2017年11月3日にPC版のCOD:WW2がSteamより発売されランキング上位になっています。PC版の推奨スペックを確認してみましょう。
2017/11/20 作成
2019/11/21 最新情報に更新
目次
- 目次
- COD最新作はこちら
- PC版 推奨動作環境/最低スペック表
- CoD新作Black Ops Cold Warの推奨スペック解説記事はこちら
- COD:WW2の推奨動作環境・スペック解説
- 推奨スペックまとめ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- オススメゲーミングPCメーカー
- 2019年版ゲーミングPC考察
- 週間人気記事ランキング
COD最新作はこちら
PC版 推奨動作環境/最低スペック表
※必要動作環境とはゲームが起動できるかどうかというレベルです。必要動作環境を満たしているからといって、快適に遊べるわけではないので注意して下さい。
CoD新作Black Ops Cold Warの推奨スペック解説記事はこちら
COD:WW2の推奨動作環境・スペック解説
COD:WW2の推奨動作環境について詳しく解説していきます。
OS
OSはVistaでなければOKです。VistaのPCは発売が終わってから7年近く立っているので、ゲーム用途としては、それ以外のスペックも含めてかなり厳しいでしょう。Vistaの方は買い直しをオススメします。今新しく購入するとなるとWindows10になりますね。
HDD
HDDの容量は90GBが必要と昨今のオンラインゲームと比較すると多めの容量が必要となります。最近の3Dオンラインゲームはクライアントの容量が数十GBするのが当たり前なので、SSDの場合は240GB以上の大容量のモデルを選んでおくと良いでしょう。SSDだとロード時間やゲームの起動時間が大幅に短縮されます。
CPU
CPUはIntelから2011年に発売されたi5シリーズとAMDから2017年に発売されたRyzen5が明記されています。Intelの方はかなり古めのCPUです。現行のi5で7000番台か8000番台であれば確実に推奨スペックより性能が高いといえます。
AMD RYZENの方は2017年に発売されたばかりのモデルですので比較が容易です。RYZEN5 1400以上の製品であればOKです。
COD:WW2はCPUの要求スペックが高くないゲームですので、新しくゲーミングPCを買いなおす予定の方でAMD RYZENをチョイスしようとしている方はRYZEN7シリーズを選んでおくと他の最新ゲームの快適に遊べる可能性が高くなりますよ。
RYZENシリーズは5より7シリーズの方がIntelの同等製品と比べた時にコスパが良いですしね。
メモリ
現在使用しているPCのメモリ容量のチェック方法は「Ctrl」「Shift」「Esc」の3つのキーを同時に押すと起動する「Windowsタスクマネージャ」で確認します。
左下の「物理メモリ」の合計項目がPCのメモリ量です。この画像だと16,359となっているので16GBですね。(表示はMBなのでGBへの変換は1000分の1してください。)
メモリの最低動作環境が8GB。推奨が12GBと、かなりのメモリが必要です。PCに搭載されているメモリの確認は上の画像の「物理メモリ」の合計部分を参照して下さい。
価格の安いPCや昔のPCはメモリが4GBの可能性があるので、必ずチェックしておきましょう。
メモリはPC初心者でも、最も簡単に増設できるパーツですので、自身が使用しているPCに合うメモリやメモリ増設の仕方をググったりすれば比較的簡単に容量を増やすことが出来ます。メモリだけスペックを満たしていなければご自身での増設も検討してみましょう。
ちなみに12GBという数値はスペックとして中途半端なので、推奨スペックを満たしたい場合はメモリを16GBにしましょう。
グラボ
公式の推奨環境で指定されているのはGTX970とGTX1060なので最新及び1世代前のミドルレンジグラボを指定していますね。
最新グラボのGTX1000シリーズですとGTX1060(単体価格28,000円前後)もしくはGTX1070(単体価格:47,000円前後)が搭載されているゲーミングPCが良いでしょう。
※GTX1060はメモリが「3GB」と「6GB」のモデルがあります。価格差で5,000円程度違いますので、必ず確認しましょう。推奨スペックは6GBモデルを指定しています。
推奨スペックまとめ
2017年に発売された他のPCゲームと比較すると、メモリとHDD容量の要求値が高くなっています。そのかわりCPUの性能はあまり必要としないようで、グラボに関しては標準的な要求スペックとなっています。HDDの容量はともかく、安めのゲーミングPCを購入していた場合、メモリ容量がネックになってきそうです。メモリ項目の所でも触れましたが、メモリの増設は比較的簡単にできますのでメモリだけスペックを満たしていないのであればググったりしてご自身で増設してみてもよいのかもしれません。
新しくCoD:WW2の推奨スペックを満たすゲーミングPCを購入する場合ですが、
【コスパ重視】
- CPU :Ryzen5 2600
- GPU :GTX1660Ti 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :256GB + 1TB HDD
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B350
ゲーミングPCで有名なドスパラ は、ゲーミングPCメーカーの中でコスパに優れるメーカーです。このブログでも度々比較してきましたが、コスパ1位の常連です。
10万円以下のモデルでは【ガレリアRT5】 のコスパが非常に優秀ですね。
このモデルは特価モデルとして人気を集めていた機種の後継モデルで、価格は据え置きのままグラボがGTX1060 6GBから最新グラボのGTX1660Tiになり、更に2019年10月には価格が3千円下がりました。GTX1660TiはGTX1070を上回る性能となっており、価格を抑えながらも優秀なスペックとなっています。
現在発売されているPCゲームのほぼ全てを中設定~高設定以上で遊べるコスパ抜群のゲーミングPCです。
【コスパ重視2】
- CPU :i7-9700
- GPU :GTX1660Ti 6GB
- メモリ :16GB
- SSD :512GB + HDD 1TB
- 電源 :500W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B365
ゲーム配信を行いたい場合はCPUの性能が高くないと配信画質が悪くなったり、ゲーム内の設定を下げないとPCが重たくなってしまうので、CPU性能が高いIntel i7かAMD Ryzen7を選びましょう。
同じくドスパラ ですと税抜き12万を切る価格(モニタなし)で購入できます。【ドスパラ人気ランキング2位モデル】
このモデルにはマインクラフトのマスターコレクション(6480円相当)がついてくるのでよりお買い得です。CPUの性能が高いと、数年後にグラボだけ新しいモデルに入れ替えた際にCPUがボトルネックになりにくいので長期的な目線だとミドルレンジグラボを搭載したモデルでもCPUの性能がある程度高いほうが良いですね。
【スペック・快適性重視】
- CPU :i7-9700
- GPU :RTX2060 SUPER 8GB
- メモリ :8GB
- SSD :500GB + HDD 2TB
- 電源 :650W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B365
2019年7月に発売された最新グラボRTX2060SUPERを搭載した構成です。RTX2060SUPERはRTX2070と同等の性能となっています。
【ドスパラRTX2060SUPERモデル】 が15万円を切る価格で販売されています。2018年秋頃までドスパラ
で人気1位だったGTX1070Ti搭載モデルが16万8千円だったので、この1年でかなりコスパがよくなっていますね。予算が許すのであれば、カスタマイズでメモリを16GBにするとバランスがよくなります。
【よりハイスペックな構成】
- CPU :i7-9700K
- GPU :RTX2070 SUPER
- メモリ :16GB
- SSD :500GB + HDD 2TB
- 電源 :650W静音電源 80PLUS BRONZE
- マザボ :B365
2019年7月に発売されたばかりのRTX2070SUPERを搭載した構成です。この構成までスペックが高まると数年間は最新ゲームがかなりの高設定で快適に遊べますし、今話題のVRゲームなども満喫できます。
同じくコスパの良いドスパラ で探してみるCoD:MWがバンドルされた【人気1位モデル】
が税抜き16万5千円を切っています。発売されたばかりのグラボを搭載して全体的なスペックが高いにもかかわらずこの価格で販売されているのはすごいの一言です。RTX2070SUPERはRTX2070より10%ほど性能が高くGTX1080Tiに匹敵する性能なので、かなりハイスペックです。またレイトレーシングという新しい画像処理機能を搭載しており対応ゲームのグラフィックがよりキレイになります。直近で有名なタイトルだとBF5やCoD:MWなどが対応しています。
この機種は私も実際は触ってみましたが、高性能なスペックに相応しい快適な動作でしたよ。
【価格を抑えたエントリー向けノート】
- CPU :i5-9300H
- GPU :GTX1650
- メモリ :8GB
- SSD :512GB
ゲーミングノートPCでこの価格まで抑えてるのはすごいですね!
【ガレリアGCR1650GF】 はCPUに最新i5を搭載することで価格を抑えることに成功しています。グラボが高性能なRTXシリーズではないのでCPUがi5でもボトルネックになりません。最新の重たいPCゲームは中設定以下でプレイすることになりますが、数年経過しているゲームやE-sports系の軽いゲームであれば高設定でもかなり快適に遊ぶことが出来ます。ライトゲーマーや学生にオススメできるゲーミングノートですね。
私も実際に触ってましたが、最新i5を採用することで消費電力が少なくなり、ノートPCの欠点の一つである冷却FANの音がうるさくなる問題もある程度緩和されていました。
【ハイエンドゲーミングノート】
- CPU :i7-9750H
- GPU :RTX2070 MAX-Q
- メモリ :16GB
- SSD :1TB
ゲーミングノートPCを選ぶ場合、予算が許すのであればハイスペックなモデルを選ぶ事をオススメします。理由としては購入後にCPUやグラボの交換が出来ず数年後にゲームタイトルの推奨スペックが上がってきてもアップグレード出来ないためです。ですので、購入時点である程度高いスペックを購入しておくことで長く最新ゲームを快適に遊べるようにしたいですね。メモリを16GBにしておくとバランスが良くなります。
ドスパラではINTELと共同開発した【新作ゲーミングノートPC】 が人気となっています。ブランドもの(例えばMSIやASUS,DELL)などで同等スペックのゲーミングノートを購入しようとすると27万~30万円ほどするのでハイスペックでありながらも価格が抑えられたモデルとなっています。
こちらの機種も実際触ってみました。
INTELコラボの新モデルは価格を抑えた【GTX1660Tiモデル】 もあるので、チェックしてみましょう。
みんなのゲーミングPC購入価格
いくつかのゲーミングPC構成パターンを紹介しましたが、PC構成の幅は広いですし予算との兼ね合いでどれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われますので参考までにみんなのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は18万9066円(税抜き)となりました。RTXグラボ発売前の半年間で集計した時は18万2800円だったので、最新グラボに乗り換えた方が平均価格を押しあげているようです。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっていると思われるので比較的ハイスペックな構成が人気のようです。
オススメゲーミングPCメーカー
最近の3DオンラインゲームはCPUにi5かi7。グラボはGTX1060が一般的でGTX1070やGTX1660を推奨動作環境に指定してくるタイトルも増えてきました。ゲーミングPCの買い直しや新規購入を検討されている方は、こちらのメーカーがオススメですよ。
ドスパラ
コスパNo.1メーカー。5社で似たようなスペックを比較すると大抵ドスパラの機種がコスパNo.1になります。
マウスコンピューター
PCケースに力をいれているメーカー。
パソコン工房
ときおりドスパラよりもお買い得なモデルがあるPC工房。ノートPCのコスパが良い傾向にあります。
フロンティア
セール品のお買い得度が高い。通常製品を選ぶ価値はあまりないかも。「○○ゲーム推奨PC」といった製品が多いがそのゲームのおまけがついてきたり、そのゲームが快適に遊べますよという事なので、お買い得な製品があれば、そのゲームを遊ぶ予定がなくても購入して問題ないです。
サイコム
徹底的にカスタマイズにこだわりたい方や、マザボや電源など各種パーツの製品名まで指定したい方などPC製品の知識がある方向けです。
ドスパラ以外のメーカーを比較したい場合
スペックに対する価格を重視するとドスパラの製品が優秀なので、オススメPCとしてはドスパラのゲーミングPCを中心に紹介してきました。他のメーカーも気になる方は、こちらの比較記事をご覧ください。
2019年版ゲーミングPC考察
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