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【Lenovo】Legion C530【実機レビュー口コミ】

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Lenovo|Legion C530| 実機レビュー口コミ

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世界で最もPCを出荷している世界最大手PCメーカー【Lenovo(レノボ)】で販売されているゲーミングPC「Legion C530」の貸出機をお借りして実機レビューを行いました。PCの外観/内観写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。世界最大手の最新のゲーミングPCをが気になる方必見です。

2020/01/28 作成

目次

Lenovo公式サイト

 

【Lenovo】は世界最大手のPCメーカーです。日本国内でも家電量販店で多くのLenovo製品が並んでいるのでLenovoを知っている方も多いはずです。LenovoではゲーミングPCのネット販売も行っていて専用ページまでありますね。2019年3月にRTX2000シリーズ搭載のゲーミングノートを国内最速で販売していたと記憶しています。

Legion C530について

Lenovo Legion C530
※上記画像は2020/01/28時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するLegion C530のスペックや金額は記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。

 公式サイト:製品ページはこちら

LenovoのゲーミングデスクトップPCの中ではコンパクトなサイズのモデルです。省スペース性やメンテナンス時の取り回しを重視する方にオススメです。

Legion C530のスペック

 まずは今回レビューを行うLegion C530のスペックを確認しましょう。

メインスペック
OS Windows10 Home 64bit
CPU Intel Core i7-9700
グラボ GeForce GTX1660Ti
メモリ 16GB DDR4 PC4-21300(8GB x2)
ストレージ 1TB NVMeSSD + 1TB HDD
電源 500W 80PLUS BRONZE
マザーボード Intel B360
その他スペック
光学ドライブ なし
カードリーダー なし
オフィスソフト なし
キーボード なし
マウス なし
サイズ 238(幅)×358(奥行き)×305(高さ) mm
保証 保証期間1年

CPUは2020年01月時点での最新i7を搭載しています。グラボはGTXシリーズで一番性能高いGTX1660Tiですね。スペックの中で目立っているのが1TBの大容量NVMeSSDに更にHDDまで搭載してるストレージ性能です。ゲーム実況動画などをYoutubeに上げたい方にオススメできますね。

このモデルにはキーボードとマウスは付属していないので、お持ちのものを再利用するか「カートに入れる」を選択した後のカスタイマイズで追加しましょう。

Lenovoに限らずBTOメーカーのゲーミングデスクトップPCはモニタSETと明記されていない限り、モニタはついていません。既存のモニタを再利用するかカスタマイズでモニタを追加しましょう。既存モニタを再利用する場合、接続コネクタが合うか製品ページのグラボ仕様欄の確認が必要です。

Legion C530の外観

スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。

【PC正面】

Legion C530|正面

 PC正面には下の方にUSBとサウンドとマイク用コネクタがあります。

接地面に近いのでホコリが付着しやすいですし、使用しない場合のキャップが標準で付属しているといいのになぁと感じました。

Legion C530|電源スイッチ

電源スイッチは正面の左上にあります。分かりやすいスイッチですね。

Legion C530|正面

電源をいれた状態だとLenovoのゲーミングPCブランドロゴ「LEGION」がキラリと光ります。世界的なメーカーなので日本人専用にデザインされてないためか公式のゲーミングPCページに並んでいたゲーミングPC製品群を見た時にデザイン的に私はピンとこなかったのですが、実物を見ると想像していたよりカッコよくて質感もよかったです。

【サイズ感】

Legion C530|サイズ感

LegionC530は一般的なゲーミングPC本体と比べて横幅は数cm長いですが、高さが約半分ほどで奥行きも短くなっています。そのためゲーミングPCを置くスペースの確保が楽ですね。机の上においても高さが低いので違和感や圧迫感がないのが一番のメリットだと思います。

【PC背面】

 

Legion C530|背面

USB端子の数は正面に2個、背面に6個と豊富ですね。グラボの出力端子は「HDMI x1 DisplayPort x1 DVIx1 」となっています。Legion C530の背面はこだわっている箇所があって

Legion C530|サイドカバー

背面の左上に赤線がついたレバーがあったので、引っ張ってみると、PCのサイドカバーがワンタッチで外せるようになっていました。通常はねじ止めされていてドライバーがないと外せないのですが、ワンタッチで外せることでメンテナンスや内部清掃の時に楽ですね。ちなみにPC内部は半年に一回はエアダスターで掃除した方が良いですよ。ずっとほったらかしておくとホコリがこびりついてしまって掃除が大変になります。ホコリがたまると冷却性能が落ちるのでPCの性能が低下したり、よけいに電気を食うようになります。

Legion C530|背面の電源コード固定

背面の下にはケーブル類を固定するために使うと思われるラバー製のカバーがありました。

【側面と上部】

Legion C530|側面

側面は左右ともにシンプルですね。吸排気は正面と背面そして底部から行うようです。上部にはLeginC530の特徴である取っ手がついています。ゲーミングPCは重たいのと持ちにくいので移動が大変なのですが、ケース自体が一般的なゲーミングPCの約半分くらいの大きさで軽いのと取っ手がついたことによって女性でも片手で持ち上げることが出来るようになっています。一般家庭でのゲーム用途で頻繁に持ち運びをすることはないでしょうが、メンテナンスなどの時に便利ですね。

Legion C530|上部

ちなみに上部は電源を入れると赤く光ります。結構オシャレです。

【底部】

Legion C530|底部

底部はシンプルですね。一部吸気用のメッシュ構造になっていました。

 

Legion C530のPC内部

【サイドパネルを外した状態】

Legion C530|PC内部

先ほど、解説したようにLegionC530はワンプッシュでサイドカバーを外してPC内部にアクセスできます。PCケースが小さいのでグラボはGTX1660Tiのショート基盤が搭載されていますね。

Legion C530|NVMeSSDのヒートシンク

個人的に高評価だったのはNVMeSSDにヒートシンクが取り付けられている点です。国内のBTOゲーミングPCを30台以上レビューしましたが、NVMeSSDにヒートシンクがついているモデルは0でした。NVMeはCPUやグラボほどではないとはいえ熱を発生させます。高熱になるとせっかく高速なNVMeなのに速度が低下してしまうので、ヒートシンクはあったほうが良いですね。小さいPCケースなので熱がこもりやすいことを考慮してヒートシンクを標準でつけているのでしょう。

Legion C530|PC内部反対側

PC内部の反対側はPCケースのねじを外すとアクセスできます。こちらには電源とHDDが格納されていました。

【梱包について】

Legion C530|梱包

外観やスペックと直接関係はないのですが、輸送時にPCを保護するための発泡スチロールに少しだけ触れます。Legion C530の梱包に使われていた緩衝材は一般的な発泡スチロールより柔らかく、多重構造で形成されていたのでより衝撃を吸収しやすくなっていました。PCは精密機械ですし、輸送時の故障リスクが0ではありません。もちろん輸送時の故障は初期不良として対応してくれますが、新しいゲーミングPCの受け取りが伸びてしまいます。

私が今使っているゲーミングPCは他社で2017年に購入したのですが、製品が到着して電源を入れても起動しませんでした。異音がするので中を見てみるとCPUクーラーが外れていて、自分で取り付けても結局起動しなかったので、送り返して再度戻ってくるまでに1週間以上かかってしまいました。そのPCを保護していた発泡スチロールは固い一般的な物でしたので、強い衝撃がかかった時に吸収しきれなかったのかもしれません。

スペックや価格以外の見えにくい部分にも配慮を行っているのは購入者にとってありがたいですね。

 ちなみにPCの箱や梱包材はかさばりますが、極力捨てないほうが良いです。なぜかというと故障時にメーカーに郵送が必要になった際や引っ越しなどの時に使用するからです。普段は使わないので押し入れの奥にでも保管しておきましょう。

Legion C530のベンチマーク

次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最もシェアのある1世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPCのスコアを記載します。

解像度は全て1920x1080です。

【比較PCスペック】

1.Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB

【3DMark TimeSpy】

Legion C530|3DMARK|ベンチマーク

3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。現在最も使用率の高いGTX1060を大幅に上回っています。

  • GTX1060…4423

【FF14ベンチマーク】

Legion C530|FF14|ベンチマーク

FF14の漆黒のヴィランズ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームはLegion C530のスペックだとかなり余力があります。

  • GTX1060…10001

【FF15ベンチマーク】

Legion C530|FF15|ベンチマーク

FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。FF15やBF5、RDR2などの重たい部類もゲームも中設定以上で十分快適に遊べます。FF15ベンチマークでは比較機能も付いているので確認してみましょう。

Legion C530|FF15|ベンチマーク|比較

Legion C530はGTX1660Tiを搭載したゲーミングPCの平均スコアと同じスコアのようですね。ショート基盤(ショート基盤は通常サイズのグラボより性能が劣る)GTX1660Tiなので十分合格点ではないでしょうか。

【SSDベンチマーク】

Legion C530|SSD|ベンチマーク

このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。

Legion C530ではストレージに通常のSSDより更に高価で高速なNVMeSSDを採用しています。PCゲームでのNVMeSSDの恩恵は起動時やロード画面がHDDと比べて大幅に短縮される点です。

SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。

【一般的なSSD】

【一般的なHDD】

一般的なSATA接続のSSDと比べても、スコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。

【VRベンチマーク】

Legion C530|SteamVR|ベンチマーク

VR性能を測定するために使用したSteamVRはテストされたフレームの数値を参考にします。Legion C530の場合、HTC VIVEなどのVR機器の最低動作スペックであるGTX1070を若干上回るグラボなので重たいVRゲームを遊ぶにはやや力不足です。VRゲームを快適に遊びたい場合はRTX2070SUPERなど、より上位のグラボを搭載しているモデルにしましょう。

ベンチマークを動かしてみた感想

Legion C530は現在利用者の多いGTX1060 6GBより性能面で大きく上回っており最新の重たいゲームも中設定以上で遊ぶことが可能です。冷却性能もよいのかベンチマーク時もあまりうるさくありませんでしたね。

PCゲームをしながらスマホゲームもパソコンで遊べちゃう

ガレリアRH5|Androidエミュ

Androidスマホで遊べるゲームやアプリはPC上に仮想Androidエミュレータ(NOXなど)をインストールする事によりパソコンで快適に遊ぶことが出来ます。AndroidエミュレータはPCのスペック(CPU・メモリ・グラボ)を使うのでゲーミング用途ではないPCでは動作が重たくなってしまいます。スペックの高いでLegion C530であればPCゲームで遊びながらスマホゲームもPCで起動可能です。

【Androidエミュレータを4つ起動した状態例】

NOX

Legion C530だと4つの仮想AndroidをPCで同時起動してもなおまだ余力があるスペックになっています。別々のスマホゲームを同時に遊んだり、お気に入りのスマホゲームを複数アカウントでプレイする事で他人より有利に遊ぶことが出来ます。(例えばサブアカウントでゲーム内アイテムやゲームマネーを稼いでメインアカウントに集めたり、リセマラを効率よく行うなど)

スマホゲームをPCでプレイするメリットはその他にも

  • スマホで他の事が出来る
  • スマホの電池が消耗しない
  • Androidエミュレータの便利機能で簡単な操作であれば自動化できる

などがあります。私もスマホのMMORPGゲームはゲーミングPCでPCゲームと同時に遊んでいます。とあるスマホ人気ゲームではゲーミングPCでの多重起動リセマラを行うことで、ガチャを数十万円分回してようやくでる確率のキャラを無料でGETしちゃいました。

ゲーミングPCはスマホゲーマーの方にも是非使いこなしてほしいですね。私の周りにいる廃課金やランキング上位などのガチ勢はスマホ・タブレット・ゲーミングPCの3つを全て駆使して遊んでいます。

 

みんなのゲーミングPC購入価格

今回Legion C530をレビューしましたが、ドスパラのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。

ゲーミングPCの購入価格(2021年~)直近505台
10万円未満 10-14万円台 15-19万円台 20-24万円台 25-29万円台 30-34万円台 35万円以上
142 152 132 64 7 3 5

 ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。

モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。

20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。

人気ゲームの推奨スペック

2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。

GPU/CPU
ローエンド ミドルレンジ ハイスペック
i3 i5 i7
ローエンド GTX960
or
GTX1050
Sea of Thieves
Dead by Daylight
FORTNITE
Rainbow six siege
Minecraft
CODE VINE
LOST ARK
デビルメイクライ5
旧世代
ミドルレンジ
GTX970
or
GTX1060
  CoD:WW2
鉄拳7
PUBG
CoD:BO4
エースコンバット7
ディビジョン2
APEX LEGENDS
SEKIRO
OCTOPATH TRAVEL
FF12
Project Winter
モンハンワールド
Battlefield Ⅴ
バイオハザードRE2
Fallout76
FF14/
FF15
ダークソウル3
アサクリ オデッセイ
ANTHEM
Wolfenstein
地球防衛軍5
GHOST RECON
CoD:MW
The Outer Worlds
最新世代
ミドルレンジ
GTX1070
or
GTX1660
  ニーアオートマタ METRO EXODUS
ライザのアトリエ
ハイスペック GTX1080Ti
以上
    CONTROL

※赤文字のタイトルはメモリ12GB~16GB推奨

上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。

但し推奨スペックというのはフルHD(1920x1080)解像度のモニタでゲーム内画質を中程度にした場合60FPSが出る目安となる事が多く、ゲーム内画質を高設定にすると推奨スペックに記載されているPCスペックでは性能が足りませんので推奨スペックを上回るゲーミングPCを所有することが重要です。

Legion C530まとめ

最新のIntelCPU「i7-9700」とGTXシリーズの人気グラボ「GTX1660Ti」を搭載しオリジナルPCケースに便利な機能を備えつつコンパクトなサイズに収まっているLENOVO LGEION C530は、最新ゲームを中設定以上で快適に遊びたい方にオススメできるゲーミングPCです。本体がコンパクトで軽量なので女性やPCを置くスペースに困っている方にも向いていますね!

そのほかにも様々なモデルがあるLenovoをチェックしてみてみましょう!

【Lenovo公式サイト】

 

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