す時間がかかるのでその点は不満でした。元々キーが印字されているLEDライトなしのタイプより明らかに見えにくいです。
両製品ともメカニカル風メンブレン式なのでキーの感触は似ていますが、G213の方がキーストローク(キーを押せる幅)が深いので押し応えがありますね。
ゲーミングキーボードの価格を見極める方法!?
今回RazerのCynosa Lite JP(4,980円) LogicoolのG213(7,000円)に加えて元々使っていた約1200円のキーボードの3種類を同時に比較していたのですが、キーボードを眺めていると、あることに気づいてしまいました…。
それは
価格が高いほど「裏側の滑り止めが大きい!」ということです。
G213はパームレストがついていることもあり、手前側は一直線に滑り止めがついていました。Cynosa Lite JPは四隅の滑り止めの大きさが小さくなり、K120に至っては米粒程度の大きさでしたね…。K120だとつるんつるん滑って困る!という事はないのですが、分かりにくい部分で材料費が削減されているのに気づいてしまいました。
G213 vs Cynosa Lite JP買うならどっち?
私だけのレビューだと信ぴょう性に欠けるので、ライトゲーマーの方にも実際に3日間使用してもらい、感想を聞いてきました。
当方:PCゲーム歴18年で総プレイ時間は1万時間以上。学生時代はMMOにどっぷりはまり、ここ5年ほどはLoLがメインで複数のゲームをプレイ。FPSやバトロワ系は酔うので苦手。
Iさん:FF14を過去にプレイしていましたが、最近はPCゲームから遠ざかっていました。去年ゲーミングPCの買い替えを機に、PCゲーム熱が復活した模様です。月のPCゲームプレイ時間は10時間くらいのライトゲーマーさんです。
私は正直デスクトップ向けの標準的な大きさを満たしたキーボードであれば、元々こだわりがなく長年1200円のキーボードを使ってきたので、安い方のCynosa Lite JPでもいいのかなという気がしてますが、キーがライトが暗いのが難点ですね。G213の方がタイピングの心地よさに関しては優れていて、メカニカルに近い感じがしました。
普段ゲーム配信もしているので、キーボードは静穏性が必要です。メカルニカル式のキーボードはメンブレンよりうるさい軸(特に青や緑)が多いので配信やVCをする方は避けたほうが良いです。その点、今回レビューした両製品ともメンブレンなのでタイピング音が静かでしたね。
IさんはLogicoolのG213を推していました。お気に入りはキーボード右上にある独立した音量調整ボタンです。Iさんが現在使用中のキーボードもLogicool製で、このボタンがあるとの事。
RazerのCynosa Lite JPでもFnキーに割り当てられていますが、操作に手間取ったり誤操作する可能性があるので、Iさんのように瞬時に音を消したい時は便利かもしれません。何の音を瞬時に消す必要に迫られているのかは聞かないことにしました。
両者ともに共通する意見としては、タイピングの心地よさはG213が勝っているという点ですね。 私は予算が許すならG213で、Iさんは絶対G213との結果となりました。
ドスパラの製品サイトでは私たち以外にも多くの方がレビューを投稿しているので、気になる方は是非チェックしてみましょう。
Logicool G213
税込み6,237円
Razer Cynosa Lite JP
税込み4,780円
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