日本最大手の取引所「Bitflyer」に誤発注などによる価格急変を防止するサーキットブレーカー機能が2017年06月12日より実装されました。
目次
bitFlyer公式サイト
サーキットブレーカー機能解説
「サーキットブレーカー」とは誤発注や一時的な需給関係の乱れ等から発生する相場の混乱により短期間で大幅な異常値動きが発生した場合に取引を一時中断する機能です。
発動条件
|
制限値幅の範囲外における価格での約定が見込まれる発注が行われた場合
|
適用サービス
|
・Lightning 現物 (BTC/JPY)
・Lightning 現物 (ETH/BTC)
・Ligntning FX
・Lightning Futures
・ビットコイン取引所
|
基準価格
|
10 分前の約定価格
|
制限値幅
|
基準価格の上下 20%
|
中断時間
|
約 5 分間
|
再開方法
|
中断時間経過後、板寄せ方式により取引を再開
|
公式説明URL:https://lightning.bitflyer.jp/docs/circuitbreaker
これでCoincheckで起きた1BTC=90万円のロールバック事件やZaifでの50万円事件などに巻き込まれる事は今後bitFLyerで起こる確率がかなり低くなりますね。但し発動条件がかなり厳しい(現在価格が30万だとしたら10分以内に1BTC24万か36万にならないと発動しません。)ので数百BTC単位の大幅な注文ミスが起こらない限り発動することはないでしょう。