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ゲーミングPC大手のドスパラで販売されているゲーミングPC「ガレリアRJ5」の貸出機をお借りして実機レビューを行いました。PCの外観/内観写真を始め、スペックやベンチマークテストそしてカスタマイズにも触れています。価格を抑えたゲーミングPCの購入を検討されている方必見です。
2019/08/05 作成
目次
- 目次
- ドスパラ公式サイト
- ガレリアRJ5について
- ガレリアRJ5のスペック
- ガレリアRJ5の外観
- ガレリアRJ5のPC内部
- ガレリアRJ5のベンチマーク
- ベンチマークを動かしてみた感想
- スマホゲームをパソコンで遊ぶためのPCとしてもオススメ
- みんなのゲーミングPC購入価格
- 人気ゲームの推奨スペック
- ガレリアRJ5レビューまとめ
- ゲーミングPCレビュー記事一覧
- 週間人気ゲーミングPC記事ランキング
ドスパラ公式サイト
ドスパラ はゲーミングPCのネット販売で有名な会社です。私が初めてゲーミングPCを購入したのもドスパラでした。2008年の事なので、もう10年以上昔ですね。9800GTXグラボを搭載したモデルを購入したのを覚えていて、2011年まで愛用していました。このブログを始めてからは度々ドスパラと他社と比較してきましたがスペックに対して価格が抑えられている傾向にありコスパの良いゲーミングPCがそろっています。販売台数が多い分、1台当たりの利益が少なくても成立するのかなと想像出来ます。
ガレリアRJ5について
※上記画像は2019/08/05時点で取得しています。スペックや金額等は変更される可能性がございます。以降で記載するガレリアRJ5のスペックは記事作成時の情報ですので、ご検討の際は改めて公式サイトをご確認下さい。
公式ページ:【ガレリアRJ5製品リンク】
リーズナブルなゲーミングPC向けを求める方向けの構成となっています。公式のレビューを見ても他社と比較したコスパの良さを評価して購入した方のコメントがありました。
ガレリアRJ5のスペック
まずは今回レビューを行うガレリアRJ5のスペックを確認しましょう。
グラボは2019年3月に発売されたばかりのGTX1660が搭載されています。GTX1660は性能的にGTX1060 6GBとGTX1070の中間にあたる性能です。既存PCゲームの大半は推奨グラボがGTX1060以上となっているので、中画質以上でほとんどのゲームを遊ぶことが可能になります。
CPUはコスパの良さでここ数年人気が高まっているAMDのRyzen 5を採用しています。リーズナブルな価格を抑えたモデルにも関わらずストレージにSSD+HDD構成を採用しているのも高評価ですね。
このモデルにはキーボードとマウスは付属していないので、お持ちのものを再利用するかカスタイマイズで追加しましょう。カスタマイズで追加可能なドスパラオリジナルキーボードとマウスは安いのに中々の品質です。
ドスパラに限らずBTOメーカーのゲーミングデスクトップPCはモニタSETと明記されていない限り、モニタはついていません。既存のモニタを再利用するかカスタマイズでモニタを追加しましょう。既存モニタを再利用する場合、接続コネクタが合うか製品ページのグラボ仕様欄の確認が必要です。
ガレリアRJ5の外観
スペックを把握した所で、次はPC本体の外観をチェックしましょう。
【PC正面】
PC正面にはUSBとSDカードのコネクタ、電源スイッチなどがあって、ドスパラのゲーミングPCブランドロゴ「GALLERIA」のプレートがキラリと光っています。
【PC背面】
USB端子の数は正面に2個、背面に6個と豊富ですね。グラボの出力端子は「HDMIとDVI及びDisplayPort」になっています。
【側面】
側面は一部がメッシュ構造になっており、PC内部に熱がこもりにくいようになっています。
【上部及び底部】
上部と底部はシンプルな構造になっています。
ガレリアRJ5のPC内部
【サイドパネルを外した状態】
背面の大きな黒いねじを外してサイドパネルを横にずらすとPCの内部が確認できます。ケーブル等はきれいに束ねられていました。電源のメーカーは購入タイミングで変わるかもしれませんが、今回のレビューで借りた製品はAcbel製の電源が採用されていました。
ドスパラのゲーミングPCではPalit製のグラボが採用されています。ドスパラがPalit製グラボの国内で唯一の正規代理店となっており販売店でもあるため[輸入代理店⇒販売店間]のマージンがなく安価でグラボをユーザーに提供できる仕組みになっています。ドスパラのデスクトップゲーミングPCのコスパが良いのもこの仕組みが関係ありそうですね!
ガレリアRJ5のベンチマーク
次はベンチマークの結果を報告します。比較対象として現在最もシェアのある1世代前のグラボGTX1060 6GBを搭載したPCのスコアを記載します。このPCは2017年秋に約18万円で購入しました。
解像度は全て1920x1080です。
【比較PCスペック】
1.Ryzen7 1700,GTX1060 6GB,メモリ16GB
【3DMark TimeSpy】
3DMark TimeSpyはDirectX12で動作するため最新ゲームをプレイする上で参考になるベンチマークです。現在最も使用率の高いGTX1060を上回るスコアになりました。
- GTX1060…4423
【FF14ベンチマーク】
FF14の漆黒のヴィランズ最新版ベンチマークも回してみました。FF14などの発売から年数が経過しているゲームはガレリアRJ5のスペックでも快適に遊べます。
- GTX1060…10001
【FF15ベンチマーク】
FF15は負荷の高いゲームとして有名ですね。FF15やBF5、Anthemなどの重たい部類の最新ゲームは設定を下げてプレイする必要があります。FF15のベンチマークではソフトに他のグラボとの比較機能が付いていますので見てみましょう。
2世代前のハイエンドグラボGTX980を上回るスコアです。FF15のスコアをみるとGTX1070とGTX1060 6GBの中間性能に位置するグラボというのが分かりやすくスコアに表れています。
【SSDベンチマーク】
このベンチマークではストレージの読み書き速度を測定しています。数値が大きいほど高速です。
ガレリアRJ5ではストレージに通常のSSDを採用しています。SSDはHDDと比べるとかなり読み書きが高速となっているので比較してみましょう。
【一般的なHDD】
一般的なSATA接続のSSDと比べると、スコアがかなり高いことが分かりますね。SSDでのPC動作を体験したらHDDのパソコンは遅すぎてイライラしてしまうほど快適ですよ。
ベンチマークを動かしてみた感想
ガレリアRJ5は軽い部類のゲームであれば非常に快適に遊べるスペックとなっています。例えばLoLやFORTNITE、Rainbow six siege、Dead by Daylightなどロングヒットを記録しているゲームなどが挙げられます。BF5やモンハン、FF15などの重たいゲームは最高設定で遊ぶのは難しいため中設定以上で遊べるスペックです。
ベンチマークのスコアを2017年に購入したGTX1060 6GB & Ryzen7のPC(約18万円)と比較するとスコアで上回っておりガレリアRJ5は税込みでも約10万円なのでコスパ的には非常に優秀な事が分かりました。
スマホゲームをパソコンで遊ぶためのPCとしてもオススメ
Androidスマホで遊べるゲームやアプリはPC上に仮想Androidエミュレータ(NOXなど)をインストールする事によりパソコンで快適に遊ぶことが出来ます。AndroidエミュレータはPCのスペック(CPU・メモリ・グラボ)を使うのでゲーミング用途ではないPCでは動作が重たくなってしまいます。軽いPCゲームであればガレリアRJ5でもPCゲームで遊びながらスマホゲームをPCで起動可能です。
【ガレリアRJ5にてAndroidエミュレータを3つ起動した状態】
Androidエミュレータ専用として利用する場合はガレリアRJ5だと3~4の仮想AndroidをPCで同時起動できる(PCゲームを同時に起動しない場合)ので、別々のスマホゲームを同時に遊んだり、お気に入りのゲームを複数アカウントでプレイする事で他人より有利に遊ぶことが出来ます。(例えばサブアカウントでゲーム内アイテムやゲームマネーを稼いでメインアカウントに集めるなど)
スマホゲームをPCでプレイするメリットはその他にも
- スマホで他の事が出来る
- スマホの電池が消耗しない
- Androidエミュレータの便利機能で簡単な操作であれば自動化できる
などがあります。私もスマホのMMORPGゲームはゲーミングPCで遊んでいます。NOXでより多くのAndroidエミュレータを起動したい場合、ガレリアRJ5のスペックだとメモリ8GBがボトルネックになってくるのでメモリを16GBにすると更に多くの仮想スマホをPC内に起動可能です。ゲーミングPCとしてもメモリ16GBにしておけば、より複数のソフトやアプリを起動できますので、予算が許すのであればメモリを16GBにしておきましょう。
みんなのゲーミングPC購入価格
今回ガレリアRJ5をレビューしましたが、ドスパラのゲーミングPCモデルは価格やスペックの種類が豊富なので、どれくらいのスペックにするか悩まれる方も多いかと思われます。参考までに皆さんのゲーミングPC購入価格を調べてみました。
ゲーミングPCの平均購入価格は16万2023円(税込)となりました。平均購入価格はeスポーツの普及により若年層の購入が増えているため3年ほど前と比べると3万円ほど下落しています。
モニタなどの周辺機器や延長保証などが含まれている場合もあり、カスタマイズ前の基本価格より購入価格の平均は若干高くなっています。
20万円未満でRTXグラボを搭載したハイスペックよりの構成が人気のようです。
人気ゲームの推奨スペック
2018年以降に発売された大型タイトルや以前からロングヒットを続けているタイトルの推奨スペックをまとめてみました。
これを見るとCPUにi7(ryzen7)。グラボにGTX1060 6GBを搭載しておけば大抵のゲームは推奨スペックを満たせることが分かりますね。重たい最新のPCゲームを高画質で遊びたい場合はガレリアRJ5だと性能不足になってしまう点は認識しておきましょう。
ガレリアRJ5レビューまとめ
最新グラボGTX1650を搭載したエントリー向けの【ガレリアRJ5】 は、最新ゲームを高画質で遊ぶには若干性能不足ですが、ロングヒットを記録している軽めのゲームであれば快適に遊ぶことが出来ますし、ほぼすべてのゲームを画質中設定以上で遊ぶことが可能です。価格を抑えつつもコスパの良いゲーミングPCが欲しい方にオススメです。
また、スマホゲームをPCで快適に遊ぶ用途としても適しており、PCゲームとスマホゲームの両方を遊ぶ方にも向いていますね。
最新ゲームをより高画質で遊びたい場合は、人気1位の【ガレリアXF】 がオススメです。そのほかにも様々なモデルがあるドスパラをチェックしてみてみましょう!
【ドスパラ公式サイト】
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