2019年10月より消費税が2%上がり10%になります。ゲーミングPCの平均購入額は約20万円なのでおおよそ増税の影響は約4,000円になります。ゲーミングPCの購入を検討されている方は増税前に購入したいですね。最新のPCトレンドやスペックを解説し、おすすめのゲーミングPCを紹介します。
2019/09/01 作成
2019/10/21 更新4回目 最新情報に更新
増税後もお得に買うゲーミングPC紹介はこちら
アイキャッチ画像利用元:ドスパラ下記紹介製品ページより
目次
- 増税後もお得に買うゲーミングPC紹介はこちら
- 増税がゲーミングPCに与える影響
- 増税前の特需を狙ってゲーミングPCメーカーがセールを実施
- 人気ゲームの推奨スペック
- PCパーツの解説
- ドスパラでRTXグラボ搭載のゲーミングPCを購入するとCoD:MWが貰える
- 増税前に買うべきゲーミングPC
- オススメゲーミングPCメーカー
- 2019年版ゲーミングPC考察
- 週間人気記事ランキング
増税がゲーミングPCに与える影響
画像引用元:https://www.dospara.co.jp/5info/cts_win7_eos
ゲーミングPCの平均購入額は約20万円(カスタマイズや保証も含めた額)と言われており、増税前と増税後1日違うだけで4,000円も支払額が変わってしまいます。このタイミングを逃すと同じ価格で同性能のモデルを購入するためには数か月は待たなくてはなりません。ゲーミングPCの購入を検討している方は是非2019年9月に購入しておきましょう。
増税前の特需を狙ってゲーミングPCメーカーがセールを実施
上で解説したようにまとまっと金額になるゲーミングPCは増税の影響が大きく、2019年9月は購買意欲が非常に高まる時期です。そのためゲーミングPCメーカー各社では大規模なセールを開催中。
ドスパラはコスパNo.1メーカーです。当サイトでも毎日のように色々なメーカーのゲーミングPCの価格をチェックしていますが、ほとんどの場合ドスパラがコスパ1位になりますね。セーフティーサービスやゲーミングアシストサービスなど保証も充実しています。ドスパラは私が初めてゲーミングPCを購入したメーカーでもありました。5年間愛用し保証期間中にグラボが不調になった際も交換の対応がスムーズでした。
ドスパラのゲーミングPCはe-sportsプロゲームチームやプロの大会でも使用実績があります。
ドスパラでは分割払い手数料が無料
増税前にゲーミングPCほしいけどすぐに使えるまとまったお金がない…。そんな場合でもドスパラであれば分割払いが可能です。クレジットの分割払いとは別なのでクレジットカードを持っていない方でも大丈夫です。
人気ゲームの推奨スペック
ゲーミングPC購入を検討している方の参考となるよう人気PCゲームの推奨スペックをまとめました。
※赤文字のタイトルは推奨メモリが12GB~16GBのタイトル
上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)グラボはGTX1060以上あれば多くのゲームの推奨スペックを満たすことが分かります。メモリは8GBよりも16GBあると安心ですね。
但し推奨スペックとはゲーム内の画質設定が中程度でフルHD(1920x1080)解像度において60FPSが出る程度の目安となります。ですのでゲーム内の設定を高画質にしたり高解像度モニタや144FPSモニタで楽しみたい場合は推奨スペックでは性能不足となります。
PCパーツの解説
次はゲーミングPCの各種パーツについて解説していきます。
OS
OSはPCを動かす基本ソフトです。PCのOSであるWindowsの最新版はWindows10です。古いバージョンの7や8.1でもOSが64bit版であれば多くのPCゲームをプレイすることができます。現在販売されているWindows10は64bit版ですので、新しく買いなおす場合は64bitであるかは気にする必要はありません。Windows7は2020年の1月に開発元であるMicrosoftのサポートが終了するため、現在も利用している方は本格的に買い替えの検討を進める必要がありますので増税前に購入しておきたいですね。
ストレージ/容量
ストレージはPCのデータを保管するパーツです。ストレージの種類は2種類ありデータの読み書きを行うを頻繁に行っているのですが、読み書き速度が非常に遅いが安価なHDDと読み書きが高速だけど若干高価なSSDがあります。最近では更に高速なNVMeSSDが人気です。
PCゲームのクライアントはゲームによって必要な容量が異なり少ないものでは数GBから50GBを超えるタイトルもあります。
可能であればHDDではなくSSDにしておくとPCやゲームの起動時間が短縮され快適なPCライフを送ることが出来ますのでオススメです。SSDの場合は240GB以上、可能であれば400GB以上の大容量モデルを選んでおくと良いでしょう。
SSDのPCを体験するとHDDのPCでは遅すぎてイライラしてしまうほど快適です。
CPU
CPUはパソコンの頭脳です。様々な計算処理を行うパーツで、PCゲームはよりCPUの負荷がかかるためゲーミングPC用途としてはi5もしくはRyzen5以上が必要になります。グラボにRTX2070以上を搭載する場合やゲーム配信を行いたい場合は極力i7かRyzen7にしましょう。
【CPUのモデルと性能について】
CPUはIntel社がここ10年近く圧倒的なシェアを維持してきましたが、業界2位のAMDが2017年にRyzenシリーズを発売し好評を得ています。CPUの選択肢はこの2社のCPUのどちらかを選ぶ事になります。
CPUはIntelとAMD両方とも、製品名からある程度の性能を把握する事が可能で
Intelは「Core iの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなり、AMDも「Ryzenの後ろにつく一桁の数字」が大きいほど性能と価格が高くなります。AMDのみ最上位モデルは数字ではなく「Threadripper」というブランドになっています。ゲーミングPCとしてのCPU候補は「5」以上になります。予算が許すのであれば「7」にしておくと推奨スペックを満たすゲームが増えるのでオススメです。
IntelとAMD共に一桁の数字の後ろにつく四桁の数字が世代や世代内のグレードを表していて千の位が世代。百の位が同モデル、同世代間の性能差を表しています。例えば「core i7-8700」より「core i7-9700」の方が新しく性能が高くなりますし、「Core i5-8400」と「core i5-8500」は世代は同じですが8500の方が若干性能が高くなります。
ゲーミングPCとしてのCPUは予算を抑える場合「5」のモデル。可能であれば「7」のモデルにすると推奨スペックを満たすゲームが増えます。
メモリ
メモリは作業スペースの広さと考えると分かりやすいです。パソコンは起動しているだけでメモリを消費しますし、ゲームは数GBのメモリを占有します。
ゲーム用途のパソコンの場合最低でもメモリ8GBが必要です。16GBあると重たいゲームでも推奨スペック以下になることはないので予算が許すのであれば16GB搭載しましょう。
またグラボやCPUを高性能なモデル(例えばi7やRTXグラボ)にする場合メモリがボトルネックにならないよう必ずメモリは16GBにして下さい。
電源とマザーボード
残りはグラボの解説ですが、その前に推奨スペックで記載されることはないけれども、デスクトップゲーミングPCの構成で見落としがちな「電源」と「マザーボード」に関して簡単に解説しておきます。
電源
電源はPCの各種パーツに電力を供給する重要な役割を担っています。電源には容量と電源効率の二つで性能差があり、基本的にはメーカーがスペックに見合った電源をチョイスしています。容量はW数で記載がありグラボが高性能なモデルほど電源消費量が大きいため電源のW数も大きくなります。
二つ目の電源効率ですが、こちらは「80PLUS」という基準でグレードが分かれています。
左ほど同容量でも価格は上がりますが電源変換効率に優れ電気代が僅かに安くなるといった認識で結構です。但しグレードが高いほど高品質になるので、コスパより信頼性を重視する方はチェックしておきましょう。
20万以下のゲーミングデスクトップPCには80PLUS BRONZEをメーカーがチョイスしている事が多いですね。RTX2080やRTX2080Ti搭載のハイエンドゲーミングPCでは80PLUS GOLD以上が選ばれます。
マザーボード
CPUなどの各種パーツを搭載する基盤です。
現行の主流なマザーボードは性能や機能が優れている順にZ370 > H370 > B360(B365) > H310となっており、Z370とH310の平均的な価格差は6千円ほどとなっています。
避けてほしいマザーボード(チップセット)は「H310」です。CPUとその他のパーツ間のデータスピードが他のマザーボードよりも遅いため、最新のi5やi7CPUを積むゲーミングPCには不釣り合いなのと、グラボの接続規格であるPCI-Expressの世代が古いのでグラボの性能がわずかに低下するためです。i7が搭載されているゲーミングPCにも関わらずマザーボードにH310を使っている機種がとあるメーカーで販売されていたので、必ず確認しておきましょう。
CPUのOCなど特殊な事をしない限りはZ370である必要はなく、コスパを重視するゲーミングPCとしてはH370やB360、B365(AMD CPUの場合はB350)で問題ありません。
グラボ
グラボはゲーミングPCのパーツの中でも最も重要となるパーツです。グラボはその名の通り、グラフィック処理を専門で行うパーツです。一般的なPCにはグラボは搭載されていません。
またパソコンパーツの中でも価格が高いパーツですので、ラインナップを確認してみましょう。
【2019年のグラボ単体価格】
- RTX2080Ti 16万円(超ハイエンド)
- RTX2080 SUPER 10.5万円(2019年07月新作モデル・コスパはまだ微妙)
- RTX2080 8.5万円
- RTX2070SUPER 7万円(2019年07月新作モデル)
- RTX2070 5,5万円(人気モデル)
- RTX2060SUPER 6万円(2019年07月新作モデル・RTX2070より高いと無価値)
- RTX2060 4万円
- GTX1660Ti 3.5万円(価格を抑えたい方向け)
- GTX1660 2.8万円
- GTX1650 2万円(このモデル以下は最新ゲームだと厳しい)
- GTX1050Ti 1.7万円
ハイエンドとローエンドの価格差は約10倍もあります。グラボの性能が高いと、より高画質・高解像度・高フレームレート(1秒間に表示できるコマ数)でゲームを表示できます。RTX2080Tiに合った構成のゲーミングPCとなると30万円以上してしまうので、予算が許すのであれば問題ないでしょうが、そうではない方が多いはずです。
GTX1660Ti以上であれば多くの最新ゲームの推奨スペックを満たします。またRTX2070以上あると多くのゲームで最高画質設定で遊べるほかVRゲームも快適に遊べます。
デスクトップPCかノートPCか
ゲーミングパソコンにもデスクトップタイプとノートタイプがあります。オススメはデスクトップPCです。理由としては
- ノートPCでデスクトップPCと同じ性能のモデルは2割以上高い
- ノート版のグラボはデスクトップと同名でも性能が低い(MAX-Qグラボはさらに低い)
- 拡張性がないので将来性がない
- 主要パーツの流用が出来ない(グラボなど)
- 持ち運び時の衝撃や落下での故障リスク
- 騒音の問題
といった点が挙げられますので、極力ゲーミングPCはデスクトップパソコンにしましょう。
モニタ
デスクトップパソコンの場合、別途画面を映すモニタが必要になります。
ゲーミングパソコンとセットで買えば接続は問題ありませんが、別々で用意する場合は接続規格(DVI・HDMI・DisplayPortなど)が合うか確認しておきましょう。
ゲーム用途としてモニタの大きさと解像度は23-24インチのフルHD(1920x1080)が最もメジャーです。ゲームで重要なのは、更に大きく高解像度なモニタではなく、1秒間に表示可能なコマ数です。通常のモニタは60Hz(1秒間に60コマ)ですがゲーム用のモニタは144Hz(1秒間に144コマ)表示できます。瞬間的な反応を要求される対戦系のゲームでより恩恵が大きくなります。
他にはモニタに画面を表示させる応答速度(5ms・1msなどの表記)が速いほど性能の高いモニタになります。
特に反射神経が要求されるFPSや対戦系などのゲームではゲーミングモニタだと有利になるほか、人によっては3D酔いしにくくなります。
ゲーミングモニタが気になる方はゲーミングPC最大手「ドスパラ」がゲーミングモニタについて紹介してるページがあるのでチェックしてみましょう。
ドスパラでRTXグラボ搭載のゲーミングPCを購入するとCoD:MWが貰える
キャンペーン内容
期間:2019/09/17~2019/11/18(先着順)
RTXグラボ搭載のPCを購入すると2019年10月25日に発売されるCoD:MWが貰えるキャンペーンが始まりました。CoD:MWは約8,500円もするので、かなりお得なキャンペーンですね。
15万円~の12モデルが対象です。キャンペーン適用モデルには
と製品名に記載されているほか、
「写真・特徴」欄に上記の画像が表示されていますのでバンドル目当ての方は、しっかりご確認ください。
増税前に買うべきゲーミングPC
次は実際にオススメのモデルを紹介していきます。ゲーミングPCは家電量販店に並んでいる聞きなじみのあるメーカーではなくゲーミングPCに特化したメーカーの方がコスパが圧倒的に優れています。今回はゲーミングPC最大手ドスパラの人気機種の中から人気のゲーミングPCを3点紹介します。
紹介する3機種は他社と比較して同じスペックにおいて最安値なのを確認済みです。
※スペック及び価格は2019/09/01時点の情報です。
【コスパ重視モデル】
- CPU :Ryzen5 2600
- GPU :GTX1660Ti 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :240GB + 1TB HDD
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B350
ゲーミングPC最大手のドスパラ だと【ガレリア RT5】
のコスパが非常に優秀ですね。このモデルは2019年2月までセールとなっていた機種の後継モデルで、価格は据え置きのままグラボがGTX1060 6GBから発売されたばかりのGTX1660Tiになり、更に2019年7月には価格が7千円下がりました。大半のゲームを画質中設定以上で遊べるので価格を抑えながらも満足度の高い性能に仕上がっています。
【よりハイスペックな構成】<CoD:MWバンドルモデルあり>
- CPU :i7-9700
- GPU :RTX2070 SUPER
- メモリ :16GB
- SSD :500GB + HDD 2TB
- 電源 :650W静音電源 80PLUS GOLD
- マザボ :B365
2019年7月に発売されたばかりのRTX2070SUPERを搭載した構成です。この構成までスペックが高まると数年間は最新ゲームがかなりの高設定で快適に遊べます。
同じくコスパの良いドスパラ で探してみると【ドスパラ人気1位モデル】
が税抜き18万円ほどになります。発売されたばかりのグラボを搭載して全体的なスペックが高いにもかかわらずこの価格で販売されているのはすごいの一言です。
この機種は私も実際は触ってみましたが、高性能なスペックに相応しい快適な動作でしたよ。
2019/08/11 RTX2070SUPERモデルに変更
【ハイエンドゲーミングノート】<CoD:MWバンドルモデルあり>
- CPU :i7-9750H
- GPU :RTX2070
- メモリ :16GB
- SSD :256GB + HDD 1TB
ゲーミングノートPCを選ぶ場合、予算が許すのであればハイスペックなモデルを選ぶ事をオススメします。理由としては購入後にCPUやグラボの交換が出来ず数年後にゲームタイトルの推奨スペックが上がってきてもアップグレード出来ないためです。ですので、購入時点である程度高いスペックを購入しておくことで長く最新ゲームを快適に遊べるようにしたいですね。
ドスパラではRTX2070搭載の大画面液晶ノート が税抜き23万円で購入できます。ブランドもの(例えばMSIやASUS,DELL)などで同等スペックのゲーミングノートを購入しようとすると27万~30万円ほどするのでハイスペックでありながらも価格が抑えられたモデルとなっています。
こちらの機種も実際触ってみました。
BTOメーカーのゲーミングノートって一昔前まではダサいデザインでしたけど、ドスパラのゲーミングノートは有名ブランドに負けない洗練された仕上がりになっています。
オススメゲーミングPCメーカー
ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、こちらのメーカーがオススメですよ。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。5社で似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラの機種がコスパNo.1になります。
マウスコンピューター
PCケースに力をいれているメーカー。
パソコン工房
ときおりドスパラよりもお買い得なモデルがあるPC工房。ノートPCのコスパが良い傾向にあります。
フロンティア
セール品のお買い得度が高い。通常製品を選ぶ価値はあまりないかも。「○○ゲーム推奨PC」といった製品が多いがそのゲームのおまけがついてきたり、そのゲームが快適に遊べますよという事なので、お買い得な製品があれば、そのゲームを遊ぶ予定がなくても購入して問題ないです。
サイコム
徹底的にカスタマイズにこだわりたい方や、マザボや電源など各種パーツの製品名まで指定したい方などPC製品の知識がある方向けです。
2019年版ゲーミングPC考察
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