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ゲーミングPC大手のサードウェーブがドスパラ公式サイトなどで販売しているゲーミングPCブランド「GALLERIA」から、初のコラボ周辺機器となる「240Hzゲーミングモニター」が2022年7月に発売されました。今回はRTX3070を搭載したゲーミングデスクトップPC「GALLERIA XA7C-R37」と「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」の貸出機をお借りして実機レビューを行いました。PCやモニターの写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。高性能なゲーミングPCを購入したい方は必見です。
2022/08/27 作成
2022/10/14 更新 一時的に売り切れていましたが、10月上旬に再入荷しました😀
目次
- 目次
- ドスパラ公式サイト
- GALLERIAのコラボ240Hzゲーミングモニターについて
- GigaCrysta LCD-GC252UXB/GALの特長
- GALLERIA XA7C-R37について
- GALLERIA XA7C-R37のスペック
- GALLERIA XA7C-R37の外観
- GALLERIAXA7C-R37のPC内部
- GALLERIA XA7C-R37のベンチマーク
- ベンチマークを動かしてみた感想
- GALLERIA XA7C-R37で実際にゲームをプレイ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- 人気ゲームの推奨スペック
- GALLERIA XA7C-R37のカスタマイズ
- GALLERIA XA7C-R37レビューまとめ
- ゲーミングPCレビュー記事一覧
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
ドスパラ公式サイト
ドスパラ はゲーミングPCのネット販売で有名なショップです。他のドスパラで販売しているモデルのレビューでも前置きで触れていますが、私が初めてゲーミングPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。その後もドスパラではゲーミングPCやPCパーツ、ゲーミングデバイスなど沢山購入しています。
このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いゲーミングPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。
GALLERIAのコラボ240Hzゲーミングモニターについて
画像引用元:https://www.dospara.co.jp/5press/share_info.php?id=2354
ゲーミングPCブランド「GALLERIA」と株式会社アイ・オー・データ機器のゲーミングモニターブランド「GigaCrysta」がコラボをして生まれた240Hzゲーミングモニターが
『GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL』 です。価格は単体での購入が61,600円。「GALLERIA」ゲーミングPCと同時購入すると55,000円とお買い得になっています。
コラボ先の「株式会社アイ・オー・データ機器(IO DATA)」は私が長年愛用しているモニターのメーカーで、これまでに4枚購入しており、現在も購入して4年以上経過した2台が現役でバリバリ活躍しています。
GigaCrysta LCD-GC252UXB/GALの特長
- 240Hz液晶
※画像は「GALLERIA XA7C-R37」と「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」です。キーボードやマウス、クリーパーは付属しません。
GALLERIAのコラボゲーミングモニター「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」は1秒間に最大240コマまで表示可能な24.5インチのフルHDモニターです。一般的で安価なモニターは60~75Hzとなっており、どんなにPCのスペックが良く、ゲームが軽くても1秒間に60~75コマまでしか表示されません。ここ数年eスポーツの普及により144Hz液晶を購入される方も増えてきていますが、更に上の240Hzとなっています。私は普段60Hzの液晶でゲームやPC作業を行っており240Hz液晶は持っておらず、たまにレビュー機で240Hz液晶モニターや240Hz液晶搭載のゲーミングノート を触ると240Hzはすごいヌルヌルしていて全く違います😲
スマホのカメラで「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」液晶を撮影してみると
240FPSですとUFOの移動距離が僅かですが、120→60→30FPSと下がるほど、次に表示されるUFOの位置が遠くなっていることが分かりました。肉眼で映像を眺めていると高FPSほどなめらかで、FPSが下がるとカクカクに見えます。普段私は30FPSまでなSwitchと60FPSなPCモニターの両方でゲームを遊んでいますが30FPSしかでないSwitchはスペックの低さも相まってカクカクに感じるときがありますね。
もうひとつ60Hzと240Hzの違いをIODATAの公式サイトの画像で見比べてみましょう。
画像引用元:https://www.iodata.jp/ssp/lcd/gigacrysta/
スロー再生することで違いが分かりやすくなっています。60Hzは3コマしか表示されていないのに対して、240Hzですと12コマ表示されているので滑らかに感じます。他には映像がなくとも、簡単に240Hzと60Hz液晶を比較する方法がありまして、マウスを高速でぐるぐる動かすと240Hzの方がマウスの残像が多く見えます。
- リモコンで簡単操作
PC用モニターでリモコンがついている機種は始めて見ました😲
普通はモニターの端にボタンがあって、そこから色々設定を行うのですが、結構操作が面倒なんですよね。GALLERIAのゲーミングモニターならTV感覚で簡単に各種設定を切り替える事が出来ます。
例えば「Night Clear Vision」機能
洋ゲーなど一部のゲームでは暗い描写がほんとに凄く暗くて見えづらい事がありますよね。GALLERIAのゲーミングモニターならリモコンの1ボタンでゲーム画面を明るくできます。
他にもGALLERIAのゲーミングモニターには「エンハンストカラー」や「CREX」など映像に関する機能が充実しています。もちろん手動でPCやモニターの設定をいじることで、再現できる機能も含まれていますが、リモコンから手軽に変更できるのは便利です!
- 謎の専用物理スイッチ!
GALLERIAのゲーミングモニターには付属品として「謎のスイッチ」がついていました😲
なんとこのスイッチは押すことで「オーバードライブ バースト」が発動します😎
オーバードライブとは液晶の応答速度を高速化し映像のブレをなくす機能です。
画像引用元:https://www.iodata.jp/ssp/lcd/gigacrysta/
しかも通常のオーバードライブから更に限界まで応答速度を追求したのが「オーバードライブ バースト」です。オーバードライブLv3の時点で応答速度0.4ms[GTG]なのでそれよりも速度が速くなるんですね。グラフィックの再現性が犠牲になるようですが、グラフィック表現よりも応答速度の速さを重視される方は、高速応答でのゲームプレイが楽しめます。スイッチは機能の切り替えが可能で、音声のミュートなどを割り当てる事も可能でしたよ~
- ACアダプタがないのがステキ
私2020年に激安の24インチ・フルHD・144Hz液晶を購入したのですが、ショックだったことがありましてモニターなのにACアダプタが付いていたんです😂PC周りってどうしてもケーブル類でゴチャつきやすいのですが、ACアダプタが場所をとって邪魔に感じています。なので144Hz液晶は別の作業用で使う事にしてIODATAの60Hzを引き続き使用してきました。他にも私が購入した激安144Hz液晶はモニターの電源をいれてから使えるようになるまでやたら時間がかかるんですよね。IODATAなど有名メーカー以外の激安モニターは正直もう購入したくないです。
どうやら金額が高いゲーミングモニターでも電源内臓ではなく、ACアダプタ付きの製品があるようで、個人的な好みですがやっぱりPC周りはスッキリさせたいのでACアダプタがないモニターの方が好みです。
- 外観もかっこよくて高機能
外観もいい感じにかっこよくて、かつ高機能でした。例えばモニターの高さを簡単に変更できます。
背面の「GigaCrysta」はレインボーイルミネーションで綺麗に光っていました。
GALLERIAのコラボゲーミングモニター「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」は簡易的なモニターアームが付いているかのようにグイングイン色んな方向に動きます。
画像引用元:https://www.dospara.co.jp/5gamepc/cts_galleria_gigacrysta
なんと縦にもなりますよ~
ドスパラ公式サイトの【プレスリリース】 で 今回のコラボゲーミングモニターが発表された時からめっちゃ気になっていたのですが、私の勝手な予想を大きく上回るゲーミングモニターでした😀この後紹介するGALLERIAのゲーミングPCとSETで購入するだけで高性能なゲーミングモニターとゲーミングPCが揃う安心感がありますね。私のようにドスパラやGALLERIAが好きな方に非常にオススメ出来るのはもちろん、これからPCゲームデビューされる方で本格的なゲーミングモニターを探している方にもオススメです。
GALLERIA XA7C-R37について
※上記画像は2022/09/06時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するスペックや金額は記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。
今回レビューを行っているGALLERIA初のコラボゲーミングモニターは、ドスパラで販売されているGALLERIAゲーミングPCと一緒に購入する事でお買い得に購入できます。240Hzモニターの性能を発揮しやすくするため、今回は最新i7とRTX3070を搭載した高性能なゲーミングPC「GALLERIA XA7C-R37」も併せてお借りしたので、紹介致します。
「GALLERIA XA7C-R37」の注目ポイントは、新筐体によるデザイン面と冷却性能。そしてCPUとグラボに最新かつ高性能なパーツを採用している点です。
ドスパラ公式サイトで販売されているゲーミングPCは他メーカーと比べて出荷がとても早いのも特徴ですね!多くの機種が記事執筆日において「カスタマイズしても翌日出荷」となっており、かなりの早さです。
2022/09/06時点では、「GALLERIA XA7C-R37」には約4,000円ほどするマインクラフトの「 Java&Bedrock Edition for PC版」がついてくるモデルもあるので、よりお買い得になっています。
GALLERIA XA7C-R37のスペック
まずは今回レビューを行うゲーミンデスクトップPCのスペックを確認しましょう。
OSやゲームクライアントをインストールするストレージは高速なNVMeSSDが採用されています。ゲーム用で選ばれる事の多い容量である500GBではなく、2倍の1TB(1000GB)となっているので、複数のPCゲームを同時にインストールしたままにすることができます。
このモデルにはキーボードとマウスは付属していないので、お持ちのものを再利用するかカスタイマイズで追加しましょう。カスタマイズで追加可能なドスパラオリジナルキーボードとマウスは安いのに中々の品質です。
ドスパラに限らずBTOメーカーのゲーミングデスクトップPCはモニターSETと明記されていない限り、モニターはついていません。既存のモニターを再利用するかカスタマイズで今回レビューを行っている240Hzモニター「GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL」などを追加する必要があります。既存モニターを再利用する場合、接続コネクタが合うか製品ページのグラボ仕様欄の確認が必要です。
GALLERIA XA7C-R37の外観
スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。なんといっても2020年7月に7年ぶりにリニューアルされたPC本体ケースが注目ポイントです。私もすごく気になったので当時発表会に足を運んできました。
【PC正面】
以前のGALLERIAと比べると、かなり今風の洗練されたデザインに変わりましたね。前面のLEDライトによりゲーミングPC感が出ていいですね!LEDカラーは当初ブルーのみでしたがアップデートで色をカスタマイズできるようになりました。
USB端子やオーディオケーブルの挿し口などはPC正面上部に斜めで配置されています。斜めに配置したことでデスクトップをどこにおいても抜き差しが行いやすくなっています。
【PC背面】
PC背面は元々各種インターフェースが集まる場所なので旧筐体と比べてもデザイン面で大きな変更点は無いように感じます。
各種入力端子を確認してみると高速データ通信が可能なUSB3.2 Gen1ポートが前面に4つありますし、背面のUSBポートにはUSB 2.0 ×2 、USB 3.2 GEN1 ×3 、USB 3.2 GEN2 Type-A ×2 、USB 3.2 GEN2 Type-C ×1とかなり豊富です。
グラフィックボードの映像出力端子は(HDMI x1,DisplayPort x3)となっています。
上の写真の「使用不可シール」ですが、マザーボード直結の映像出力端子がシールで隠されています。ゲーミングデスクトップPCはグラボを搭載しているので、映像出力ケーブルはグラボに繋ぎます。間違って使用不可シールのほうで隠している箇所に差してしまうとグラボより性能の低いCPU内蔵のチップで映像が処理されるため画質やコマ数が大きく低下します。PC初心者の方が間違いやすいミスを防いでくれているのはすごくありがたいですね😀私も過去に間違ったことがあります😅
【側面】
サイドの片面は半分ほどクリアパネルになっており鑑賞性がアップしています。
【上部及び底部】
上部も大きく変更されており、一面メッシュ構造となっています。空気の流れとしては排気部分になるので、多少の小物であれば上に置く事も出来ますがメッシュ部分の大半をふさいでしまうような置き方は設計されたエアフローが乱れることになるので避けたほうが良い気がします。
PCの底部を確認してみると電源のFANが見えました。
電源FAN部分には取り外し可能なメッシュの網があるので写真のように簡単に取り外して清掃できますね!ここはホコリが溜まりやすい部分なので定期的に掃除しておきたいです。
各角度から外観をチェックすると吸排気口が豊富にあり、PC内部に熱がこもりにくくなるよう設計されていることが分かりますね。公式サイトにもエアフローをアピールする記述がありました。
※ドスパラ公式サイトより画像引用
はっきり申し上げて以前のGALLERIAシリーズと比べるとデザイン面で大きく向上していて今風のモダンなデザインとなっていると感じました。前面LEDによりゲーミングPC感が出ていますし、旧モデルであればデザイン性では他社に分があるかなと思っていたので過去のレビューではそのような記述をしたこともありますが、新筐体はデザイン面からもオススメ出来ます!
※ドスパラ公式サイトより画像引用
GALLERIAXA7C-R37のPC内部
【サイドパネルを外した状態】
背面の大きな黒いねじを外してサイドパネルを横にずらすとPCの内部が確認できます。
ゲーミングPCの中身をみているとなんかワクワクしてきますね😃
ケーブル等はきれいに束ねられていました。以前のGALLERIAと比べるとかなりスッキリしていますね!なぜここまでスッキリしたかというと、前方にあった5インチベイが一つだけになり、3.5インチベイも位置が下部に変わり5スロットから2スロットになったためです。
【以前のGALLERIA PC内部】
以前のGALLERIAケースと比較すると分かりやすいですね。5スロットもあった5インチベイは元々需要が少なく有効活用するにはややマニアックな使い方が必要でした。
しかも購入から数年後に最新のグラボへ入れ替えるときに3.5インチベイがあるせいで、冷却性能に優れた横広の3連FANグラボが入らない可能性が高かったので、購入後の視点から見ても内部レイアウトの変更はありがたいです。
3.5インチベイもSSDの大容量低価格が年々進んできたことと、近年SSDは従来のSATA接続ではなくマザーボードに直付けする、より高速なNVMe SSDが普及してきたので大量の3.5インチベイは必要ではない方が増えてきたのです。
【グラボ】
ドスパラで販売されているゲーミングPCではPalit製のグラボが主に搭載されています。
(今回は珍しくASUSのグラボでした)
ドスパラがPalit製グラボの国内で唯一の正規代理店となっており販売店でもあるため[輸入代理店⇒販売店間]のマージンがなく安価にグラボをユーザーに提供できる仕組みになっています。ドスパラで販売されているデスクトップゲーミングPCのコスパが良いのもこの仕組みが関係ありそうですね!
【CPU】
CPUを冷却するためのCPUクーラーは安すぎて冷却性能が低いクーラーや標準搭載品ではなく、静かでよく冷える高性能CPUクーラーに交換されており、パソコンの静音化に貢献しています。他社のゲーミングPCでは、i7-12700を搭載しているにもかかわらず、かなり小さいCPUクーラーが取り付けられていてCPUベンチマーク実行時に冷却できずスコアが結構低下していたゲーミングPCもありました。初心者の方は気づきにくい部分ではありますがドスパラで販売されているゲーミングPCブランド「GALLERIA」では、しっかりこだわっているので安心です。
GALLERIA XA7C-R37のベンチマーク
次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最も使用者の多い2世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPCと1世代前にアッパーミドルとして人気だったグラボRTX2070SUPERを搭載したPCのスコアを掲載します。
解像度は全て1920x1080です。
【比較PCスペック】
1.AMD Ryzen7 1700X,GTX1060 6GB,メモリ16GB (2017年モデル)
2.Intel i7-10700,RTX2070SUPER ,メモリ16GB(2020年モデル)
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。結果は「12873」というスコアでした。2世代前のミドルレンジグラボで現在使用者が最も多いGTX1060 6GBのスコアと比べると約3倍ほどスコアが高いので圧倒的な性能差となっています。更に1世代前のRTX2070SUPERと比較してもかなりスコアがアップしています。
- GTX1060…4423
- RTX2070S…9742
【FF14ベンチマーク】
FF14の暁月のフィナーレ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームや最新ゲームでも平均より軽いゲームはGALLERIA XA7C-R37のスペックだとフルHDの60Hz液晶ですと最高設定画質でも性能を持て余すほど、快適に遊ぶことが出来ます。
- GTX1060…10001
- RTX2070S…17610
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。GALLERIA XA7C-R37のスコアは1万越え!の12074となっており、BF2042、RDR2そしてCyberpunkなどの重たい部類のゲームでも一般的な液晶の解像度であるフルHDの場合、最高設定で快適に遊ぶ事ができます。
- GTX1060…4791
- RTX2070S…10128
【SteamVRベンチマーク】
「GALLERIA XA7C-R37」はPC用最新VRヘッドセットで推奨グラボとして指定されるGTX1070を大きく上回っています。通常のPCゲームより重たくなる傾向にあるVRゲームも快適に遊べるのは嬉しいですね!(ものすごく重たいシミュレーターゲームであるMicrosoftフライトシミュレータのVR版は厳しいです。)
【SSDベンチマーク】
このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。
GALLERIA XA7C-R37ではストレージに通常のSSDより更に高価で高速なNVMeSSDを採用しています。PCゲームでのNVMeSSDの恩恵は起動時やロード画面がHDDと比べて大幅に短縮される点です。
SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。
【一般的なSSD】
【一般的なHDD】
一般的なSATA接続のSSDと比べても、GALLERIA XA7C-R37に搭載されているNVMeSSDはスコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。
ベンチマークを動かしてみた感想
GALLERIA XA7C-R37は一般的な推奨スペックなPCゲームはもちろん、重たい部類のゲームでも最高設定で快適に遊べるベンチマークスコアでした。ベンチマーク中の騒音量は、一般的な騒音量で最大53.2dBとなりました。
私はGALLERIA XA7C-R37に搭載されている高性能グラボ「RTX3070」が発売された初日にドスパラで並んで購入しましたが、重たい最新ゲームも遊べてかなり満足しています。売れ筋の最新ミドルレンジグラボRTX3060よりグレードが二つ高く、性能差もかなりあるので長い期間愛用できそうです。
GALLERIA XA7C-R37で実際にゲームをプレイ
せっかく最新のゲーミングPCと240Hzモニターをお借りしているので、実際にPCゲームをいくつか遊んで1秒間のコマ数を測定してみました。解像度は全てフルHDです。DLSSは明記していない限り使用していません。
eスポーツ系など平均より軽いゲームを遊ぶ場合はGALLERIAのコラボゲーミングモニターの240Hz液晶の性能をフルに発揮できますね😀!
かなり重たい部類のゲームであるCyberpunk2077も遊んでみましたが、レイトレ(リアルな光源処理を行う代わりにグラボへの負荷がかなり高くなる)をウルトラにしてもフルHD解像度であれば平均60FPSを大きく超えていました。RTX3060やRTX3050では重たいゲームでレイトレをONにすると快適なFPSは出せないので、さすがRTX3070という高価なグラボを搭載しているだけあってパワフルですね。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回GALLERIA XA7C-R37のレビューを行いましたが、ドスパラで販売されているゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は20万1671円(税込)となりました。
モニターなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
15万円~24万円付近でミドルレンジからRTXグラボを搭載したハイスペックよりなゲーミングPCが人気のようです。
人気ゲームの推奨スペック
2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。
※赤文字のタイトルはメモリ12GB~16GB推奨
上の表を見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1660を搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。
但し推奨スペックというのはフルHD(1920x1080)解像度のモニターでゲーム内画質を中程度にした場合60FPSが出る目安となる事が多く、ゲーム内画質を最高設定にすると推奨スペックに記載されているPCスペックでは性能が足らない場合があります。
これまでPS4と同時発売されるタイトルはGTX1060が推奨スペックとなる事が多かったのですが、2021年秋以降はPS4より格段に性能がアップしたPS5やXbox seriesX/Sが登場し、それらの最新家庭用ゲーム機と同時にPCでも発売されるゲームタイトルは推奨スペックがGTX1660以上になることが多いです。
もし予算が許すのであればGTX1660ではなく例えば今回レビューを行っているPCに搭載されているRTX3070やRTX3060以上を搭載したゲーミングPCを選んでおいたほうが良いと感じます。
GALLERIA XA7C-R37のカスタマイズ
GALLERIA XA7C-R37はカスタマイズなしでもバランスの取れた構成となっています。高額な買い物ですから、延長保証に加入したりセーフティサービスに加入してもよいですね。他には動画や画像を大量に保存したい方はHDDを追加しておくとよいでしょう。
ここ数年eスポーツの隆盛により、PCやPCパーツの知識が一定以上あるコアゲーマーだけでなく、これからPCゲームを始めようとする方が増えているように感じています。PCゲームを快適に遊ぶには購入後に様々な設定が必要です。PC知識がある方は問題なくこなせますが、経験がない方は途中でつまづいたり、時間がかかってしまう事も…。
ドスパラではゲーミングPC購入時にオプションで面倒な設定を代行してくれるサービスをゲーミングPCの「構成内容を変更する」を変更するボタンから「3サービス」欄にて追加出来ます。
設定項目の単語(Microsoft Visual C++のインストール)などを見て、よく分からないなぁという方は代行サービスを利用されたほうが安心だと思います。
カスタマイズで思い出したのですが、私は2022年にドスパラ公式サイトでゲーミングデスクトップPC用のキャスター付きワゴンを購入しました
キャスターの転がりがフローリングだとやや悪いですが、めっちゃ便利なのでオススメです。ゲーミングデスクトップPC用のキャスター付きワゴンはGALLERIA XA7C-R37の製品ページにある「構成内容を変更する」から追加できます。
GALLERIA XA7C-R37レビューまとめ
今回実機レビューを行ったGALLERIA初のコラボゲーミング240Hzモニター『GigaCrysta LCD-GC252UXB/GAL』 と【GALLERIA XA7C-R37】 は、本格的なゲーミング環境をお求めの方に非常にオススメです。プレイ人口が多く人気ゲームジャンルとなっているeスポーツ系やバトロワ系のゲームは240Hz液晶の性能をフルに発揮できますし、RTX3070以上を搭載したゲーミングPCと併せて購入する事で重たい部類のゲームも最高設定で遊べるので、最新の大型ゲームを遊びたい方にオススメです。
ゲーム用途のほかには、動画のエンコードやゲーム配信そしてクリエイティブソフトなどPCで行う高負荷な作業も快適にこなすことが可能です。
eスポーツが盛り上がっているので144Hz液晶は以前と比べて普及が進んでいますが、高級な240Hz液晶をもっているゲーマーの方はまだ少なく、普段60Hzの液晶でPCゲームを遊んでいる私としてはGALLERIA初のコラボモニターを所有できる方が正直羨ましいです😣
「GALLERIA XA7C-R37」は新筐体のデザイン性だけでなく冷却性や利便性も大きく向上していたので、外見もスペックもカッコいい最先端のゲーミングデスクトップPCを購入したいなら是非オススメしたいです。一括購入は予算が厳しい方でもドスパラでは手数料0円の分割払いが可能です。
そのほかにも様々なモデルがあるドスパラをチェックしてみてみましょう!
【ドスパラ公式サイト】
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